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2008/11/05 (Wed) 誰が引き金を引く ? 解離性障害・境界性パーソナリティ障害・フラッシュバック ?

今日ついさっき起こったことで、まだ真っ只中なので完全には把握できていない。
とことん調子が悪い。

今朝からは過食衝動が酷く、時期的に考えてPMSかと思ったが、それだけではなかったようだ。
これまで食べる品目と時間を考え計画的な食生活に整えダイエットを続けてきたのだが、全てを無に帰すかのように、意識がある間中何かを口に運び続けた。
哀しいことに、ダイエットしているときは一つ一つを大事に味わって食べていたものだが、過食となると味わう暇もない。そのうち一種の躁状態のようになってきた。

頭の回転が速くなってきた。批判精神もビシビシと鋭く尖る。その分、口数が多くなる。しかし、今誰かと交流をはかれば間違いなく失敗する予感がして、極力抑えていた。

昼を過ぎてもまだ私は食べ続けていた。量は半端なものではなかった。昼までで3?4日分の食料を食べた。カロリーも何もあったものではない。自分に嫌気が差すことで、更に自暴自棄な気分を引き起こした。いっそ食べたいだけ食べてやろうじゃないかと妙に気が大きくなった。

ある瞬間、ふと私はじっとしていられなくなった。
時々脳内に指令が下されるときの「私は入院しなくては生きていけない」と同じように、「病院に行かねばならない」と唐突に思った。
朝起きた時点では、あまり体調が良くなかったから明日でいいやと考えていた。一歩も外に出ないつもりでいた。まして病院は予約制なので、突然行くのはいただけない。

なのに私は思い立って数秒で、着替え始めていた。
「行かなくては。病院に行かなくては。とにかく行くのだ」と、それだけが頭を占領して、食べ物のことすら吹っ飛んだ。
準備しているあたりから、ふらふらと眩暈がしてきた。
ずっと飲み続けているパキシルの断薬症状にそっくりだ。脳内がパシパシと音を立てる。
飲み忘れているわけでもないのに、何だこれは!と焦った。パキシルの断薬症状が私はものすごく苦手だ。一瞬一瞬、不愉快な眩暈に耐えながら準備をして家を出た。自転車に乗っているのも苦痛だ。眩暈が酷い。

診察券を出したら、予約がないので1時間待ちとのこと。いつものことなので、外で時間を潰すことにした。眩暈が酷い。こういうときに同じ薬を飲んでいる友達が頼もしい。メールで、薬が切れてないのに切れてるかのような症状出たことある?と質問した。
あたりの店を冷やかしながら、今日の診察だけはぼんやりと終わらせまいと思った。
私はどこか何かがおかしい、と思った。

突然だが夢から醒めたように、現実がリアルに見えたのだ。現実とは、多分自分自身のことだ。自分が何か巨大な不安や苦痛を抱えていることをすっかり忘れていたかのような感覚。こんなにも私は苦しいのか、と目が醒める思い。

生きているのが苦しくなった。
一体何が私を苦しめるのか。それとも私が何かおかしくて、苦しいのだろうか。などと考えても仕方ないことを真剣に考えた。思考は、眩暈で遮られた。仕方ないからお買い得の魚を買ったり、ヘアアクセを探したりした。

診察室に入ると、医者に喋る隙を与えまいとでもいうように矢継ぎ早に頭にあることを伝えた。
私は自分が分からないこと、元気なときにしか病院やカウンセリングに行かないように無意識に行動していること、入院したいこと、何度か死に掛けていること、優しくされる、保護されると正体不明の怒りにかられて暴れてしまうこと。
これらのことは、医者に話したことはなかった。なぜなら、私はいつも病院へ来るときは忘れているからだ。何も苦しいことはないのに、と思っているから、病院へ行くのは薬を貰うためだけと言っても過言ではない。
いつも顔を合わせれば医者は「大丈夫ですか?」と声をかけるが、何が大丈夫で何が大丈夫でないのか私はよく分からないから「まぁまぁです」と答えるしかない。
ぼんやりして診察が終わる。先生が何か言ってくれるが実感が持てない。
特に「苦しみ」とか「不安」については、私は完全に麻痺している。まるで分からない。

今日の医者の言では、私は突然に具合が悪くなるのが特徴だという。確かにそうかもしれない。
「かもしれない」程度の認識なのは、私が解離性障害だからだろう。

今のカウンセラーともう3ヶ月以上会っていないこと、新しいカウンセラーを紹介してほしい旨を伝えた。本当は今のカウンセラーK先生に明日会いに行こうかと考えていたでもないのだが、今出来ることは何でもしたいという逼迫した思いがあった。
私がお願いしたカウンセラーの条件は「男性であること」「臨床心理士であること」「解離性障害を理解していること」だった。特に、男性であることは重要だ。今のカウンセリングがうまくいっていないのは、多分先生の性別が女性だからなのだ。母性を拒絶したいらしい私には、ハードルが高いカウンセラーなのだ。

分かりました、じゃあ紹介状を、と言って医者が立ち上がった。棚の上のカウンセラーの連絡先ファイルを手に取ろうとしたらしかった。白衣の背中が目に映った。
瞬間、私は呻いて椅子の上で頭を抱えた。
言葉にならない感情が噴出してきて、意味も分からず泣いて泣いて、過呼吸を起こすまで泣いた。
医者は、咄嗟に「フラッシュバックですね。急に僕が立ち上がったから、怖かったのか。ごめんね。怖がらせたね」と言った。
私は、違うんです違うんですと言って、ガタガタ震えて泣いた。
確かに医者が言うように怖かったこともある。
同時に、私に無防備な背中を見せられることで私の中の攻撃性が一気に爆発しそうになったのだ。
具体的なイメージとしては、殴りたいとか、刺したい、という思考。
予告もなく反射的に一気に沸点を越える攻撃衝動。
かつてN氏が私が散らかした薬を拾おうとしたときに私に後頭部を見せたときに似ていた。

私に中途半端に優しくするなとか、私から目を逸らさないでとか、恐らくそのどちらもの感情、好意と敵意の同時発生。パニックだ。

過呼吸を起こして泣き喚いているので、私はまたもベッドに隔離された。注射されようとしたが拒んだ。ヘロヘロになって自分を見失いたくない。
病院に来ると、いつもこれだ。自分が嫌になった。
それ以上に、ショックから立ち直れずにいた。
医者が立ち上がった瞬間、背中を向けた瞬間の衝動や絶望や怒りや悲しみは言葉にならず、何が悲しいのか涙が止まらない。
生きているのは苦しい。なぜ生きていなければならないのか。
なぜ私は、こうなのか。
なぜこんなことになってしまったのか。

しばらくベッドで泣いていた。みっともないとか考える余裕もなかった。ここで泣いていなければ、後でとんでもないことになる気がした。1人になったときに抑圧したツケがまわってくることだけは避けなければ、私は危ないのだと感じた。

眩暈が止まらないどころか泣いている間に悪化したから、また診察室に行って、先生に指示を仰いだ。頓服を飲むのが一番良いといわれたから、いつもの二倍頓服を齧った。ガリガリ噛んだ。うす甘いようなうす苦いような香りのないラムネのような味がする。
明日の午前中にも新しいカウンセリングルームに行きたかった。数時間経っただけで、私は今の私であるかどうか分からない。治療しなければ、という今の自分のうちに出来るだけの治療予定を立てたかった。
生憎、予約が取れず新しいカウンセラーとの初回は明後日になった。希望通り男性で臨床心理士で経験豊富なカウンセラーだ。近所ということも嬉しい。

帰りに本を8冊買った。
今の私は、どうかしている。これで今月買った本は20冊を越えるだろう。数冊は読んだが、とても追いつけない。
家に帰りついたあたりで、頓服が効いて、見事眩暈は止まっていた。
医者が言うように、パキシルの断薬症状に似た眩暈に襲われたのは、パキシルの効力を上回るほどの負の感情が私の中で爆発したからなのだろう。頓服で神経を緩めてみれば、いつもどおりの私になれた気がした。

後の記事で、リアルタイムTwitter(当ブログ右下に設置・全文はこちらから→TwitterMitorinページ
の呟きを順にこちらにも掲載しようと思う。
明後日のカウンセリングは、解離性障害を主に見てもらうことになりそうだ。私の内側に存在する「あや」や、7?8メートルもある断崖絶壁と底のない暗闇、人格が溶け合う淡い白ピンクの海、人格を隔てるゼラチン質の壁、健忘、記憶にない自傷、買い物、行動、過去、これらと真剣に向き合ったことはまだない。
境界性パーソナリティ障害についてもだ。
苦しんでいるだけで、ここからどうすればいいのかは試行錯誤の毎日で、今の私は入院すらできずにいる。私の症状を最もよく知るN氏は「確かにみとりさんが入院したら暴れまわるやろうな?」と言っていた。「ケアされる」ということが、私は受け入れられない。何故だろう。「あや」には得意分野なのに。

常に解離性障害で自分の状態が分からない私が、カウンセリングで自分のことをうまく話せるわけがない。それでも、カウンセリング療法が私にもたらしてくれたものは、これまでも大きいから、カウンセリングルームと、通院の二重の構えで治療を続けたいと思う。
「治療」という言葉を意識するのは、何ヶ月ぶりだろう。
私はまたも、自分が病人ではない気がしていたのだ。


○お知らせ
お返事が滞っております。
状態が徐々に悪化していましたが、今日になって限界のようです。
はじめてコメントくださった方、メールフォームからお便りくださった方、また友人にも返信できずにいます。コメント下さって、心から感謝です。大切に拝見しています。
お返事は、しばらくお待ち頂きますようお願い致します。


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美鳥さんへ 

 たーちゃんです。おはようございます^^
FC2ブログにお引っ越しをしてきました。
私の淡々とした日々のつれづれなのですけど、
これからもどうぞ宜しくお願いしま~す。

美鳥さん眠れましたでしょうか。
私は夜中というか朝方の3時半ぐらいにやっと
眠れました。
体は本当不思議ですよね。

2008/11/06 09:39 | たーちゃん [ 編集 ]


はじめまして 

初投稿、失礼致します。
実は毎日記事を拝見しております。
このコメントへのお返事は結構です。
十分養生なさってください。

私は境界性人格障害を患っています。
発作を起こしているとき、他人から体を触られることに、
私は強い怒りを感じます。
非常に悪い言葉を使って恐縮ですが、殺意…に近いような感覚です。

この病気の根底には、人とのスキンシップの少なさ、
それによる寂寥感があるような気がします。
(健全な意味で)人と出来るだけ肌を触れ合わせ、
人とスキンシップをとることによってでしか治らないのではないか、
とも最近思ったりします。

健全な人が普通に出来る行為が、この病気を持ったせいで、
なかなかままなりません。

…美鳥さん、苦しいですね。

がんばって、なんて安易な言葉は吐けません。
ひたすら美鳥さんを見ています。

2008/11/06 09:53 | えん [ 編集 ]


>>たーちゃんさん 

たーちゃんさん こんにちは。
コメントありがとうございました。

祝☆FC2にお引越し!
心の引越し蕎麦を献上いたしますw

ブログに度々うかがってますが、ここのところ不調で、調子が良くなったと思った次の瞬間不調って感じのジェットコースターでコメントなかなかままならず・・・。
カウンセリングが新しい場面を迎えたこと、私もそういうことあったなぁと思いを馳せていました。
古い水道にたとえると、蛇口をひねったら最初にどんどん古い水が出てくるところに似てるのか、でもまたつまっちゃったり、でもまた出てきたりw
行く度に必ず何か成果があるわけでもないのが、カウンセリングの難しいところであり、同時に人の心は大切に扱わなければならないという証のように思います。

いつもいつも応援してくださって、心からありがとうございます。
たーちゃんさんは、不思議な空気を持っていますね。つかず離れず同調し過ぎず、とても居心地が良い空気に私は密かに癒されます。

たーちゃんさんも、眠れてますでしょうか。子育てが大変そうです。急に夜泣きしたり、子どもも心をもっているから当然、波のように感情が揺れるんですよね。

身体は不思議、意識も不思議、無意識も不思議ですね。
コメントありがとうございます。
今後とも、どうぞよろしくお願いします。
風邪には気をつけて~!

2008/11/19 12:02 | 美鳥 [ 編集 ]


>>えんさん 

えんさん、こんにちは。はじめまして。
はじめてコメントくださったのに、私の体調諸々でお返事が大変遅れました。申し訳ありません。

境界性人格障害の症状は、私が持っている中で1,2を争う苦しい病気で、同じ病気と闘ってらっしゃる方とこうしてブログなどで繋がれることは幸運だと感じています。

いつも読んでくださっているとのこと、本当にありがとうございます。ふかぶかと感謝です。

>発作を起こしているとき、他人から体を触られることに、私は強い怒りを感じます。
非常に悪い言葉を使って恐縮ですが、殺意…に近いような感覚です。

まさに!と、私も同感です。「私に触るな!」は、何と表していいのか分からない凶暴な怒りです。以前の私は超がつく依存体質だったために、「触って欲しい」だったのだと思いますが、今の私は「触るな!」です。えんさんのボーダーの治療は、どこまで進んでらっしゃるのでしょうか。こういった怒りは、私は回復途上、もしくは回復初期の自尊心の回復ととても関係が深い感情と考えています。
似た感覚を覚える方がいらっしゃって、単に縋りつきだけではないボーダーの現状を再確認できました。貴重なコメントを頂けたことに感謝です。

一部では「境界性人格障害の原因はまだ分かっていない」と言われていますが、私は断固として否定しています。
人の中で傷つけられた傷が痛んでいる、それだけのことだと考えています。
えんさんが仰るように、人の中でしか癒せない、しかしその人に傷つけられて生まれた病気、それが境界性人格障害。だから治療が難しく、健常者からの理解も難しいのではないかと思います。

お返事は不要ですと、私の体調にご配慮くださって、本当にありがとうございます。
当事者が発信できるブログというツールは、誤れば自身も人も傷つけてしまいますが、こうして繋がれること、励ましあえる方と励ましあえることに感謝します。

コメントありがとうございました。

2008/11/19 12:10 | 美鳥 [ 編集 ]


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プロフィール

美鳥(みとり)

Author:美鳥(みとり)
被虐待サバイバー。解離性同一性障害、うつ病、対人恐怖症ほか色々闘病中。境界性パーソナリティ障害寛解しました。毎日の光と影を綴ります。生育歴・来歴・病歴・活動はこちらをご覧下さい⇒<はじめに Profile>

講演活動・ユーストリーム放送しています。
講演のご依頼ご相談は、当ブログメールフォームからお願い致します。

診断名の有無に関わらず、生き辛さを抱える方々と温かい繋がりを目指しています。ご感想ご意見など、お気軽にどうぞ。お待ちしています。

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