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2008/05/03 (Sat) One Line Of One's

友人からメールが、来た。
彼の友人の、突然の訃報を告げるメールだった。
葬儀に出るので、
美鳥さんと約束していた日程が後にずれます、
申し訳ありませんと書いてあった。
まず、友人の気持ちを思い、胸が痛んだ。

仕事中の、突然の事故死らしい。
同じ仕事をしている友人は、今何を考え、どんな思いでいるのだろうかと
胸が痛んだ。

それから、一度も会ったことのない、名も知らぬ亡くなった方を思った。
その方が送った生を考えた。
考えても知りようのないことだが、考えた。
死に触れる度、生に思いを巡らせることが、私の癖になっている。


私は、友人へメールを返したい。
返信欄を開いて、キーボードに指を乗せた。
けれど、言葉は出てこない。
お決まりのお悔やみや社交辞令が大嫌いだから、
「ご愁傷様」なんて使い慣れない言葉も、中味のない言葉も嫌いだから、
白紙のメールを前に、ただ黙って考えた。
言葉じゃなくて、私のありのままの心を探した。


もし、話してもらえる機会があれば、そのご友人の生を聞かせてください。


白紙のメールに、一行だけ、心のままの文字が並んだ。

死は、最後の最後のピリオドの一点であって、
それまで描かれてきた長い長い線、生きた人間の素描された線を知りたい。

死に接する度に、自身の生き方を考え、襟を正す。
歪でもいいから、掠れていてもいいから、ゆっくりでも乱暴でもいいから、
引っ張りたい。
先へ、先へ。
インクが途切れて、ペンを握る手が止まるまで。


友人が、話してもいいよと言うのなら、聞いてみたいと思った。
知らない誰かの死を悔やむのに、言葉なんて持たない。
彼が話してくれるなら、それをただ、静かに聞いてみたい。

この一行に、あと少しだけ、遺された友人への思いを添えたなら、
葬儀を終えて、一息ついた頃の彼に、メールをしたため、送ろうと思う。



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言葉が浮かばない 

こういうお話を聞くのは辛い。
お友達の方にも、なんと言っていいのやら。
美鳥ちゃんの一行の文が、なんと言うか
私だったらだけど、一番言って欲しい言葉
だな~と思いました。
死と本気では、絶対向き合えないな。
今も怖くてしょうがない。

2008/05/03 22:30 | あおぞら [ 編集 ]


>>あおぞらさんへ 

あおちゃん こんばんは。
コメント、本当にありがとう。

全く面識のない方だけれど、私も言葉を失いました。
人が亡くなる、ということに変わりはないと思い、迷ったけれど、こちらのカテゴリーに入れさせて頂きました。
急に予告もなく人はいなくなってしまうということを、間接ながらあらためて感じた出来事でした。

何と言ったらいいんだろう、本当に。
ただ、面識がなくともまだ生きている私にとって、人の命について色々と考えさせられる出来事だということに、違いはないと思いました。

友人の様子が分からないので、落ち着いたらメールしようと思っています。
コメント、ありがとう。

2008/05/05 18:22 | 美鳥 [ 編集 ]


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プロフィール

美鳥(みとり)

Author:美鳥(みとり)
被虐待サバイバー。解離性同一性障害、うつ病、対人恐怖症ほか色々闘病中。境界性パーソナリティ障害寛解しました。毎日の光と影を綴ります。生育歴・来歴・病歴・活動はこちらをご覧下さい⇒<はじめに Profile>

講演活動・ユーストリーム放送しています。
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診断名の有無に関わらず、生き辛さを抱える方々と温かい繋がりを目指しています。ご感想ご意見など、お気軽にどうぞ。お待ちしています。

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