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2008/09/07 (Sun) 廃墟の檻のパブロフの犬 ? 境界性パーソナリティ障害 ?

また落ちた。
ボーダーの溝に落っこちた。
気がついたらフラッシュバックで泣き喚いていた。電話を切った。メールで迷惑をかけたくない旨だけ伝えた。
人を巻き込みかけた。巻き込む直前に気づいたけれど、少しだけ手遅れだった。でも、付き合いが浅いから良い。懲りたら私に近づかなければいい。良い教訓になる。ボーダーの私には、近づくな。傷つくのはあなただ、と無言で警告できる。態度という事実ほど説得力がある警告はないだろう。


セックスをしたくなるときは、二つある。

好きだと思ったとき。
不安になったとき。

男ばかりがセックスを欲してるんじゃない。その事実を直視し、平気で女の性欲なんてもっと凄いよと口にする私は、それでも男を汚いものとして見たがる。

不安になったら、男の欲望の影に逃げ込めばいい。相手にセックスを提供してやる。これが欲しかったのでしょう、これさえあれば無駄口叩かないでしょう、と自分の体をくれてやる。
有難く受け取れと下賜してやってから、のうのうとさも当然かのように快楽に逃げ込むのだ。

唐突に脈絡もなく快楽に誘うのは、私の常套手段だ。
私の心に入って来ようとする男を遠ざけるためには、物理的に遠ざけても何にもならない。そんなもの、形でしかない。
心から遠ざけたいのであれば、男を見下し、精神的に除外するのだ。
そのためには、男を私以下の存在に貶めなければならない。精神論では駄目だ。計画を立て、実行に移し、男を乗せ、実際に男の愚かさを私の目の前で露呈させ、飽き足らず媚びて情欲を煽り、徹底的に能無しのペニスの勃起と萎縮だけの男に貶める。
そうして私自身の目に刻み付ける。
思ったとおり、この男は信用するに足りない。
自分を納得させるためだ。


私を一番粗末にしているのは私自身で、男は私の恋愛という市場での価値を正しく見極め、それ相応の対価で買っているだけなのかもしれないと薄々気づいている。
大安売りしかけた。
逆に心配された。心配されたら、更に私の市場価格が下がってしまうと慌てて更に値段を引き下げた。その判断には逡巡もなかった。習性になっている。
ご機嫌を窺うのは犬の得意分野だ。機嫌を損ねたかもしれない、この人はなぜ私の過去を知りたがるのだ、なぜ私などに関心を持つんだ、この人が病んでるんじゃないのか、と不安に襲われた途端、セックスすれば全て有耶無耶にして流せると閃いた。いつも閃くことは結局セックスだ。
子供には飴玉、男にはセックスだ。
と、境界性パーソナリティ障害の私は心得ている。流されない男はいないし、流されまいと抗うなら絶対に流してみせよう。私自身のために、男は常に欲望に弱くなくてはならないのだ。
そうして誤魔化したいのは愛だの恋だのじゃない。人を信じることが出来ない臆病な自分を誤魔化したいのだ。何も考えずにいたいのだ。そんなときにセックスは、何てうってつけなんだろう。

自分の大安売り、境界性パーソナリティ障害。
どれだけ大事に大事にしようとしても、大事にしたことがない私には全てが初めてだ。
二足歩行を始めたばかりのパブロフの犬だ。
ベルが鳴れば涎を垂らす。
ずっとそうして生きてきたから、ボーダーパブロフの犬は、不安のベルが鳴ると涎を垂らす。餌の時間だ。肉を提供して、もっとうまい愛情にありつける。ありつけないなら死を意味する。ならばいっそ殺してくれ。と、所詮犬は尻尾しか振れない哀れなやつ。


だから恋愛は、無理なんだな。
死にそうだ。記憶が自動で再生される。現在を生きているのに、全く違う人間が私に向かって誠意を尽くして話をするのに、私の目も耳も鼻も口も手も足も心臓も、何もかも過去にしか生きていない。
CPTSDは、パブロフの犬を作り上げる。
昨日まで餌が出てきたとしても、今日出てくるとは限らない。
なのに幻の餌を期待して、誰もいない廃墟の檻の中、幻のベルを聴いては犬は涎を垂らし続けている。



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2008/09/11 02:28 | [ 編集 ]


>>鍵コメYさん 

Yさん こんにちは。コメント、ありがとうございます。
「あなたのような人と付き合っていました」と言われると、う~ん・・そうなのだろうかと正直なところ抵抗があります。投影は、よろしくないかと思います。

私がここに書いたのは、とある人物一人を限定しているのですが、多分その方とあなたも違う点がたくさんあると思います。

現実の中で現実と向き合うのは、とても困難だと私自身の経験から思います。
誰かの中に自分の重大な過去を見出すことが、私もよくありますが、やっぱりそれは現実のその方を見つめて、その方限定で考えることが一番の近道と思います。

差し出がましいかもしれませんが、そんなことを思いました。
ここに書いたことは、私が書きました。あなたがご存知の方とは恐らく私は、全く違います。会えば分かることですが、違います。イメージや投影とは、そういった類のものだと思います。
このブログに書かれているだけが私ではありません。ここは、私が1年書いても書いても、いまだ私の2割程度しか書けていません。
私と、あなたの過去とは全く違うと考えてこそのスタートだと思います。
参考にして頂ければ幸いですが、お礼を言って頂けるようなことは何もしていません。
本当にあなたがその過去を大切に思われているのでしたら、見知らぬ私が書いたこの記事一つで、多くの喜怒哀楽を刻んだであろう過去に終止符を打つのは、あまりに惜しいことではないのかと思います。忘れたい過去も忘れてしまった過去も今の私を作っているのだと実感する私が、そう思います。差し出がましいこと承知です。過去を、どうぞ大切にされてください。
コメント、ありがとうございました。

2008/09/19 17:50 | 美鳥 [ 編集 ]


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美鳥(みとり)

Author:美鳥(みとり)
被虐待サバイバー。解離性同一性障害、うつ病、対人恐怖症ほか色々闘病中。境界性パーソナリティ障害寛解しました。毎日の光と影を綴ります。生育歴・来歴・病歴・活動はこちらをご覧下さい⇒<はじめに Profile>

講演活動・ユーストリーム放送しています。
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診断名の有無に関わらず、生き辛さを抱える方々と温かい繋がりを目指しています。ご感想ご意見など、お気軽にどうぞ。お待ちしています。

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