--/--/-- (--) スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告 |


2009/05/18 (Mon) 灼熱と郷愁

20090518.jpg

体力が限界で、ブログを書く時間が作れないでいる。
物凄いフラストレーション。
現実では、色んなことが起こっているのに、文章として書けないのは、全てが流れていく川に足を浸して茫然と突っ立っているような気分になる。

ここ最近、経験したこと。

ストリート音楽祭。
バンドのスタジオ練習。
愛鳥の通院、闘病。
実家へのしばらくの帰省。
実家の人たちを実験、観察し自分の過去を振り返る苦痛の作業。
大切な知人の死。
スタジオで急遽ぶっ倒れて練習を中断させた醜態失態。
残虐な犯罪と死刑制度と精神鑑定と責任能力と量刑判断についての考察。
昨夜のカウンセリングルームでの解離と空白の時間とびしょぬれのスカートと頭痛と寒さと怒りと悲しみと卑屈な思考と自暴自棄と、解離性同一性障害という病を自分ごと潰して殺してボロ雑巾にしてやりたい憎しみ。


今日は、ダンスレッスンに出かける。
こんなに行きたくないのは、初めてだ。

生きてどうする。
空白の時間、交代の直前の予兆、足掻いても結局無駄な努力に直面すると、いつも頭をよぎる。
解離は、虚無だ。私の時間と記憶と生きる欲求を真っ白に塗り潰し、支配する。
また時間は飛んで、記憶は飛んで、身体は私から離れ、私の感情も離れ、魂がもぬけの殻になった身体は邪魔で、運ばれることだけ知覚して、暗澹とした生温い眠りにつき、目が覚めればさっきまでの激情も全て去っている。何食わぬ顔で生を続行しても、迷惑をかけてしまった周囲にどれだけ謝っても、謝罪すら重々しく空気を沈殿させるだけ。
唯一の救いは、理解ある友人を持つことができ、何もなかったように普通に接してくれたこと。

けれど、私は怖くて怖くてたまらなかった。次はどうなる。私は、どうなる。私にすら分からない。自分のことも、仲間のことも。

いつもの絶妙なタイミングで母が私に言った。
「そんなふうに突然倒れられて、バンドの人たちは、あんたとはやっていけないと思ったんじゃないの?」

ああ、ずっとこうだった。
母の会話は、いつもこう。
とても穏やかで優しくて温和で仕事場でも、どこへ行っても母は優等生で人望が篤い。
でも、私にはいつもこうだった。
今もそうだ。
母に悪気はない。悪気がないから、最悪なのだ。


あらゆる虚しさに支配される。
分厚い虚無の真下に、灼熱のマグマがうねり流れている。血よりも美しい赤を目にすることはできないが、この真下にあるのだと信じる。
今いる虚しく真っ白な世界は、私を置き去りにする。
真っ白な世界は、私から感情も時間も奪う。
サイドブログのことばかり考えている。
あの世界は私にとって、虚しい問いなどひとカケラも意味を持たない。
憐憫も、陶酔も、後悔も、自虐も、賛辞も、何も必要ない。
私がそこにあるだけ。
あの世界が、私を生かす。懐かしくてたまらない。

■Baby Bitch I am.


心の病気や虐待について理解が広がりますように。ランキングに参加しています。応援よろしくお願いします。  
a_04.gif にほんブログ村 メンタルヘルスブログへ

関連記事

解離性同一性障害 | comment(2) |


<<コンクリートの上の太陽 - 失語症・フラッシュバック・自他殺欲求 - | TOP | 歌うとか叩くとか奏でるとか孤独とか >>

comment











管理人のみ閲覧OK


 

こんばんは。美鳥さん♪
このブログを読んでいて涙が溢れ出しました。
本当に毎日が辛い気持ちになってるんだなぁと。

私はうつかPTSDではないかと自分で思っています。
人から見ると普通に見えると思います。仕事も普通に行き、ピアノもきちんとレッスンに行けてます。料理も洗濯もできるし・・・。
しかしある日はズドーーーンと落ち込み、何も出来なくなります。特に晩に多いんです。
そのとき鏡を見ると目がうつろな感じです。
友人にちょっと調子が悪いと言ったとき、”自分で分かるなら、うつ病ではないんじゃない?”と言われましたが、本当はそうでしょうか?
頭が割れそうで天井がぐらぐらと揺れるように感じます。
でも音楽を聴いたりしているときだけふと忘れています。
美鳥さんもありますか?


美鳥さんのお母様は生真面目な方なんですね。
多分自分がきちんとされているんだと思います。
でも、美鳥さんがどうなったのか一番に聞いてほしかったです。
美鳥さんのこのブログが私にとって励ましのメッセージであること、そして、美鳥さんという人はこの世でたった1人でかけがいのない人です。
無理せず、自分のペースでゆっくり進んでください。


2009/05/19 21:25 | Johnny M [ 編集 ]


>>Johnny M さんへ 

Johnny M さん こんばんは。
メールをお送りしたいと思いながら、ご無沙汰しています。
読んでくださっているのだと知って、勇気付けられる思いです。コメントありがとうございます。
私の方は、随分と色々な症状がやわらいできたと感じつつも、生きている限り色々あるには変わらず、試行錯誤の日々です。
とにかく倒れてなるものか、が今年春からの決意ですので、出来る限り鬱・ボーダー・人格障害含めた神経症の自助グループ、講演会に力を入れていく予定です。


> 私はうつかPTSDではないかと自分で思っています。
> 人から見ると普通に見えると思います。仕事も普通に行き、ピアノもきちんとレッスンに行けてます。料理も洗濯もできるし・・・。
> しかしある日はズドーーーンと落ち込み、何も出来なくなります。特に晩に多いんです。
> そのとき鏡を見ると目がうつろな感じです。

私は専門家ではないので断言できませんが、恐らく離人症状の一つだと思います。
「人から見ると普通に見える」というのが、実は一番厄介です。私も、人から見るととても普通に元気に見えるのです。他人の目から客観的に見てみれば、自分でも自分は元気なのか、そうでないのか分からなくなるくらいです。
<離人性障害>で調べて頂くと良いかもしれません。離人症状は日常生活の意識しない場面で本人だけが生き辛さを感じ、他人からは分からないという仕組みですので、鬱やPTSDよりも、ある意味、基本的知識を要するかもしれません。


> 友人にちょっと調子が悪いと言ったとき、”自分で分かるなら、うつ病ではないんじゃない?”と言われましたが、本当はそうでしょうか?

いえいえ。
鬱病であるかどうかの基準に、自分で分かるなら鬱病でない、などというものはありません。
ご友人が、どういった意味でそう仰られたのか分かりませんが、「調子が悪い」=「辛い」これだけで十分です。病名など、どうでもいいのです。Johnny M さんが、苦しい、辛い、悲しい、それだけです。

鬱病はじめ、こういった病名が正しい知識もなく一人歩きし、苦しくても苦しさを認めてもらえなかったり、逆に過剰に病名に固執するあまりに治療の妨げになったりといった状況が最近増えているように思います。
診断名と当事者の関係について、記事を用意していますので、機会があれば読んで頂ければ幸いです。


> 頭が割れそうで天井がぐらぐらと揺れるように感じます。
> でも音楽を聴いたりしているときだけふと忘れています。
> 美鳥さんもありますか?

私も、ありますよ。
最悪に調子が悪い時は頭痛が伴います。その中にも、一瞬ふと戒めが解かれるような瞬間があり、しかしまた元に戻るを繰り返したりします。
音楽は、良いですね。
最近は、音楽に合わせて踊ることを覚え、ダンスレッスン中は苦しいときも忘れて笑っているときがあります。歌っているときもそうですね。

あとは、写真を撮っているとき。本当に心がドーンと落ちた時は、カメラなんて永久に手にしたくないと思うのですが。今日も、郵便局に行くついでに10枚程散歩がてらに撮ってきました。

それから、絵画が大好きなので見に行きます。一つの展覧会に必ず一つは自分を迎え入れてくれるような絵があって、その前に飽きるまで立っているのが大好きです。
今ふと思い出したのは、古賀春江の「サーカスの景」です。多分、展覧会に出される度に見に行くと思います。関東へ足を運ぶ時、所蔵している美術館に展示されるかどうか訊くほどファンです。
完成までのエピソードといい、その作品といい、その前に立った時の心地といい、特別な一枚です。


> 美鳥さんのお母様は生真面目な方なんですね。
> 多分自分がきちんとされているんだと思います。
> でも、美鳥さんがどうなったのか一番に聞いてほしかったです。

そうなんですよね。母は、私が言ったことの反対を常に言う人です。生真面目というか、ここには彼女の人生が重い影のようになっていて、私はその影から生まれた子どもとでも言っていいかもしれません。
母は、色んな意味で私の人生のキーを握っています。恐らく、近日の記事にすることになると思います。自分の母について、批判したくはありませんが、何もかもがうまくいくわけではない人生。私にとっての人生の課題の一つは、母のような人生を連鎖させずに生きていくことのようです。


> 美鳥さんのこのブログが私にとって励ましのメッセージであること、そして、美鳥さんという人はこの世でたった1人でかけがいのない人です。
> 無理せず、自分のペースでゆっくり進んでください。

本当に、本当にありがとうございます。
時々、Johnny M さんのご家族のことを思い出します。
生きることは難しく、ただ生きながらえるだけでも辛く苦しいです。現実と向き合って誠実に生きようとすればするほど、そんな人ほど苦しみと直面します。
苦しみが、必ず強さと優しさを生み、育みますように。心からお祈りします。

また是非、些細な近況でもお知らせ下さい。
いつも気になっています。
いつか歌も、遠い先になったとしても、必ずお届けします。

2009/05/23 21:46 | 美鳥 [ 編集 ]


| TOP |

プロフィール

美鳥(みとり)

Author:美鳥(みとり)
被虐待サバイバー。解離性同一性障害、うつ病、対人恐怖症ほか色々闘病中。境界性パーソナリティ障害寛解しました。毎日の光と影を綴ります。生育歴・来歴・病歴・活動はこちらをご覧下さい⇒<はじめに Profile>

講演活動・ユーストリーム放送しています。
講演のご依頼ご相談は、当ブログメールフォームからお願い致します。

診断名の有無に関わらず、生き辛さを抱える方々と温かい繋がりを目指しています。ご感想ご意見など、お気軽にどうぞ。お待ちしています。

最近の記事

最近のコメント

カテゴリー

月別アーカイブ

QRコード

QR

ブログ内検索

リンク

このブログをリンクに追加する

RSSフィード

メールフォーム 

お気軽にメールください。返信までお時間頂く場合があります。

名前:
メール:
件名:
本文:


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。