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2009/06/19 (Fri) 二本足

泣きたい。
今日の私の心境。

火曜日に捻挫して以後、とにかく安静を心掛けてきた。安静にしていれば良くなる、今週中には。と、勝手に決めていたところがあった。そうでも決めていなければ、独り暮らしで今の状態は精神的にきつい。

何とか騙し騙し本の世界に逃げ込み、怪我をした右足の下に枕を二段重ねにして高くし、湿布は数時間毎にはりかえ、暇さえあれば睡眠が大事だと眠ってきたが、今日、週末になっても室内の移動さえ困難だ。怪我をした当日と殆ど変わりない状態だ。這って移動するか、びっこを引いて掴まり歩きか、跳ねて距離を稼ぐか。どれも二次災害を被る危険と隣り合わせで、今日になってもこんな状態なんて、予定と違う。

数歩の移動が難しいので、移動の際には事前に計画を立てなければならなくなった。まるで将棋の駒になった気分だ。一度で移動できる距離は限られている。出来るだけ有効に室内を移動し、複数の目的を同時に果たしつつ、足を守るためにベストを尽くさねばならない。


こうなってみて気づくのだが、現在、うちにいる文鳥もも十歳半は、飛べないし、ほぼ全盲だ。私がいなければ、ももの生活は立ち行かない。
彼のカゴはバリアフリーに改造してあるが、一日に二、三度、餌と水を取り替えなければならない。加えて、目の疾患にかかっているから、両目を洗ってやって目薬をさす作業を一日に3度。その後、ももが必ず自分の書斎(私のベッド脇の棚の上の巣箱)に行くと言い出すので、そこまで送り迎えをしてやる。ももが外出(カゴをあけている間)に、一日二度はカゴの中を簡単に掃除する。
たったこれだけのことが、不自由な足になると物凄い負担に思える。
ももを片手に膝で移動するにも、飛び跳ねて移動するにも、びっこを引いて移動するにも、ももを落したら危険なので神経を使う。ももにも介助が必要で、介助している私にも介助が必要。老々介護って、こんな感じなんだろうなぁとしみじみ思う。


安静に徹しようと思ったが、生活上、そうもいかなくなってきた。
迷い考えた挙句、歩行よりも自転車の方が足への負担が少ない気がして、期待をかけて買物に出てみた。
思ったより危険だった。確かに移動中は楽だが、自転車の乗り降りの時は常に一か八かの大勝負だった。しまったと思ったが、後の祭りだ。

スーパーでは、カートが松葉杖代わりになってしまい、様子がおかしいから色んな人から見られる。その表情から、昔、解離で道路に吹っ飛んで顔面に怪我をしていた時のことを思い出して鬱になった。少し違うだけで好奇の目で見られる。
店内にヒステリックな母親がいて、7,8歳くらいの少女に「あんたをほんまホウキでぶっ叩いてやりたいわ!」と叫んでいた。私が買物を終えるまで、ずっと母親は少女を怒鳴りつけていた。見るべきは私じゃなくて、あのブサイクな生物だろ?と、私は母親を観察し、母親の母親らしき女性も観察し、少女の内心を憂えた。


出来るだけ室内でも移動せずに食べられるものを買い込んだ。「頑張っている自分への御褒美」も買った。単に怪我をしただけだが、御褒美でもなければやってられない。怪我する前にやっていたダイエットなど、この際二の次だ。
とにかく足を治さなければ精神科にも行けない。かといって整形外科に足の治療へ行ったとしても、不便な生活に変わりはあるまい。

数日分の買物をしただけで自転車カゴが重くなって、いつもならば歩けば1分の道のりがひどく遠い。びっこを引いても歩けるようになるかなと目論んでいたが、この分じゃ歩行も当分困難だろう。一人で暮らすのが辛い。かといって誰かがいてほしいわけじゃない。そういう人間関係に疲れている。ああまずいと思ったが、気が滅入ってきた。世界中で一番、日本で一番とは言わないが、大阪のこの街で今のこの瞬間は私が一番不幸だと思わせてくれ。

また一か八かの博打で自転車を漕ぎ出そうとしていたら、目の前を、足の障害なのか、病気の後遺症なのか、部屋着姿でよぼよぼと歩いている老人がいた。少し見とれていたら、買物袋が傾いてパンを落としてしまった。曲げられない足に苛々しながら拾い上げた。老人は私に目を留めてから、少しずつ少しずつ歩を進めて向かいの整骨院に入って行った。その光景も、私を鬱々とさせた。


ポストをのぞくための3歩も惜しんで、まっしぐらに部屋に戻った。行く時には入らなかったサンダルに、腫れた足がはまりこんでいた。昨日は、まだましになったと思っていたのに、足首がつくりもののように腫れている。苦労して足からサンダルを抜き取って、情けない気持ちでまた部屋を這い回って片付けた。


いっそ開き直ろうと思い、今の生活を工夫することを少し考えた。
このデスクからベッドまでは、およそ4歩程度なのだが、その4歩の往復でも無事な方の膝に負担がかかり、痛みが増える分不安が増し、精神的に追い込まれて来た。
よって、部屋では常にメッセンジャーバッグを斜めがけしておくことにした。そこに何でも放り込んで移動する。主にデスクに本を置き忘れたから戻るとか、ベッドに携帯を忘れたから取りに戻るとか、そんなつまらない往復での消耗をカットしようという試みだ。早くもそのバッグ自体を忘れるという失敗をやらかした時には、自暴自棄になった。いっそ足に麻酔を打って、小一時間位、後先考えずに走り回りたくなった。

こんな経験も次の強さになるんだとかわけの分からない理屈をこねて、地味に養生している。今更ながら、人間には足が二本しかないのだ。左の足と、右の足しかないのだ。右が駄目なら、左しかない。左も駄目になったら、私の生活はその瞬間からどうなってしまうんだろうと考えてしまった。起り得ない事でもない。物凄い不安が襲って来た。一人暮らしは、自分だけが頼りだ。身体が資本だ。

一人で暮らす中での風邪も怪我もその他病気も経済苦も、孤独に耐えうる力を鍛えてくれる気がする。不安だろうが何だろうが、時間が過ぎていくままに生活するしかない。
依存心と関連が深いのが、BPDだ。久々に境界性パーソナリティ障害(BPD)の症状が出かかっている。対人関係が不安で不安でたまらなくなってきた。客観視を心がけ、ある程度自分を突き放して冷静に眺め、自己陶酔は排除する。行動化だけは抑えなければならない。
色々な意味で、耐えるということが今の私の課題なのだろう。



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だれでも 

その状況では心細くなります。

私も肉離れをした時に全く歩くことができずに、切ない思いをいたしました。


本当は接骨院に行き、松葉杖をレンタルすると、動くことが楽になります。
捻挫は、肉離れより時間がかかり、なった時の適切な応急処置が必要なのですが。

何しろ、一番近い病院に行き、相談なさり、松葉杖をお借りすることをお勧めします。
今の状態ですと、転倒などの危険もあります。

2009/06/20 08:19 | 理緒子 [ 編集 ]


 

せめて、買い物は極力宅配してもらえないかしら?
イトーヨーカドーのネットスーパーとか。
(チラシ持ってないけど、前夜7時からネットでチラシが見れるらしいよ)
私も足をやってるし不自由さわかりますし、独り身、その上長寿のももちゃんの介護まである・・・。
ルゥは、介護させずに逝ったのは親孝行?だったのかも。
でも、自分だけになるとますます不摂生で、どっちがいいのかよくわからない・・・。
一人で、自分の為だけにキチンと、ってわけになかなかいかないもんです。
でも、ヘルプしてもらえる誰かいたら、甘えましょうね。

2009/06/22 18:09 | ばーばら [ 編集 ]


>>理緒子さんへ 

理緒子さん こんばんは。
肉離れは、相当痛いそうですね。私は、まだそれは経験したことがないんですが、足の怪我が多いので、そのうち私も経験するんじゃ・・・と若干びくびくしています。


> 私も肉離れをした時に全く歩くことができずに、切ない思いをいたしました。

切ないですよね。とにかく不安ですし。予告があっての怪我ならいいんですが、そんな怪我はないんですよね。こんなことなら、あの用事を先に済ませておくんだったとか、あそこに行っておけばよかったとか、色々思います。


> 本当は接骨院に行き、松葉杖をレンタルすると、動くことが楽になります。
> 捻挫は、肉離れより時間がかかり、なった時の適切な応急処置が必要なのですが。

一応、捻挫には慣れているので家に戻ってから応急処置をして安静にしてたのですが、思った以上に悪くて、一人ぐらしで介助なしには一歩も外に出れない状態に。病院に行きたいけど、それも足の回復次第というよく分からない状況になってました。1週間後に、何とか病院に行けました。歩けないので、自転車で。凄い怖かったです(笑)


> 何しろ、一番近い病院に行き、相談なさり、松葉杖をお借りすることをお勧めします。
> 今の状態ですと、転倒などの危険もあります。

アドバイス頂いて、松葉杖は迷ってたんですが思い切って借りてきました。
全く使い慣れないので、松葉杖に躓いて転んでしまいそうです。そんなわけで室内では使わなくなったんですが、どうしてもの用事の場合は、松葉杖で出かけるつもりです。
でも、外出はやっぱり自転車を頼ってしまうんですよね。こぎ始めるまでは危ないんですが、乗ってる間はとても楽なので。難しいところです。


ところでSM記事に頂いたコメント、丁度他の方も追加のコメントを頂き、考えるところを書きたくなりました。返信は結構ですとお気遣いくださって、ありがとうございます。明日か明後日にでも書く予定ですので、また読んで頂ければ嬉しいです。


2009/06/25 00:51 | 美鳥 [ 編集 ]


美鳥さんへ。 

この記事を読んでいる途中、
美鳥さんが重い荷物を持って、
片足を引きずりながら、
歩を進める事を想像しました。
「手伝いたい」って思いました。

自分、
似たような場面、
階段で重そうな荷物を運んでいる人とかに、
出会う機会もあります。
そのときにどうしても勇気が出せず、
「お手伝いしましょうか?」
の一言が出てきません。

つまり、
美鳥さんは、
そんな状態で、
「手伝いたい」と人に思われ、
「お手伝いしましょうか?」
と声をかけられたりするのは、
はっきり言って、
うざいですか?
まるで、
見下されてるような行動には、
不快感を感じますか?

2009/06/25 01:16 | wst [ 編集 ]


>>ばーばらさんへ 

ばーばらさん おはようございます。
コメント、ありがとうございます。すっかり退屈っ子のみとりです。

> せめて、買い物は極力宅配してもらえないかしら?
> イトーヨーカドーのネットスーパーとか。
> (チラシ持ってないけど、前夜7時からネットでチラシが見れるらしいよ)

そうですね。こんなとき宅配ですね。
幸い、大阪の私が住む地域はお弁当やらお好み焼きやら何やらの宅配が数十軒あるので、そちらの中から最安値をピックアップして頼んだりしてました。
イトーヨーカドーは、こっちはあるのかな。
良い機会なので調べてみたら、セブンイレブンがやっている「セブンミール」っていうサービスが、めちゃくちゃ良いことを知りました。お弁当を食べて、全く動けない生活をしていて、一気に太ってしまったんですが、リハビリ期間に入ったら、それを利用してダイエットして戻していこうかなーと思っています。

ばーばらさんにも是非おすすめ「セブンミール」! 


> 私も足をやってるし不自由さわかりますし、独り身、その上長寿のももちゃんの介護まである・・・。
> ルゥは、介護させずに逝ったのは親孝行?だったのかも。
> でも、自分だけになるとますます不摂生で、どっちがいいのかよくわからない・・・。

足をやっちゃうと、本当に心が折れそうになりますね(笑) 一人で生きていけない・・・!と悲嘆に暮れてしまいます。気力で乗り越えるしかないんですよね。
ルゥちゃんは、最後まで親孝行だったと思います。見取らせてもらえるというのは、本当に大切な瞬間だと思うので。
ももは、今私の横の鳥かごで眠ってます。お年寄りになって目が見えないせいか、私とももの関係が冷え切っております・・・・orz  多分、お薬飲ませたり、朝昼晩に目を洗ったり目薬さしたり、全く水浴びしたがらないので強制的に洗ったりしてるせいだと思います。
親の心、子知らず。
何とか関係の改善を試みてるんですが、会話のなくなった夫婦みたいで突破口が見つかりません(笑)


> 一人で、自分の為だけにキチンと、ってわけになかなかいかないもんです。
> でも、ヘルプしてもらえる誰かいたら、甘えましょうね。

そうですね。今のところ何とかやれています。
ただ、精神的に色々重なるとガガッと崩れていくようなので、メンタル面が難しいです。
しばらくブログで時々愚痴ることもあるかもしれませんが、生温く見守ってくだされば幸いです。

2009/06/25 11:26 | 美鳥 [ 編集 ]


>>wstさんへ 

wstさん こんばんは。
捻挫と思っていたら、骨が欠けたような欠けてないような、とにかく前もやってたところみたいで、治療には結構長くかかりそうです。

> この記事を読んでいる途中、
> 美鳥さんが重い荷物を持って、
> 片足を引きずりながら、
> 歩を進める事を想像しました。
> 「手伝いたい」って思いました。

ありがとうございます。
引きずるっていうか何と形容すればいいのか、とりあえず横に歩くのが一番楽です(笑) 民生委員という存在を前に知ったときに、突発的に動けなくなった時にヘルプは頼めるのかと役所に聞いたことがあるんですが、話を聞くような<相談>は出来るけれど、実際のヘルプは出来ないという話でした。なるほどヘルパーしかないのね、と後々のために覚えておこうと思っていたのですが、いざとなるとひとりでできないこともなくて、そして何とか一人でやれております。ご心配くださって、ありがとうございます。


> 自分、
> 似たような場面、
> 階段で重そうな荷物を運んでいる人とかに、
> 出会う機会もあります。
> そのときにどうしても勇気が出せず、
> 「お手伝いしましょうか?」
> の一言が出てきません。

そうなんですね。私は、フレンドリーなのが取り得というか、それだけで生きてる感があるので(笑)どんどん話しかけるんですが、県民性みたいなものもあるのかもしれませんね。大阪では、結構誰にでも声をかけやすい環境です。何しろ助かりますし、目的地まで見知らぬ人とあれこれ喋るっていうのも楽しい時間です。


> つまり、
> 美鳥さんは、
> そんな状態で、
> 「手伝いたい」と人に思われ、
> 「お手伝いしましょうか?」
> と声をかけられたりするのは、
> はっきり言って、
> うざいですか?

ええ!? 
いえいえ。どうしてそう思われたのでしょう??

思っていても何もしない事の方が、私は嫌だし気味が悪いですね。何も言わないで何か見てくる、というのは誰にとってもあまり良い気がしないものですから。

自分自身がスパーンとした性格なせいか、曖昧な態度が一番いやですね。私が手助けする場合は、多少強引なくらいに押し切ってお手伝いさせて頂いたりします。最初は、必ず皆遠慮するものですし、そこを強引に2,3度押してれば、本当に相手が嫌がって断っているのか分かりますから。自分が手伝いたいと思ったら、とりあえず手伝います!とスパーンと行く。これがベストではないかと個人的には思っています。


> まるで、
> 見下されてるような行動には、
> 不快感を感じますか?

どういう意味でしょう?????
「見下されてるような行動」をされて、不快にならない人がいるとしたら、その人がおかしいでしょう。
手助けや思いやりや親切と、人を見下す感情は全く別物だと思うのですが・・・・?
少なくとも私の中では、親切心は相手を尊重する思いから自然と出て来るものなので、wstさんが、どこからそのような発想をされたのか今ひとつ分かりませんでした。すみませんmm


2009/06/25 19:57 | 美鳥 [ 編集 ]


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プロフィール

美鳥(みとり)

Author:美鳥(みとり)
被虐待サバイバー。解離性同一性障害、うつ病、対人恐怖症ほか色々闘病中。境界性パーソナリティ障害寛解しました。毎日の光と影を綴ります。生育歴・来歴・病歴・活動はこちらをご覧下さい⇒<はじめに Profile>

講演活動・ユーストリーム放送しています。
講演のご依頼ご相談は、当ブログメールフォームからお願い致します。

診断名の有無に関わらず、生き辛さを抱える方々と温かい繋がりを目指しています。ご感想ご意見など、お気軽にどうぞ。お待ちしています。

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