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2010/03/18 (Thu) 声をあげてはじめてひとりじゃない ? 解離性同一性障害 ?

美鳥の講演会のご案内@東京5月(近日、申し込み受付開始します)

現在、4人目のカウンセラーのもとに通っています。

ブログを休止したり、更新が止まっている間にカウンセラーをかえました。
経緯について書くことが苦痛で、また治療の間に起こったさまざまなことに混乱し続けて最近までやって来たので、ブログには書いていません。

このブログを書いている私<美鳥>の時間が、解離性障害の症状が悪化したことで著しく損なわれていたのも理由です。

コントロールできない時間の喪失は、物理的にも精神的にも大きなダメージです。


今日、カウンセリングに行ってきました。

リラックスして話していたつもりだったのですが、次に気がつくとカウンセリングルームのカーペットの上でした。
カウンセラーの先生から説明を受けたところ、2人と交代したようです。

一人は、日常的に私と割合に近い距離にいる子供の人格。自称6歳。前のカウンセラーからも聞いていましたが、どう見ても12歳くらいに見えるのに本人が6歳と答えるのか不明です。とにかく今日、先生に自分は6歳だと答えたそうです。
カウンセリングルームに置いてあるパキラの植木鉢の葉を食べたそうです。
確かに私が戻ったときには、舌の上に強烈な薬草のような苦味が残っていました。


もう一人は、性別は男性です。
この人物について、私は認識していますが殆ど口にしたくありません。
彼についてに限らず、私は私の中にいるひとたちのプライバシーについて考えると何をどこまで書いていいのか分かりません。私が逆の立場なら、いい気がしないことは確かなので慎重でいたいのです。

彼は、カウンセラーの言葉を借りるなら「反社会的」「非常に怒っている」人物です。暴力的で猟奇的です。
いつも上下の白い服を着ています。私も他の人格(と呼ぶのが妥当なのか私は今だ迷っています)も恐らく会話が不可能です。そこにいても近づくことができません。


こういった話題を、私はブログで避けてきました。
ごく一部のとても親しい友人少数だけがこれまで知っていました。
それから、同じ症状を持つ友人。


ブログに書かなかったのは、前述したプライバシーについて考えあぐねていたことが一つ、
もう一つ最大の躊躇の理由は「理解されないだろう」という不安、恐怖です。


解離性同一性障害(DSM??)もしくは多重人格症(ICD?10・及びDSM??)は、感覚が特異です。特異なのだそうです。3歳頃から発症し、専門家に治療を受けはじめて10年は経過しますが、知りませんでした。
私にとって当たり前だと生きてきた感覚が、実は大きくかけ離れていることがあるのだと気づいたのは、実は数ヶ月前です。

同病者の友達に薦められて読んだ本にはじめて、私が抱えている症状が余すところなく具に書かれてありました。
昏倒や転換性障害、混迷、運動障害。無機物や飛ぶ鳥や、あらゆるものに意識や視覚を憑依させる傾向まで。
私が日ごろ苦しみ、しかし日常的であるそれらの症状についても、メカニズムや当事者の苦しみまで明快に書かれてありました。

その本に出会って、私の症状は私だけではなく、少なくとも同じ病気を持つ方に話したら理解されるのかもしれないと勇気を持つことができました。

同時期から、信頼している同病者の友達に少しずつ私の感覚や悩みについて打ち明け始めました。
予想外の共感や理解を得たとき、私は安堵のあまり泣きました。

自分だけではない、どこかに理解してくれる人がいる、同じ症状と戦っている人がいる。
そう思えるだけで、その事実を確認できただけで、こんなにも生きる勇気を得ることができるのかと衝撃を受けました。
以後、少しずつ誰かに感覚を話すことを始めました。まずは同病者へ。それから信頼できる友達へ。
それでもまだ、同病者へ話すときも私は「もしかしたら私だけではないのか」と強い不安を抱えています。


同じように、誰もが重大な悩みであればある程、理解や共感を誰かに求めるのは恐ろしいことだと思います。

表面では、何も重大な悩み障害など抱えていないふりをし、固く沈黙を誓い、不安を押し込めて、理解されない恐怖に内心で怯えながら生きているのかもしれません。



少し脱線しました。

私は、今日のカウンセリングで2人の人格が表出したことで、肉体的なダメージを受けたようです。

解離、交代を起こした後に付き物の頭痛と、とにかくあらゆる光が眩しくて朦朧とする状態。
しかし家まで帰らなくてはならない。考えただけで遠い旅に出るような、家に果たして帰り着けるのだろうかと不安になるのも、いつものパターンです。

子供の人格Aが食べたらしいパキラの葉は、私の胃の中にあります。舌に残る苦味は、カウンセラーの先生が淹れてくださったお茶を飲み、いただいたキャンディーで消すことができました。しかし、一日中吐き気がします。
こういったことは実は頻繁にあり、口にするものは植物に限らず、無機物が多いように思います。前のカウンセリングルームでは、砂を食べたと聞きました。他にも聞いた記憶がありますが覚えていません。


そして今日は帰りに先生から、
「相当に力が入っていたようだから、体中が筋肉痛になったりするかもしれない」
といわれました。

よく意味が分からなかったのですが、男性人格が怒って体に力が入るからなのか、私と筋肉の使い方が違うからなのか、数時間後の今、体中の痛みに襲われています。


私は、病院で精神薬をもらっていますが、欠かさず一緒に貰うのが湿布です。
ものすごい量を消費します。

全身が痛いことが殆どの毎日で、なぜそんなにいつも痛がるのか家族にしょっちゅう訊かれてきました。

私もよく分からず、またさして追求もせず来たのですが、交代することで体の使い方が変わり、それが私の体調に影響している可能性は高いかもしれません。


診断書に書かれる診断名は、簡潔です。
解離性同一性障害に限らず、うつ病であっても、境界性パーソナリティ障害であっても、たった数個の言葉の羅列です。
しかし、当事者の抱える問題や悩みは、複雑で深刻です。
そして、理解されないかもしれない不安、孤独とセットです。

症状が他の症状を呼び、診断書には記載されない悩みが無数にあります。

その全てに知恵と工夫を凝らして日々を生きていきたいと思います。


いつか私は、なぜ植木鉢の葉を食べるのか人格Aのことをもっと知ろうとしなければならないのかもしれません。
いつか私は、なぜ反社会的な人格Kが存在し彼が何に怒っているのか知らなければならないのかもしれません。
いつか他の人格とも、会話ができない、自由に行き来することができない人格や場所についても、私は私が住む世界としてではなく一部として理解しなければならないのかもしれません。

今は、まだ困難なハードルです。

私が私として生きていくために、この記事を書きました。
解離性障害とどう向き合っていくのかは、私に残される最後の課題のような気がしています。
だから、「いつか」と先送りして少なくとも今日は私自身を守るために、ひとまず横に置いておきます。

けれど、少しずつ書いてみます。
講演会の準備を進めながら、精神的に許す限りは書き始め綴っていきます。
解離性障害が悪化した去年1年のことは、このブログでは空白の時間となっています。
今生きているのが不思議に思える1年でした。
書くときが来たのかもしれません。



美鳥の講演会のご案内@東京5月

※現在、コメント返信ができない状況です。それでもいいよと思ってくださる方のコメントお待ちしています。
コメントは全て拝見しています。ブログ更新、講演会準備の大きな励み、勇気となっています。
お一人お一人にお返事できない状況で申し訳ありません。
本当に本当に、ありがとうございます。

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はじめまして 

はじめまして
Twitterからきました 

あたしも 解離性同一性障害 と医者にいわれています 15年病院に通っているそうです その 時間の感覚がわかりません
あたしは 異常だ と知ってから ずいぶんたつ気がします

それで 同じ病気 っていう人に何度かあって
でも何度か会う前に 皆 去っていったり 攻撃 されたり
だから
こうしてかきこむことも こわいです
でも
あたしはたぶん mitorinさん のA さんや K さんの
たちば 気持ち にちかい気がして

医者の先生は あたしのことをもっと知ってもらって
交流をもって 協力してあげて
っていわれます

mitorinさん も A さん K さんを怖がらないで
どうか 感謝して
知ろうとしてあげてください

みんな 味方 です

2010/03/18 01:36 | Pastel [ 編集 ]


メール・・・ 

メールを書いてみました。・・・が
NGワードがわからなくて、引っかかりまくってしまい諦めました^^;

記事に対するお返事ではなくて申し訳ありません。。。

2010/03/18 04:20 | プラチナママ [ 編集 ]


 

カウンセリングを受けると、やっぱり変わりますか?

2010/03/18 04:23 | ありさ [ 編集 ]


声をあげるってこと 

美鳥さん、こんにちは。
継続的に更新があった時期も濃い日々を送ってみえると感じてましたから、決して不思議ではありませんし、疑問も湧きませんよ。以前の美鳥さんの続きだと受け止めて読ませて頂いています。
人は、本当に苦しい時、辛い時、苦しい、辛い、と声を上げることが本当は必要(苦しい時に声を上げること自体苦しいから)なんだと私も感じています。私は、それが「どう受け止められるか」ばかりを気にするあまり(否定・拒絶を積み重ねた為に)、何十年もかかってしまったけれど、いま、こうして生きていられるのは「声を上げた自分」が居てくれたからだと思っています。
美鳥さんがおっしゃっていることとずれているかもしれないけれど(^_^;)、美鳥さんの声が一人でも多くの人々に届くことを祈ってますよ。

2010/03/18 10:00 | エコペン [ 編集 ]


貴重な一歩だね♪ 

よく書けたな~と感心しながら読みました。
うん!偉いよ、みとりちゃん!!

これを書くことにどれだけのエネルギーが要ったかは、同じ障害の者でないとわからないかもね。
「解離性同一性障害」は重度の割に本人自覚は薄くって、しかも無意識的にそのことに触れることを回避しようとする…って思います。

私も過去の想起については書けても、解離についてはまだまだ体験してることの半分も書けてない。
先日も痛覚の解離が起こったけど、スルーしようとしたからね。。

コントロール出来れば「障害」じゃないわけで、どうしようもないとこあると思う。
無理しないでみとりちゃんのペースで更新していってね。
応援してま~す♪

2010/03/19 04:50 | serein [ 編集 ]


教えて下さい 

身体中が 痛い 歩く事が難しくなる これは 解理性障害ですか?

2010/06/19 23:24 | ヒロ君 [ 編集 ]


Re: 教えて下さい 

> 身体中が 痛い 歩く事が難しくなる これは 解理性障害ですか?

ヒロ君さん、はじめまして。こんばんは。
当方の勝手な都合により、お返事が大変遅れてしまいました。
申し訳ありません。

ご質問の「体中が痛い」と「歩く事が難しくなる」だけで、解離性障害とはいえません。
痛いこと、生活に支障があることは、それだけで辛いことですから、早めに病院に行かれた方が良いと思います。
解離性障害の症状の中にも、確かに仰るような状態があらわれることがあるようですが、一概に言えません。
たいしたお力にもなれず、返信も遅れてしまいまして、申し訳ありません。

2010/09/06 01:20 | 美鳥(みとり) [ 編集 ]


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プロフィール

美鳥(みとり)

Author:美鳥(みとり)
被虐待サバイバー。解離性同一性障害、うつ病、対人恐怖症ほか色々闘病中。境界性パーソナリティ障害寛解しました。毎日の光と影を綴ります。生育歴・来歴・病歴・活動はこちらをご覧下さい⇒<はじめに Profile>

講演活動・ユーストリーム放送しています。
講演のご依頼ご相談は、当ブログメールフォームからお願い致します。

診断名の有無に関わらず、生き辛さを抱える方々と温かい繋がりを目指しています。ご感想ご意見など、お気軽にどうぞ。お待ちしています。

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