--/--/-- (--) スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告 |


2009/06/22 (Mon) 夜を殺せ ? 境界性パーソナリティ障害・解離性同一性障害 ?

20090622.jpg

人間の手指の間には、水かき部分がある。
ここにご丁寧に全て、ホッチキスの芯を刺してくれたバカがいる。今回は、よくぞまあこれだけ刺したなという数。そして、予想外に血が出る部分なんだな、と実感。
誰がやったのかは、分からない。察しは付くが、現段階で決め付けることは、やめよう。手当てという手当てもやる気が起きない。たまらなく憂鬱だ。

前に数回同じことはあったが、私は痛みを感じなかった。しかし、穴が2つしっかり残っていることは、ままある。すぐに治ってくれる程度の傷なのが幸いだ。
この傷は早めに治るだろうと無理矢理楽観的に考えることが出来るが、随分前に太腿を剃刀で切られていた傷が、なかなか治らない。それもまた、手当てする気が起きない。

私は、一体誰に何の理由で切られたり刺されたりしなければならないのか。誰かの自慰行為のような自傷の後始末を、この私が何故しなければならないのか。足の怪我よりも何よりも、解離性障害が私の生活を阻んでいる。
ブツ切れの時間を生きていると、いつ何を食べたのかがまず分からない。どこかが痛いと、何故いつこんなことになったのか分からない。血まみれのホッチキスを見つけたところで、それをどこかに隠しても何にもならない。

怒り。
どこへ向けていいのか分からない怒りで発狂しそうになるから、出来るだけ考えず、目の前の出来事を処理することに専念する習慣がついている。
しかし、また考える。考えそうになって、行き場のない怒りは自分へ向かい、死んでしまえと自分を呪うが、呪っている間にまた時間が切れる。


そして私は、耐える。耐えるしかない。
境界性パーソナリティ障害に数日前から襲われ続けている。けれど、行動化すまいと耐えている。

自傷も、自暴自棄も、未来への不安も、現在ここにいる虚しさも、何もかも投げ出して死んでしまいたい衝動も、徹底的に自分を痛めつけてやりたい憤りも、全て封じ込めている。
私の過去に何があろうと、その過去が今の私の人格に何がしか重大な影響を与えているとしても、このあらゆる衝動を誰かにぶつけたり、自己卑下するために他者から罵ってもらおうとしたり、錯乱して相手を罵倒したり、急激な不安に襲われ泣き崩れ土下座して謝罪したり、そんな嵐を起こすまい、誰も巻き込むまいと決めている。

今年の春のこの決意は、私が境界性パーソナリティ障害という病気と付き合っていく上で、少なからず自信を与えてくれた。人と付き合っていく上で、自分自身の正当性を保ち、他者も侵害しないでいられるかもしれないと、安心できることが増えた。

境界性パーソナリティ障害は、対人関係で最も最悪な状況を作り出し、相手が巻き込まれてしまうと、更に底無しの混沌を引き起こす。自分も、相手も、駄目にする。
境界性パーソナリティ障害者にとって「耐える」ことは、苦手だ。不安を抱えていられないのだ。元々の人間不信の上に、人格障害が引き起こす悪循環と連鎖に疲れ切ってしまう。

その挙句に、私は命を繋ぐことも限界を迎えた。
生きるために、本当の意味で自分と他者を同時に尊重しよう。
決意は、死ぬ以上に苦しかった。
だが、だからこそ二度と同じ過ちを繰り返したくない。


本の世界に逃げ込んだり、私が大好きな夢の世界に逃げ込んだり、買物で寂しさ虚しさを埋めてみたり、そんなことでどうにか自分を誤魔化して来たが、何度も何度も波が来て、昨日の夜中にもう無理だと思った。

私の人格を濃厚に染め上げている虚無と破壊衝動と自己卑下と対人恐怖は、私の身一つの中で循環しながら、濃度を高めているだけのように思えるときがある。
耐えるしかないから、ただひたすらに耐える。少なくとも、私の人格障害で周囲を傷つけたり、貶めたりせずに済む。私も、後悔せずに済む。
しかし、それでは私はどうなる。苦しみに蓋をした私は、どうなってしまう。いつまでこうしていたらいいんだ。生きていて、どうなるんだ。

絶望とも、怒りとも、悲しみとも付かない混乱に襲われ、ふいに泣いた。泣いている自分がまた憎らしくて泣いた。眠剤で誤魔化した。しかし、正直なもので夢は銃弾で飛び散った血と肉の匂いでむせかえっていた。目が覚めても、夢のままの匂いが鼻腔に残っていた。


今夜の大阪は、今年一番の突風だ。真っ暗な夜を、雨滴と風が激しく殴りつけている。いっそ走り出て、自分の何もかもを壊してしまいたいが、今の足ではそれも叶わない。
今の自分の滑稽さを笑ってみたり、悲嘆に暮れたりしながらバスルームにたどり着くと、天井の換気口から、ごうごうびゅうびゅうと唸り声が聞こえてきた。

「明けない夜はない」。
胸の琴線を掠りもしない。
私は夜ではないし、朝でもないし、世界でもない。明日のことなど分からない。分かったところで何も出来ない。出来ないことが多過ぎる。
体中が痛くて、身体の芯は空っぽで、頭の中は嵐が渦巻き、脳は未来予想図を描く努力に励み、心は流れのまま嬲られ浮いたり沈んだり狂ったように繰り返す。
私の手は、誰のものか。私の身体は、なぜこれなのか。私の心は、どうなっているのか。いつから私は生きているのか。分からない事が多過ぎる。分からないことは苦しい。無為に苦しい。


私は、世界に見切りをつける。
世界も、あっさり私を置き去りにする。
なのに翌日、世界は何事もなかったかのように朝を招き、何事もなかったかのように私を世界に呼び戻す。
明日も、きっと同じ日が来る。
逃げられない。



心の病気や虐待について理解が広がりますように。ランキングに参加しています。応援よろしくお願いします。  
a_04.gif にほんブログ村 メンタルヘルスブログへ

※いつも応援クリック、コメントありがとうございます。更新の大きな励みとなっております。現在、体調不良と精神状態悪化のため、しばらくコメントのお返事が出来ないか、もしくはスローペースとなります。申し訳ありません。

関連記事

境界性人格障害 | comment(6) |


<<中立という凶悪  - 機能不全家族・対人・解離性障害 - | TOP | 二本足>>

comment











管理人のみ閲覧OK


 

美鳥さん、こんばんわ。

美鳥さんの今年はじめの決意、確かに受け取ってわたし茨城で生きています。

わたしも、わたしの決意を胸に、
美鳥さんの決意が、誰よりも美鳥さんのためにあかりをともし続けることをこころから願っています。

きっと、ずっと燈っています。
見えないようになっても、、、無くなることはないのではないかと、、、。
その決意は、人をほんとうに尊重しようと生きていらっしゃる、美鳥さんご自身のような、そんな気がして仕方がありません。

2009/06/23 01:04 | あなすたしあ [ 編集 ]


乗り越えて。。。 

ついこの間までアクティブだった美鳥さん。対照的にきつい日々だとお察しします。。。精神的に加え、肉体的にかなりキツそうですね。。。生活に支障の出る傷はつけて欲しくないね。外傷はいずれ癒えるだろうけど、それまでの痛みを引き受けるのは本当に厄介で、もぎ取ってしまいたいほど忌々しいことと思います。いまを乗り越えて欲しい。1日1日痛みがなくなりますように。ただただお祈りしています。。。

2009/06/24 09:22 | エコペン [ 編集 ]


美鳥さんへ。 

どうも、
wstです。
美鳥さんにはコメントを返してもらったので、
この記事に対し、
自分ができる事をしてみようと思います。
勝手ながら、
美鳥さんは鬱状態であると記事より推測いたしました。
役に立つかどうかは分かりませんが、
参考にしてください。
どこか目いっぱいに、
空が見えるとこに行ったらいいと思います。
できれば、自然とかがある、落ちつける場所だとさらによいです。
これは自分が受験の時に不安でしょうがなかったときや、
何で勉強しないといけないの?
何で○○をしなきゃいけないの?
とか思ったときによくやる処方箋です。
長々とすみません。
体調にはお気をつけてください。
病気なんかに負けるな!

2009/06/25 00:59 | wst [ 編集 ]


>>あなすたしあさんへ 

あなすたしあさん こんばんは。
とてもお久しぶりです。
お元気ですか?


> 美鳥さんの今年はじめの決意、確かに受け取ってわたし茨城で生きています。

ありがとうございます。決意できたのは、一重にカウンセラーの先生のお陰です。私は生きていて、嫌でも何でもここにいて、いるだけで誰かに何かを伝えてしまう、人間とは存在する生物ではなく、存在するだけで意味する生物なのだと認めざるを得なくなりました。

あなすたしあさんからメールを頂いて以降の記事を私は拝見していました。
私はここにいて、あなすたしあさんもそこにいるという事実は、どうすればよいのかと考え続けています。
自分を尊重することと他者を尊重することは対立項ではないのかと恐れていた時期もありました。しかし、私が私の思うまま真直ぐに行動で表現することが、歪みなく他者に伝わることであり、それが誠意なのかと今は考えに行き着いています。

今、私は昔の自分を忘れまいと一生懸命です。
今こうしているけれど、過去はそうではなかったことを忘れたくありません。
どれもそのまま経験として明かりを灯し、私を照らすものが遠く誰かを照らすものであれば、これ以上の幸せはないと思います。

落ち着いたら、お手紙します。
コメント本当にありがとうございました。万感を込めて。

2009/06/28 21:59 | 美鳥 [ 編集 ]


>>エコペンさんへ 

エコペンさん こんばんは。
いつも応援してくださって、本当にありがとうございます。

本当、ついこの間までアクティブでしたね・・・コロッコロ状態が変わるのが私の症状の一つです。
肉体的にきついって、きついですね(←意味不明
足を切っているのは私自身という可能性もあるらしく、誰のせいにも出来ない面もあって難しいです。

>もぎ取ってしまいたいほど忌々しいことと思います。いまを乗り越えて欲しい。1日1日痛みがなくなりますように。ただただお祈りしています。。。

ありがとうございます。
「もぎ取ってしまいたいほど」という表現、私の心境にぴったりで、感謝しました。
もぎ取ってしまいたい、私からは切り離してしまいたい、この感覚が私の解離性障害を作っているのかもしれませんが、痛いのも苦しいのも本当にいやなものですね。

2009/06/28 22:49 | 美鳥 [ 編集 ]


>>wstさんへ 

wstさん こんばんは。
コメント、いつもありがとうございます。

鬱状態。そうですね。
私の場合は、仮面鬱病といって、気持ちが沈むということは殆どありません。
悩む、といった方が良いのでしょうか。
苦しいのですが、問題が現実に横たわっている以上、ここから逃げるわけにはいかないと今年は特に思っています。
去年までの私のブログをちらっと見てくだされば分かるかもしれませんが、私は今年の春から一新しています。

wstさんが空のことを書いてらっしゃって、人にとって多くは空とはそんな意味なのかもしれないと思いました。
私は、ノイローゼの時代、空と川しか見なかったのですが、あまりに空が遠くて、しかしいつも苦しむ私をただ黙って見ていて、空というものに冷たさを感じていました。どこへ行っても空はあるのに、自分はどこへ行っても助けてもらえることはない、という絶望を味わいました。
私は趣味でカメラをやっていますが、空を滅多に撮らないことにwstさんのコメントを拝見して、あらためて発見した次第です。
最近は、友達に話を聞いてもらったり、遊びに行ったり、そんなことで発散しています。
が、足を怪我するとそれも出来なくなり、ダンスも出来なくなり、せっかくのカラオケ半額デーにも行けず、完全に気持ちがヘコみつつありました。
そこにボーダー(境界性人格障害)の発作だったので、重なりまくって、このボーダーが発動しているときは、下手に動くと下手すると死ぬんですよ。破壊衝動が凄くて、暗いのにアクティブという状態です。

> 体調にはお気をつけてください。
> 病気なんかに負けるな!

ありがとうございます!
何だか今日あたりから急に足が楽になってきました。室内を動けるようになっただけ、物凄く精神的に楽になりました。
動けないときは、今年は無理かもと思っていたのですが、今年も是非自助グループの会を開催するぞという気になってきました。
日々頑張ります。
wstさんも、暑く湿った日が続きますので、お身体どうぞお大事に。

2009/06/28 22:58 | 美鳥 [ 編集 ]


| TOP |

プロフィール

美鳥(みとり)

Author:美鳥(みとり)
被虐待サバイバー。解離性同一性障害、うつ病、対人恐怖症ほか色々闘病中。境界性パーソナリティ障害寛解しました。毎日の光と影を綴ります。生育歴・来歴・病歴・活動はこちらをご覧下さい⇒<はじめに Profile>

講演活動・ユーストリーム放送しています。
講演のご依頼ご相談は、当ブログメールフォームからお願い致します。

診断名の有無に関わらず、生き辛さを抱える方々と温かい繋がりを目指しています。ご感想ご意見など、お気軽にどうぞ。お待ちしています。

最近の記事

最近のコメント

カテゴリー

月別アーカイブ

QRコード

QR

ブログ内検索

リンク

このブログをリンクに追加する

RSSフィード

メールフォーム 

お気軽にメールください。返信までお時間頂く場合があります。

名前:
メール:
件名:
本文:


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。