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2009/09/08 (Tue) 私の目と耳と口と手 ? 解離性障害・境界性人格障害・人間不信・カウンセリング ?

20090908sep.jpg


土日に、関東から来てくれたブロ友と大阪で遊んだ。

無理し過ぎることもなく、行きたいところに行き、思いつくまま下らない話も大事な話も出来たし、おいしいものをたくさん食べたし、楽しくて大切な時間だった。

日曜日に中間地点の駅で別れて、ブロ友とは反対の地下鉄に乗り込んだ。その足で、カウンセリングルームに向かった。良い友達と会うと、エネルギーを貰える。今の先生にかえてから、私は話をしに行くのではなく、治療に行くようになった。回復を目指している、という確かな手ごたえと方向性を感じられるようになった。これまでの2人のカウンセラーとは、何年付き合っても得られなかった手ごたえだ。
回復を目指すことは、厳しいことだ。つくづく、そう思う。
単に自分の現段階を把握したり、不安定な心を宥めたり、感情を言葉に換えて記憶にタグをつける作業をしたり、そんなことよりももっと厳しい。けれど、必ず遣り甲斐がある。

友達から貰ったエネルギーを地下鉄の中で確かめ続け、駅を下りた。


電車の中で想像していた以上に、その日のカウンセリングは辛かった。行く前から私の心理状態を乱していたのは、とある雑誌だ。そのことについて先生と話していたら、何がどう引き金になったのか、光過敏と頭痛と眩暈と過呼吸とフラッシュバックとビジョンと幻覚と幻聴と、あらゆるものに一度に襲われた。
気がつくとカウンセリングルームの玄関で寝ていた。毛布が敷かれていて、かけられていて、何が何だか分からない。傍にカウンセラーの先生がいて、長時間の過呼吸で倒れたこと、Aが出てきてネックレスとヘアピンを取ってカバンに入れていたことなんかを聞いた。朦朧として、光が眩しくて、身体に力が入らず、何が現実で、何が記憶で、自分が誰で、誰が私なのか分からなかった。離人感が酷くて、手が見慣れない他人の手のように思えて気持ち悪かった。知らない間に靴を履いていた。

携帯を見てみたら、到着した時間から4時間が経過していた。夜の11時。逆算すると最寄り駅までの地下鉄の終電に間に合わなくなる時間だ。


こうして書いていても、当日のことがあまり詳細に思い出せない。
覚えているのは、逗子の男にレイプされて殺意を抱いたが殺せなかった時のこと、先生が「大丈夫」と言う声、私を安心させてどうするつもりだ信頼なんて嘘っぱちだという恐怖と怯えから来る攻撃性、友達と同居していた時、一人きりで手首を切ったり、包丁を腹に突き立てた時、これ以上切るまいと必死で氷を握り締めていた光景、無言だった空、遠くの他人の声にすらパニックを起こし、わけの分からない苦しみで絶叫しのたうち回っている光景、冷蔵庫の稼動音だけが響く薄暗いキッチン。
過去なのか、幻覚なのか区別のつかない映像や声。

恐怖から湧き上がって来る憎しみと怒りと怯えで、どうかなりそうだった。
息が出来なくて死ぬかもしれない恐怖は、どうでも良くなった。
人を信じて傷つけられる恐怖に比べれば、どうでも良くなった。
人を信じる心が私に在って、人に助けを求めなければ苦しい時もあること、自分ひとりではどうにもならない事も在ること、それら全部を認めたくなくて、しかし認めなければならず、恐怖で死にたいと思った。

4時間という時間で、私の内的世界で起こった出来事はあまりにも多い。多過ぎて、書き出せないし、思い出せない。


先生が、熱いコーヒーを淹れてくださった。
気つけがわりに飲んだ。自宅まで帰るという最後の頑張りがある。意識をしっかり持っていなければならない。

先生に謝罪と礼を伝えて、カウンセリングルームを後にした。
また、引ったくりに遭ったときのことを思い出し、恐怖でくらくらする。解離の時によく起こる、自分の足がうまく動かない症状に見舞われていた。身体が歩き方を忘れている。
数十秒差で電車が行ってしまったが、追いかける気力もなくて、人気のない地下鉄の椅子にぼんやり座っていた。意識が朦朧として、何もかもがどうでも良くなる。家に帰らなきゃとか、しっかりしなきゃとか、何もかもどうでも良くなって来るのを、残り滓のような気力でぼんやり押しとどめていた。

後は、どう帰ったのか分からない。
帰って来て、先生にメールを書いて送っている。送信ボックスに残っている。確かに私が書いて送ったらしい。記憶が殆どない。


その後、かなり不安定な精神状態が続き、発作の時に何があったのか、体中が痛くてたまらない。苦痛の中、昏々と眠り続けた。山ほどの悪夢を見た。夢も、今の私を助けてくれない。どこにも逃げ場がない。
久しぶりに、死んでしまった方が楽だと考えた。


昏々と眠り続けた。他に何をやる気もなく、過眠症が悪化して、唐突に猛烈な眠気に襲われ、気絶するように眠り込む。合間に数十分起きていられるのだが、また眠りに引きずり込まれる。

数時間前に、ようやく夢で私は安心することを体験した。
人を信じること、人を好きだと感じること、私は誰を殺さなくても私でいられること、自分を傷つけなくても自分でいられること、そんなことを実感できる夢を見た。


カウンセラーの先生を信頼している。
しかし、何かあると私の過去や記憶や、習性として刷り込まれた不信が襲ってきて、今の私は完全にはその不信に勝てないようだ。
それでも、過去の人間が私を傷つけたからといって、今現在繋がっている人たちが私を傷つけるとは限らない。恐怖を理屈で押さえ込むことは出来ないが、私が信頼する先生も友達も、私を傷つけてはいない。
傷つけられていない現在の事実よりも、過去に喚起される恐怖心の方が何倍も強い。恐怖心にかられると、私を傷つけない人にまで先回りして遠ざけようとしたり、拒絶したり、防衛しようとして攻撃性が高まる。どんな理由があっても、私は私を傷つけない人を恐れてはならない。

「怯えるな」と自分を叱咤し、「怖い」という自分の声を聞く。
どちらからも目を逸らしたり、耳を塞いだりしない。
私が目を逸らせば、私の手は傷つけてはならない自分や大切な人に切りつける。
私が耳を塞げば、私の口は聞く価値のない下らない自虐と不信を垂れ流す。

分かっているから、目を開き、耳を澄ます。
そうしながら、逃げ出したくもある。
苦しい。


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安定と不安定を繰り返し、揺れ動きながら一歩ずつ前に進んでいるのだと感じました。

反動をつけないと目的地に飛べないのと一緒なのかな、って最近そんな風に感じるようになりました。私事ですが^^;


日常の何気ない事に触れるたび、眠っている苦しい記憶が刺激されて辛い事の連続かもしれませんが、進みたい先にある未来の自分をイメージして、それを見失わず着実に色んな事を育んでいって欲しいなって思いました。

2009/09/09 01:58 | konomin [ 編集 ]


 

トラウマが生まれた場所で思い切り泣いて見れば?と言おうとしたけど内容が酷くて言い難いですね


とりあえず引っ込みます

2009/09/09 19:17 | KY [ 編集 ]


 

大きな戦い。
それは他人からはただ戯れているだけに
見えるかもしれない。

人間不信は心を侵食していく。
少なくとも美鳥ちゃんは戦っている。

見極めて。
あなたを救うものがあなたの心の中にあることを。

KYなコメントでしたら、ごめんなさい。

2009/09/10 11:27 | 土鍋ごはん [ 編集 ]


声が聞こえてくるようです 

美鳥さん、こんにちは。
どこからか、うめき声が聞こえてくるようです。言いしれようのない不確かな感じや、現実か夢かの境が曖昧な感じ、時間の感覚が麻痺した感じ、いろいろ。。。何か、何でもいい、手応えを感じて欲しい。そんな思いがしています。

2009/09/10 13:13 | エコペン [ 編集 ]


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プロフィール

美鳥(みとり)

Author:美鳥(みとり)
被虐待サバイバー。解離性同一性障害、うつ病、対人恐怖症ほか色々闘病中。境界性パーソナリティ障害寛解しました。毎日の光と影を綴ります。生育歴・来歴・病歴・活動はこちらをご覧下さい⇒<はじめに Profile>

講演活動・ユーストリーム放送しています。
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診断名の有無に関わらず、生き辛さを抱える方々と温かい繋がりを目指しています。ご感想ご意見など、お気軽にどうぞ。お待ちしています。

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