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2009/08/04 (Tue) 治さなくても良いと思っていたかった ? 解離性同一性障害・自傷・幻聴 ?

重大な局面に差し掛かっているからか、調子が良いのか良くないのか分からない事が連続して起る。

久しぶりに行こうと思っていたダンスレッスンは、あっさり行かないことにした。優先してやらなければならないことがあったからだが、何だか分からないけど憂鬱という鬱状態のせいだったと思う。
そんな月曜日から、手指への自傷が始り、今日も止まらないので、指先がボロボロになっている。カッターナイフで鉛筆を研ぐように指の肉を薄く削ぐ。この軽い軽い自傷は、子供の頃から続いているようだ。実家に帰った時など、母親に指摘されることが多い。

今朝は、久しぶりに足裏への自傷を発見した。傷の数は無数だが、深いもので6箇所。両足だ。
起きて何気なく足を動かしたら、凝固した血液がバリバリと剥がれて、声をあげた。
足を切ったり削いだりした後に歩き回っているのか、毎回、部屋中が血痕だらけになる。そのまま眠ったらしく、ベッドにも血痕。掃除する気力がないので、いまだ放置している。

午前中に、まだ続く引ったくりの事後処理のため、各方面に出張った。私は、傷や怪我を治療するという観念が前から非常に薄い。殆ど持ち合わせていない。そのせいで過去、重病を放置して死にかけた位、自分の体に無頓着だ。
あまり気にせず、傷口も手当もせずにサンダルを直ばきして、あちこちまわっていたら、傷口がサンダルに張り付いてパクパク開いた。片足なら、まだ歩きようもあるが、両足裏なのですっかりくたびれてしまい、昼を食べに自宅に着くなりベッドに倒れこんだ。
そのまま、とんでもなくリアルで美しく不思議で痛みを伴う夢の世界に沈み込み、午後の予定は全てキャンセルせざるを得なくなった。


以前から続く足への自傷。最近、どんどん傷が深くなっていっている気がするが、私は大丈夫なのだろうか。
私自身の思考は落ち着いていて、バランスが取れている。しかし、私のものではない感情が流れ込んできて、鬱状態ではある。本当なのか夢なのか分からない記憶や感情も蘇って、その都度カウンセラーに、実際あったことなのか、夢なのか、確認したくなる。実際、昨日人格Aの夢が夢なのか現実なのか分からなくなり、数日前の自分の記憶さえ捏造されたものではないのかと不安になり、メールで確認を取った。しかし、まだ自分があてにならないという不安は残っている。

私自身は安定していても、記憶が飛んでいる間に何かやらかしてしまう危険性が高いなら、いっそ入院するべきなのでは、と頻繁に考えているのも事実だ。
安定しているのか、安定していないのか。判断が難しい。
境界性人格障害や人間不信、対人恐怖については、ほぼ寛解し、驚く程安定している。
しかし、解離性障害についてとなると全く自信が持てない。

以前のように明日死ぬか知れない状況ではないが、かといって何の障害もなく生活が出来るかというと、何をするでも不確定要素が絡んできて手が出せない状態であることに変わりは無い。

こんな曖昧な状態の中にあった私は最近、
「解離性障害は治さなくてもいいのではないか」
と考えるようになっていた。


生活を営んでいるのは私であり、時間や記憶が飛んでも何とか生活できる環境にある。私が出かける先といえば、病気に理解がある病院や友達のところ、もしくは殆ど単独行動と決まっている。誰に特別迷惑をかけるでもない。通院先の看護士と人格Aが仲が良いらしいが、そんなものだと思って自分とは無関係だと考えるようにすれば、さしたる支障はない。カウンセリングでも、交代はあるが前のように暴力的な人格の気配はない。内側に存在は常に感じるが、以前のようにすぐ近くにはいない。暴力的なKが、私たちの近くにいる時はどんな状況なのか、何となく解釈が出来るようになってきた。実際、一度は制御することが出来た。

障害を持ちながらも、うまく適応できる場所を探して生きていけば、解離性障害については、このままでやっていけるのではないかと思った。境界性人格障害や人間不信、対人恐怖などは、苦しくて苦しくてすぐにでも治してしまうか、死んでしまいたいくらい苦しかった。あの苦しみに比べると、解離性障害は、どこかフワフワしていて、曖昧で、ぼんやりしていて、現実と夢の境が曖昧で、苦しいのだが苦しいとは何だったっけ?と意識が端から薄れていく。


それでも、カウンセラーの先生の治療のお陰で、随分と自分の輪郭がはっきりしているから、「私もいつか消えてしまうのではないか」という恐怖が自然と和らいできた。
考えてみれば、自分の輪郭がはっきりしてきたからこそ、他の人格との統合が必要だなどと思わなくなったのだ。私は私であって、AでもSでもKでもないし、私とは違う次元に存在している青い部屋の3人の男達など、もっと無関係だ。背の高い葦が生えた家に住む女性は、存在しているようで存在していない、私にとっては雲の上にある架空の御殿の主に近い。
やはり、私は私だ。しっかり今を生きているのは私なのだ。


しかし、幻聴が頻繁になると、一気に体調も悪くなる。目の前のことを途端にこなせなくなる。
それまではっきりしていた私の輪郭が一気に崩れる。私は、自分が誰なのか分からない状態に陥り、離人感が強くなり、覚醒しているのが面倒になる。かといって、眠ることもできない。眠剤が効かなくなるのだ。日常的な眩暈や頭痛、吐き気、光に異常に過敏になるなども強くなる。

幻聴は、最近男性の声が多い。青い部屋にいる3人のスーツを着た男性達が何か話し合っているのだ。いつも声は聞こえるし、会話の1フレーズも明確に聞き取れるのに、何を話しているのか全く理解できない。理解できたことがない。彼らは、私やAやSとは全く別次元のどこかにいて、だから会話も別次元なのだ。とても難しいことを話し合っている。それしか分からない。

彼らの声は煩くてたまらない。会議は、いつも白熱している。
私の一つしかない脳を、無理矢理分割されて、私のパート以外全てフル稼働されているような疲労を感じる。パソコンでいうと、メモリが足らずにフリーズ寸前の状態とでもいおうか。

最近、そこに知らない男性の声が加わるようになった。3人とは、まるで違うタイプで、年齢も恐らく40?50代。3人よりも年配だ。彼は単独で発言するが、次の会議の曜日を指定したり、意見を纏めたりする役割をこなしているようだ。無機質な印象の3人と違い、人間らしい感情を持つ人物に感じる。


そして、一番の不都合は、やはり記憶が飛ぶこと、自分が曖昧になること、意識が朦朧とすること。
気がつくと知らない場所に立っていることは、最たる災難だ。帰り道が分からない。
先日、引ったくりに遭ったのは、カウンセリングに行った夜のことだった。
人格Aがカウンセラーと別れた後、私は知らない公園の前で引ったくりに遭った。
警察で、一体どこからどこへ行こうとしていたのかと訊かれたが、私はぼんやりしていて「わかりません」としか答えられなかった。警官たちが、尚も訊いてくるので「私は記憶に障害がある病気を持っています」と説明した。途端に、彼らがしんとなったのを妙に覚えている。

引ったくりに対して怒りが湧かないのは、一体自分が誰で、どうなっていて、何があったのか分からないからなのかもしれないと、後になって思った。
被害にあって1,2時間後にカウンセラーの先生にお金を借りるために会ったが、「美鳥さんは、何だかぽかーんしていましたね」と先生が後日言った。


私の記憶にはない今回の足の自傷が、人格のバランスと関係があるのか分からないが、人格Aの感情や記憶が夢やフラッシュバックになって私に流れ込み続けている。こんな時に見る夢は、全て身体感覚を伴う夢と限っている。
人格Aが、左手首をガリガリと削るように、大きな裁ちばさみで幾つも切りつけた。手首の肉が抉れ、血管が破れ、大量に出血し、リストカット特有の蛇が這い上がってくるようなズキズキと疼くような痛みが襲った。
目が覚めても、私の手首は痛み続けて、憂鬱になった。確認したが、手首に傷はない。なのに、今もまだ痛み続けている。私の身体感覚と、Aの身体感覚が重なって、シンクロしているようで気持ちが悪い。
憂鬱になる。
私は、Aに共感して良いのか、無視して自分を保てばよいのか、それとも自分を正せば良いのか、Aを詰れば良いのか。分からずにいる。


引ったくりに遭ったことで、「解離性障害は治さなくても良いのでは」という私の考えは、甘かったことに気づかされた。
私が私であろうとも、意識や記憶がとんでしまえば、自分を護ることが出来ない。
散々分かってきたはずなのに、無意識に辛い治療を避けたかったのだろう。

解離性障害の治療に、いよいよ覚悟をもって臨まなくてはならない時期が訪れようとしている。



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破ってみました 

夜23時就寝を破りましたw
「義務を果たさない奴には、権利はない」
旦那様のお言葉をいただきました。
例のところで、また雄たけびをあげますwww


解離性障害の友人を持っていたのですが、まったく連絡が取れなくなりました。
彼女の場合は、40以上の人格があり、美鳥ちゃんのようではなく、私の前でも人格交代を何度もすることがあり、彼女の主治医から習った、主人格に戻させる方法を教えてもらい、何度かやってみたことがあります。
しかし、主人格に戻ることはなく、違う人格に交代してしまいますが、攻撃的な人格ではなくなります。
ある人は、女性ですがなぜか友達と話すときは、男性の人格に交代するということもあり、解離性障害の治療とは、果たしてどういうものなのだろうか?と、今の私の主治医の先生に今度聞いてみようかと思っています。

私は、美鳥ちゃんがもし私の前で交代しようとも、美鳥ちゃんのままで受け止めようと思っています。
人格は多数あるかもしれませんが、美鳥ちゃんは、美鳥ちゃんなので。
なにも私の中で変わることは、ありません。

前に本やテレビなどで、解離性障害について読んだり、見たり、調べたりしました。
少しでも多くの人に、この病気のことを知っていただきたいと私も思っています。

病気と向き合うことは、とてもパワーのいることだし、辛いこともあるんだなって、今さらながらに、私も気付きました。
減薬を望んでいたけど、逆に薬は増えていく一方。

ADDのことも、美鳥ちゃんに助言をもらわなかったら、ものすごい凹んでいました。
どうもありがとう、すごく助けられました。

これから、お互い目指すものに向けて、前進していきましょう!

2009/08/05 00:05 | あおぞら [ 編集 ]


>>あおぞらさんへ 

あおちん こんばんは。

就寝時間を何で決められなあかんねんw
義務とか、意味が分からん・・・。
何の義務で何の権利なのかが分からん・・・もっともらしく聞こえるけど。
雄叫びってくれ。いつでも存分に雄叫びってくれ。いつでも聞くよ。

あおちんの友達の40人というのは、絶句です。
でも主人格に戻せる方法って、そんなのほんまにあるんかいな、と思います。

私のカウンセラーの先生は、「多重人格とは、白いものを白、黒いものを黒、と切り分ける衝動」というようにも言ってました。これまでは、交代人格とは現実からの逃避や、現実からの防御という意味に捉えられてきた面が強いけれど、先生の捉えかたは新しくて面白く、また解離性障害を持つ人にとって回復への指針になるのでは、と思っています。


つい数日前のカウンセリングで、私はまた数歩後戻りしたような気がしました。周囲の歪みによって、迷路のようになった自分自身の内的世界に絶望しかけました。解離性障害からは、どうあっても逃れられないような気がして。一体自分は何故こんなことになったんだろう、と考えても記憶がなく、茫然として、真っ白い恐怖にかられ、わけが分からなくなりました。
一切消えていたはずの「私も期間限定の人格で、私もいつか消えてしまうのでは?」という強烈な不安や悲痛も襲ってきました。

私がどうあっても私であると見てくれる友達がいてくれること、どれだけ感謝してもしきれません。

解離性障害については、私も多くの人に知ってもらいたいと思っています。
今勉強中だけど、本当に回復を目指して治療にあたってこられた専門家の著書などは、これまでとは全く違う視点ややり方でこの障害を捉えているものが増えてきているようです。
またここでも本を紹介できたらいいなと思ってます。

ADDなどの先天的な機能障害は、劣等感を持ちやすい障害だと思います。精神疾患も似たところがあるかもしれないけれど、苦労の質が違うというか、苦労しても報われない側面が多くて、付き合い方を学ばなければ一歩も前に進めないのが機能障害かな、と考えています。
どの障害も、障害と受け止められるような環境にいれば障害、そうでない環境に身を置けば長所を生かすことができた例は少なくなく、生き方次第な気がします。

脳の先天的機能障害といえば、アスペルガーや自閉症などは、一説では人類発生以来出生率のパーセンテージが変わってないそうです。この間読んだ本では、旧約聖書にもアスペルガーが登場していると裏付ける話がありました。あたかも世界は「普通」の人たちのものであるかのように錯覚されているけれど、多様な脳の構造があっても何らおかしくはない。そろそろ、そんなことに気づいても良い時期に人間はさしかかっているとも思います。

2009/08/17 23:37 | 美鳥 [ 編集 ]


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プロフィール

美鳥(みとり)

Author:美鳥(みとり)
被虐待サバイバー。解離性同一性障害、うつ病、対人恐怖症ほか色々闘病中。境界性パーソナリティ障害寛解しました。毎日の光と影を綴ります。生育歴・来歴・病歴・活動はこちらをご覧下さい⇒<はじめに Profile>

講演活動・ユーストリーム放送しています。
講演のご依頼ご相談は、当ブログメールフォームからお願い致します。

診断名の有無に関わらず、生き辛さを抱える方々と温かい繋がりを目指しています。ご感想ご意見など、お気軽にどうぞ。お待ちしています。

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