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2009/08/18 (Tue) 真っ黒な血液 ? 解離性障害・境界性人格障害・夢 ?

◇記憶は決して死ぬことがない ? 解離性障害 ?で少し触れた、私の高校時代のフラッシュバック(幻覚)について、カウンセラーの先生とメールを交わした。
当時は無感情だった私が、幻覚の中では、怒るべき相手に怒ることができたことになる。大きな進歩だ、と先生は仰った。

しかし、私の怒りは、「白い服を着た天然パーマの少年」が教師に暴行するという形で表現されていて、私自身の怒りと一致しているわけではない。私の怒りは、少年が代行している。彼と私が一致することが、次に目指すべき段階らしい。

そのことについて先週のカウンセリングで話していたら、恐ろしい心地になった。
「私が少年と同化したら、私は人を殺してしまいます」と話した。
以前から、私は理由のない無差別大量殺人欲求にかられることが頻繁だった。最近は、そんな衝動も消えたが、幻覚の中で少年が抱いていた暴力性、残虐性は、あの衝動と酷似しているように感じる。

自分に自信がなかった私は、怒りを怒りとして抱いてよいのかわからず、結果、内側で暴力的な少年と無感情な私に切り分けられたとも考えられる。
また、切り分けたからこそ、私は私でい続けることが出来、誰も殺さずに済んだのかもしれない。

理由のない無差別大量殺人欲求は、実は確固たる理由があるのだ。
しかし、長い年月の間に重なりに重なり、あまりにも多重で複合的過ぎて、自分でも衝動の根を見つけ出すのが難しい。
ほんの些細な出来事だったはずの高校時代の一幕。そのワンシーンにすら、私の怒りは少年の留まるところのない破壊欲求を借りなければ封印を解くことはできなかった。


時期を同じくして、またも過眠症が重くなり、一日中殆ど眠っている。異常に眠くて眠くて、何をしていても一旦眠気が襲って来ると抗えない。


今日、夢の中で、この世で最も殺したい男に久しぶりに会った。
男を前に、私の体の内側が急激に膨らみ始めるのを感じた。
生まれて初めての感覚だった。
それは膨張し続け、内臓を押し広げ、内側から皮膚を押し上げ、ついには私の皮膚の無数の毛穴からにじみ始め、一気に体中の皮膚から噴き出した。
真っ黒なコールタールのような液体だった。血しぶきのように、真っ黒な毒液を噴き出しながら、茫然と私は突っ立っていた。目の前が真っ黒な霧で霞んで、男がよく見えなかった。

真っ黒な体液は、私の憎しみだった。
憎しみが私の体の内側で暴れ、皮膚を押し上げ、噴き出し、あたりを真っ黒に汚した。

私は、こんなふうに生きている。では、私を真っ黒にしたあの男の体液は、何色でできているのだろうか。
かっさばいて確かめたくなる。殺したくなる。


夢では叶うかもしれないが、夢の私はそれをしない。
かわりに私が朽ち果てて、知らない男に髪をつかまれ、持ち上げられた。
鎖骨から下を失った私は、引っこ抜かれた雑草のようだった。男に運ばれる間、青紫の皮膚と、内蔵や骨が床に散らばっていく音を聴いた。目だけ意識が残っていたから、据わった目で男を見上げた。男に怒りを抱くことはなく、恭順した。
男は私を別の女の体と同化させ、私を犯した。私は狂乱の愉悦を感じ、別の女を後ろから犯した。何が何だかわからなくなった。


憎しみと怒りと破壊欲求と性欲と愛情が組み合わされた、一匹のキメラが私の中に棲んでいるらしい。
誰も憎まないように、誰も殺さないように、誰も悪者にしないように。キメラはどんな矛盾も混沌も餌にして喰い尽くす。だが、憎しみや怒りの中に、私のもっとも大切なものが隠されている。獣に食わせて、なかったことにしてしまってはならない。
喰われているのは私だ。私なのだ。



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怒りと憎しみ 

美鳥さん、こんにちは。
夢は決してただの夢ではないと思っている私には、美鳥さんの夢はすさまじい変化と進歩を感じます。戻っていてもそれはそう言う進化であり、戻ったワケではない。噴出する黒い液体は美鳥さんのイメージが形になったのでしょうか。。。
性的な夢は気づきを得るまで私も何度も見ました。夫だったはずが父親になっていたり、父親に迫られていたり、過去に別れた彼だったり、目が覚めて夫が横に寝ているのを見て何度安心したことでしょうか。
親を殺す妄想は小学生の頃でした。自殺願望と親殺し願望を抑えながら、機能不全の環境で普通の子どもを演じるのは大変でしたが、その苦しさがあってこそ今があると思っています。
私は人格の分離こそありませんでしたが、自分の中に様々な思いを抱いている自分を感じていました。主人格が管理出来ている範囲だったので分離することがなかったのでしょう。どの子も思いは一つでした。「いつかここから抜け出す」。この「ここ」と言うのは家庭という場所であり、両親に取り込まれた環境(戸籍)のことだったと思います。
過眠がサイクルのように襲ってきてるんですね。これも変化を受け入れる準備のようなものなのかなぁ。。。なんて思いました。

2009/08/19 09:31 | エコペン [ 編集 ]


夢 

夢って、すごい潜在意識を表しているというか、自分の本心が見える場所かな、と私は勝手に思ってます。美鳥ちゃんが言う「なかったことにしては、ならない」という言葉、うんうんと頷いた。
私の夢は、まさに怒りです。ずっと怒ってるの!そして、いつも出口のない建物の中を出口を探して、さ迷う。いつも同じストーリーなのに、驚いている。美鳥ちゃんの中に潜んでる物が夢となってあらわれてるんだろうね。過眠症のサイクルの時は、疲れとかあるのだろうね。寝て、エネルギーを蓄える時期なのかと、私はいつも過眠の時は、充電期だと思うようにしています。

2009/08/19 22:45 | あおぞら [ 編集 ]


 

何かSFとかの一つの物語のような世界を想像しました。
それにしても、こういう壮絶な夢になると、もはや睡眠はやすらぎではなく戦いですよね^^;

夢は、潜在意識の何かを表しているというけれど、
美鳥さんは、現実の世界にとどまらず、夢の中でも戦っているんだなぁと思いました。

だけど例え夢であっても、そこから何かに気づき、感じたりする事って、とても意義のある事だと思います。

2009/08/20 15:35 | konomin [ 編集 ]


>>エコペンさんへ 

エコペンさん こんばんは。

私は、どうやら物凄い潜在的な抑圧された感情を抱えているらしく、これを抑えていなければ成り立たなくなっています。抑えるのは、ひたすらに自分のためという意識です。社会生活を破壊してしまうほど、実際に爆発すると厄介なことになるので、ビタ一文表に出さないでいるのがノーマル状態になっています。

これだけのものを抱えたからには、やはりどうにかどこかで決着をつけねばならず、その作業をカウンセリングでやってるわけですが、時々臨界点に達すると夢で自浄しようとでもするように、こんな夢を見るのかもしれません。
いずれにしても、常に夢の世界は豪華絢爛です。解離性障害の特徴の一つでもあるようです。良い意味で夢が機能すれば、治療にも役立てられる。夢がなくては、進まない問題も結構過去にありました。

親殺しに関しては、子殺しも含めて、理解できない感情ではありません。ニュースで「心の闇」とか、そんな言葉で片付けられてますが、昔からなかった話でもなく、むしろ血縁や家族という枠のせいで内側の人間関係がより濃くなることは容易に想像できますので、この世で最も喜びも憎しみも濃い関係は親子関係かもしれません。


2009/09/12 22:46 | 美鳥 [ 編集 ]


>>あおぞらさんへ 

あおちん こんにちは。ついにショップオープン!おめでとう!!励まされます。幸あれ。

夢は確かに、自分の本心が剥き出しかもしれない。そこにストーリーが加わって、解釈が難しいリアルな感じになってしまって、今の私には、夢の世界と現実世界が平行して存在している感覚だけど。
あおちんが彷徨っている夢は、とても象徴的だね。私も、何年か同じシーンをずっとずっと繰り返し見続けてたことがあって、やっぱり逃げる夢でした。でも数年後に夢の中の自分がやっと後ろを振り返ることができるようになって、追ってきてるのが誰なのかが判明したりしました。実際の自分の覚悟が少し変わると、夢も少しかわってくれる。そこから次の物語に確実に受け継がれて行く。そんな着実な成果が夢には顕著にあらわれるから、結構夢を見るのは好きです。

>過眠症のサイクルの時は、疲れとかあるのだろうね。寝て、エネルギーを蓄える時期なのかと、私はいつも過眠の時は、充電期だと思うようにしています。

疲れてなさそうで、疲れてるのかな。たまに充電しすぎじゃね?て自分に思う時もある。あと最近全然関係ないけど、夜中に「ふんがっ」て起きるんだけど、どうやら呼吸が一時期とまってるみたいで別の病気が疑われます(笑)
あおちんが凄い勢いで変化を迎えてるみたいで、夢の中でも出口が見つかるか、標識の一つでもできてたらいいなぁと想像して楽しくなってます。

2009/09/13 11:48 | 美鳥 [ 編集 ]


>>konominさんへ 

konominさん こんにちは。
遅々とした返信ペースですみまっせん。
いつもありがとうございます。

そういえば何に属するかといえば、konominさんが仰るようにSFかもしれません。最近は、私の意識が一つの民になりまして、そこに攻めて来る最新兵器を持った師団と常に戦争をしています。数日前から戦況が思わしくなく、ついに私たち数千人の民は捕虜になってしまい、高地で拘束されていたのですが、近くの火山が噴火して、その噴火がまたレーザービームのようで当たったら高温で溶けるんですが、私たちは逃げ惑っていて、ざっと数百人が死亡して、血みどろで、クッタクタに疲れました。
今のところ、負けてます。でも負けてもまだ物語は続く。そこがしんどくもあり、希望でもあり、投げ出したくもあり、まるで人生のようだわと最近思います。

> それにしても、こういう壮絶な夢になると、もはや睡眠はやすらぎではなく戦いですよね^^;

そうですね・・・!そうなんですよ。戦いに行ってます。負傷したら起きてからもその場所がずっと痛んだりして、どっちが現実か分かりません。たまには、何か安らぐ夢が見たいなぁ。


> 夢は、潜在意識の何かを表しているというけれど、
> 美鳥さんは、現実の世界にとどまらず、夢の中でも戦っているんだなぁと思いました。

潜在意識って、ほんまに潜在してるねんな、と吃驚することが多いです。今日は、得体のしれないフルーツを夢の中で食べましたが、そんな味とかどこからはじき出して作ってくるのか不思議です。恐るべし潜在意識。人間の意識って、クリエイティビティ(←舌かみそう ですね。


> だけど例え夢であっても、そこから何かに気づき、感じたりする事って、とても意義のある事だと思います。

そうですね~物語になっていたり、逆に家族が実際出てくるような現実的な夢だったりすると、人は考えずにはいられませんよね。なんであんな夢見たんだろうとか。
とりあえず私は今日夢で散々な目にあいまして、起きてから「戦争はいかん!」とひとり息巻いてました(笑) 

2009/09/13 11:57 | 美鳥 [ 編集 ]


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プロフィール

美鳥(みとり)

Author:美鳥(みとり)
被虐待サバイバー。解離性同一性障害、うつ病、対人恐怖症ほか色々闘病中。境界性パーソナリティ障害寛解しました。毎日の光と影を綴ります。生育歴・来歴・病歴・活動はこちらをご覧下さい⇒<はじめに Profile>

講演活動・ユーストリーム放送しています。
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診断名の有無に関わらず、生き辛さを抱える方々と温かい繋がりを目指しています。ご感想ご意見など、お気軽にどうぞ。お待ちしています。

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