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2009/09/17 (Thu) 勲章0.5  ? 投薬治療・人格障害・自律神経失調症 ?

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予想はしていたが、久しぶりに病院に行ったら「自律神経失調症やね」と診断を頂いた。数々症状はあるのだが、中でも呼吸困難と脂汗はどうにかしたかったので改善策はないか訊いたが、「安静にしておいてください」とだけ言われた。
じっとしていても走っている時くらいの動悸がし続けているので、いっそ、運動したほうが良いとか、パーッと気晴らしした方が良いとか言われたかった。「安静にしておく」のは今の私にとって滝修行と同義なのだが、今は耐えるしかないようだ。


そんなわけで、また病名が一つ増えた。今更、へこみもしない。精神状態が変わるにつれ、体調に変化が起ることはこれまでのパターンで承知している。
肝心なのは、変化が良いものか悪いものかだけである。
自律神経を壊したのは、明らかにカウンセリングでぶっ倒れた日がきっかけだ。しかし、あれはあれで良かった。避けて通れなかった。むしろ必要な過程の一つだ。ならば死なない程度なら何でも引き受けよう。


比較的しっかりしていたので、医者に最近の解離や昏倒の話をした。私の過呼吸は相当酷いレベルにあたるらしい。これもまた死なない程度なら仕方ない時期かと思うと話したら、医者のN先生にも異論はないらしかった。カウンセリングがハード過ぎるのでは?という指摘を今回も貰ったが、カウンセラーのM先生と信頼関係を築けていますと話すと安心したようで、一つの進歩としてカルテに書き込んでくれた。

次に話題になったのが、薬についてだった。
私が通っている病院の先生は、私の病気について「薬では治らない」と断言している。医療のみをまるで万能のように語る権威主義の医者が私は大嫌いだが、N先生はそうではないので信頼している。
薬には副作用があり、一度服用すると断薬するのに苦労するし、女性にとってはホルモンバランスが不安定になり、不妊に繋がったりもする。
「薬は必要最小限に」が、私とN先生の共通意識だ。

2ヶ月ほど前、現在処方されているうちの抗鬱薬の量を減らしましょうかと最初に言い出したのはN先生だった。その時、私は、まだ自分の回復進度にあまり自信がなく、自覚もなかった。カウンセリングがハードなことは分かっていたので、いつ落ちるか分からない精神状態を抱えての減薬は不安があった。
以後、何度か提案されたが、まだ不安なのでと断ってきた。


今回の診察で、自分から減薬について切り出した。自然に口をついて出た。自分で驚いた。先月まで感じていた減薬への不安は消えていた。減っても、私はやっていける自信があった。
自律神経失調症で体調は最悪なのに、減薬する気になっている自分というのは不思議だ。
N先生が難色を示すかと思ったが、先生はすぐに、
「そうですね。減らしても大丈夫だと思います。減らしましょう。賛成です」と言った。
先生の目から見ても、最近の私は解離や体調不良はあれど、鬱状態からは抜けているらしい。

そんなわけで、体調は悪いが、解離も不安発作も起こすが、抗鬱薬が半錠減った。


私が、ブログに載せないと決めているものは、最低三つある。
自傷の画像、自分の顔写真、処方されている薬画像である。
この三つは、ある共通した理由でもって掲載してきたことはない。ある私の個人的見解、信条による。
今回は、例外中の例外、私にとって全く違う意味合いを持つので、是非載せたくなった。
冒頭に載せた画像は、私の処方されている薬のひとつである。

減った薬の量は、1日半錠分だ。
爪の先ほどの減薬。たったこれだけの減薬まで、随分苦労した。
私にとっては、小さくも大きな進歩だ。
シートで処方されていた薬が、こうして1個半ずつパッケージされているのを見るのは気分が良い。半錠減ったのを実感するためにオーダーしたパッケージだ。やっとここまで来れたのだ。


薬を出せば出すだけ儲かる精神科。薬を出さない分だけ儲からない。特に精神疾患の患者をみる場合、問診する時間は自然多くなり、患者の話を聞くだけ聞いて薬は最低限しか出さないのは、商売上がったりなのだ。
薬の副作用を訴える患者に、副作用を抑える薬を処方し、また副作用が出たらその副作用のための薬を出す。そんなふうにして、薬をどんどん出す医者が多い。
日本の精神医療はまだまだ杜撰で、患者たちも他の科とは違い、精神医療の質の見極めが難しい状況にある。そんな無知に付け込む医者が、また何と多いことか。
私自身も、相当に病院を渡り歩いて来た。病院を渡り歩く度、体調が悪化したり、症状が変化したりした。処方箋は毎度異なり、診断名も毎度異なった。触診と称されて下着にまで手を入れられた。治療遍歴は、イコール医療不信との戦いでもあった。

その末にたどり着いた現在の病院。
親身に話しを聞いてもらえるのは勿論、薬は最低限にしましょうと、患者の身になって実践してくださっている今の病院N先生には感謝している。


処方箋を受け取って薬局へ向かう道すがら、表彰状を手にした気分だった。薬局で薬を待っている間も、息はできないし脂汗はダラダラと流れ続けるし暑くて寒くてとんでもなくしんどい。それでも、嬉しかった。


処方箋が何度も私の希死念慮を打ち消してきてくれた。
薬は私の人格障害そのものを治すことはないが、治療生活や日常生活を支えてきてくれた。
ようやく少し、私は自分の足で立てるようになり、支えてくれる人と出会えるようになったらしい。
半分に割られた錠剤を眺めては抱きしめたくなり、にやにやしている。



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comment











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減薬おめでとうございます。 

はじめまして、美鳥様。

このブログを読むと、生きている実感が薄い私は「生きるってこういうことだ」と思います。
うまく言えないのですが、血反吐を吐くような苦しみと向き合い、絶望しようと慟哭しようとそれでも前へ進もうとあがくことだ、と思うのです。

私は通院当初薬大好き人間で今でも好きなのですけど、でも、減薬して粉薬みたいなパッケージに入った薬を貰ったとき、そしてそれでも大丈夫だったとき、涙が出ました。
今は少し悪化して増薬になりましたが、不思議と「自然に減薬したいって思えるだろう」という確信があります。

本当に、おめでとうございます。

そして、生きる力を、ありがとうございます。

氷迫 拝

2009/09/18 20:37 | 氷迫律 [ 編集 ]


 

今晩は。初めまして。訪問リストから来ました。
何の統一性もない(まぁ、「日々のあった事をまったりと」というのが基本的なテーマなので)私のブログにお越し頂きありがとうございました。m(__)m
美鳥さんの様な経験はありませんが、「人間不信で人間好き」という所に反応して出て来ました。

2009/09/18 22:34 | ひとみ [ 編集 ]


 

減薬嬉しいね。
減薬がどれほど嬉しいものなのか
記事にとても表れていて
読んでいるうちに涙が出そうになりました。


あたしは薬嫌いなので、
薬を飲んでいる人の気持ちを
正しく理解できる人間ではないけれど
美鳥さんは留まろうとせずに
諦めずに回復を目指し続けている人なので
やっぱり嬉しいです。

安心という薬を減らしたり、止める事は
とても辛いものだろうと思うけど
安心を、薬じゃないものから手に入れられたら
頼らなきゃいけなくなる人は
ぐっと減るんでしょうね。

美鳥さんの書く記事を読んで
ここへ訪れる多くの人が勇気と希望をもって
回復へと向われる人が
一人でも多く生み出される事を切に願っています。
これからも陰ながら応援してます。頑張ってね。

2009/09/19 20:31 | konomin [ 編集 ]


 

ヤブ医者の3条件
・患者の言うことを無視する

・向精神薬についての説明をしない

・患者一人に対して診療時間がやたら短い(1人に時間をかけると病院の回転が悪くなる)

まぁ電気ショックやら何やらすすめてきたら確実にヤブです

精神科が何故自由と言われるのか? ただ単に精神科医の犯罪を問うことができないからです

患者様は大迷惑です その点は分かり合えますよね?

それとこのブログリンクしていいですかね?

2009/09/19 23:46 | KY [ 編集 ]


はじめまして 

初めまして、美鳥さん。
ランキングから来ました。
美鳥さんの担当の先生、
羨ましいくらい良い方ですね。
一緒に治していこうという意思が
あるように感じました。
私も心の病気への理解が広がることを
願っている一人です。

また遊びにきますね^^

2009/09/22 04:11 | 瑠衣 [ 編集 ]


精神科の薬 

美鳥さん、こんにちは。
いかがお過ごしでしょうか。ツイッターでは心配な感じでしたが。。。
次女の精神科通院を止めて数ヶ月経ちますが、行く前と何ら変わりなく、薬を飲んでも止めても変化は感じられませんでした。数ヶ月前、通院を止めようと思った矢先に血液検査なんてあったり(精神科で何で?)。結局、アトピーで通ってる小児科で改めて血液検査をし(これの意味は解る)たんですが、未だに目的が解らないです。小児科の通院と精神科の通院では症状の改善はもちろんのこと違いがありますが、その成果に反比例して精神科の費用が倍ほどかかります。その通院が自分に合ってるかどうかは患者自身が一番分かる。
美鳥さんが今の環境に落ち着くまで色んな所を転々としてきたのだろうね。カウンセラーの先生と言い、この先生と言い、窮地を乗り切る大きな力になるといいな。

2009/09/22 09:21 | エコペン [ 編集 ]


 

こんにちわぁ。訪問リストからおじゃまします。
減薬おめでとうございます★\(^0^)/★ 
薬って増やすのは簡単だけど減らすのってむずかしいですよね。
薬が減ると経済面的にもうれしい。
体の体調は薬で治せるとおもうけど、こころの体調は薬だけでは治せないと思ってます。
お医者様に治すためにどんな工夫をしたらいいのかいろいろ聞いてみて最短コースで治っていけたらいいですよね。応援してますo(*^^*)o



2009/09/24 18:17 | にゃほ~ [ 編集 ]


 

お疲れ様です。
いつも一生懸命に気を許さずおられるのは、優しい方なのだろうなと応援させて貰っています。

美鳥さんの人間関係まで詳しくは存じませんが、皆が皆美鳥さんのように、人のことを考えて気を張っている訳ではありません。

目線も違えば、うち込むことも違います。

休むことは、そんな周りを心配させないように、個の価値感を守ってあげると割り切っては如何でしょうか。

お体壊されてはできる事も狭まります。

2009/09/25 03:00 | まんじゅう [ 編集 ]


 

こんにちは。
ブログのアップがなく、体調など心配しております。

今の精神科医は本当に薬を出しすぎ。
最初に娘がかかった、某○立自動精神科病院元院長の処方で失ったものは大きかったです。
よい医師にであい、最低限の薬になり、娘と、あの医師の処方は、強制的、公のODと、話しています。訴えたいくらいです。
薬を出さなければ儲からないという、その基本的な仕組みが変わらないと、精神科暗黒時代はまだまだ続くのでしょう。本当にどうにかならないのかと、歯噛みする思いです。

娘も解離ですが、医師はやはり薬では治らないと。あくまでもつらさを少し和らげるための対処療法でしかないと、断言しています。
少量の薬でも、少しでも副作用があれば、それに耐えることはないと。こまめに薬を変え現在落ち着いております。(普通の藪は、慣れれば副作用が消えるといったり、少量多剤のとんでもない処方をします。)

親も医師もカウンセラーもひたすら彼女のつらさに寄り添うしかないのだと、最近思い始めていますが、なかなか、そのつらさに寄り添うということの難しさを日々感じています。

先週初めて二人で医師と1時間ほど話す機会があり。
その時に娘の怖さは「私じゃない人に殺されそうな気がするのが一番怖くて仕方がない。」と話していました。
解離しての自傷行為がありますので、理解はできるのですが、その恐怖、自殺ではなくて、殺されそうな恐怖というものが私にはやはり理解ができなくて。ただただ、その娘の言葉がリフレインしております。

台風が近づき、気候も不安定。どうかお体大事になさってください。



横レスですが、エコペンさま。
精神科では薬の処方をしているので、定期的に血液検査をしているのだと思います。
内の娘も定期的に、血液検査をしております。

2009/10/06 10:21 | 冬日向 [ 編集 ]


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プロフィール

美鳥(みとり)

Author:美鳥(みとり)
被虐待サバイバー。解離性同一性障害、うつ病、対人恐怖症ほか色々闘病中。境界性パーソナリティ障害寛解しました。毎日の光と影を綴ります。生育歴・来歴・病歴・活動はこちらをご覧下さい⇒<はじめに Profile>

講演活動・ユーストリーム放送しています。
講演のご依頼ご相談は、当ブログメールフォームからお願い致します。

診断名の有無に関わらず、生き辛さを抱える方々と温かい繋がりを目指しています。ご感想ご意見など、お気軽にどうぞ。お待ちしています。

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