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2008/04/20 (Sun) ディノラーと影の歌

◇フィーネの衣擦れで紹介したスミ・ジョーの作品を紹介します。

ヴィルトゥオーゾ・アリア集ヴィルトゥオーゾ・アリア集
(2000/04/19)
ジョー(スミ)

商品詳細を見る



収録曲、全て素晴らしいのだけれど、
特に以下の4曲をヘビーローテーションで聴くのが常だ。


4. 「リゴレット」~第1幕「グアルティエル・マルデ…慕わしい人の名は」(ヴェルディ)

メロディが美しく耳に残るので、
時々調子っ外れに口ずさむ。
でも、高音が高すぎて歌えないところは「・・・・・・・・」と、飛ばす。
これを歌うことができたら、きっと小鳥の気分になれる。


6. 「ランメルモールのルチア」~第3幕「狂乱の場」(ドニゼッティ)
9. 「魔笛」~第2幕「復習の心は地獄のように」(モーツァルト)


モーツァルト「魔笛 復讐の心は地獄のように」は、
<真のドイツ・オペラの始まり>とワーグナーが絶賛した大傑作だとか。
実際、聴くと鳥肌が立つ迫力だ。
高音が、もう大丈夫か!?と心配になるくらいの高音。
ド素人の私が聴いても、これを歌いこなせる人はそうはいないだろう、と思う
「コロラトゥーラの超絶技巧と劇的な激しさを必要とした
高難易度のアリア」(以下、「 」内は、河合秀明氏の解説から引用)らしい。


ここからが、本題。
このCDに収録されている中で、一番好きなスミ・ジョーが歌う曲が、
5. 「ディノラー」~第2幕「影の歌」(マイヤベーア) だ。

スミ・ジョーは、コロラトゥーラ(速いフレーズの中に装飾を施し、
華やかにしている音節・トリルの多用)の技巧が素晴らしい。
柔らかい声の中に、煌く華があり、表現力が豊かだ。


「影の歌」は、中でも大好きで、大好きで、たまらない曲のひとつ。
他の歌い手が歌っているものも聴いてはみるものの、
スミ・ジョーの「影の歌」がちらついて、まともに聴くことができない。
この曲を、もう一度、目の前でスミ・ジョーに歌ってもらえたら、
と考えるだけで、幸福な眩暈に襲われる。


「恋人のホエルが行方不明になったため、傷心で発狂した
ブルターニュの村娘ディノラーが、月光の降り注ぐ夜の森で
自分の影に戯れて歌う、コロラトゥーラ・アリアの名作」

まさに、戯れる楽しげな旋律の合間合間に、
不安な旋律が入り混じり、ディノラーと影の声が呼び合う場面が出てくる。

愛と狂乱と歓びの歌だ。

夜の森で、独り、自分の影に歌いかけ、自分の影と踊るディノラーは、
いつかの私と重なって、狂おしくも、懐かしくなる。


「ディノラー」~第2幕「影の歌」(マイアベーア)


歌詞(和訳 木村博江)

私のあとをついてくる
軽やかな影
逃げないでね
だめ、 だめ、 だめ!
妖精も キマイラ(怪物) も
私にはお友だち
逃げないでね
だめ、 だめ、 だめ!
一緒に駆けましょう!
心配で、怖いの
私から遠く逃げて行かないで!
ああ! 逃げないでね!
逃げないでね!
夜が明けるたびに
また会いましょう!
ああ! もっとここにいて
私の歌に合わせて踊ってね!
お前をとりこにするように
微笑みをおくりましょう
歌ってあげましょう!
近くにおいで!
ここにきて私に答えて
一緒に歌ってね!
ああ! 答えて!
ああ! 楽しいわ!

ラララララララ
ああ! 踊って!
ラララララララ
私と、ここにいて!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


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音楽にはとんと疎い私。
昨日、前記事の中でスミ・ジョーさんのことをはじめて知り、いくつかYou tubeで聞いてみました。
感激しました。それを、美鳥さんは生で聞いたんですね。うらやましいです。
私もファンになりそう。今回紹介の歌も本当に小鳥のようですね。しかも、どうして高音があんなにきれいに出るんだろ!?
歌っているときの表情もとてもすてきです。
しばらく彼女のとりこになりそうです。紹介してくださって、ありがとう!!!

2008/04/20 11:46 | ふみごん [ 編集 ]


>>ふみごんさんへ 

ふみごんさん こんばんは。
コメントありがとうございます。

>音楽にはとんと疎い私。
昨日、前記事の中でスミ・ジョーさんのことをはじめて知り、いくつかYou tubeで聞いてみました。

めちゃくちゃ嬉しいです!
クラシックは、他の音楽に比べて堅苦しく取られることが多いけれど、オペラは本当は庶民のための音楽なんですよね。表現がストレートで、分かりやすいです。スミ・ジョーさんは特に、オペラに留まらず、色々なジャンルに挑戦されていて、ポップミュージックも歌ったりされているようです。

>感激しました。それを、美鳥さんは生で聞いたんですね。うらやましいです。

そうなのですよ~!
どまん前で聴いて、一発でファンになりました。
生で聞くと、彼女の声で全身の臓腑がビブラート。震えます。実際に体に声の波動が伝わってきて、すごい迫力でした。

>私もファンになりそう。今回紹介の歌も本当に小鳥のようですね。しかも、どうして高音があんなにきれいに出るんだろ!?

どこから出てるのか不思議ですよね(笑)一緒に歌ってみるんですが、無理無理!とツッコんでしまいます(笑)

>歌っているときの表情もとてもすてきです。
しばらく彼女のとりこになりそうです。紹介してくださって、ありがとう!!!

表情が、本当に楽しんでますよね。そうなんです!そんなところも、私が彼女を大好きな理由です。全身で音楽を楽しんでいるところ、舞台への現われ方、去り方、ひとつひとつに彼女の人間性を感じます。
こちらこそ、ありがとうございます。
紹介できて、良かったです!

2008/04/21 22:54 | 美鳥 [ 編集 ]


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プロフィール

美鳥(みとり)

Author:美鳥(みとり)
被虐待サバイバー。解離性同一性障害、うつ病、対人恐怖症ほか色々闘病中。境界性パーソナリティ障害寛解しました。毎日の光と影を綴ります。生育歴・来歴・病歴・活動はこちらをご覧下さい⇒<はじめに Profile>

講演活動・ユーストリーム放送しています。
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診断名の有無に関わらず、生き辛さを抱える方々と温かい繋がりを目指しています。ご感想ご意見など、お気軽にどうぞ。お待ちしています。

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