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2007/11/09 (Fri) 虚偽的マイノリティ

カウンセリング 2007.11.8

色彩検定の試験が近い。
当初は熱心に勉強していたし、楽しくて仕方なかったのに、
なぜか最近一切出来なくなった。
先生は、出来なくなった時期に必ず心の変化があった筈だと言った。
思い返してみると、
資格取得なんて本当はどうでもいいと私は思っている。
何か頑張っている姿を親に見せなければ、
親が納得する形を見せなければ、
自分自身もただ漠然と生きてるわけじゃないんだ、
そんなふうに誰彼にともなくアピールしたい、
そんな動機に、いつの間にか変わっていた。


私は、自分を表現したいだけ。
自分を知る方法を探している。
最近の人との出会いの中で、
資格試験よりもブログに専念したいと思い始めた。
思い当たる変化は、それだけ。
怠けだろうか、言い訳じゃないだろうか。
逃げてるんじゃないんだろうか。


ブログで何を表現したいのかと先生に訊かれた。
私は、虐待の罪を訴えたいと言った。
ニュースで騒がれるような虐待は、ほんの一握りでしかない。
もっと分かりにくく、巧妙に隠蔽された虐待が、
一度も露わになることなく続き、
一人の人間の人生を死ぬまで支配していく。
虐待は、人間の思考回路も感性も人格も歪ませてしまう。
被虐待者は、生きながらに殺される。
虐待は、殺人だ。
生きながらに死に続け、死にながら生き続けなければならない。
虐待を受けている人が一人でも生き残り、
虐待の本当の残酷さに気づき、逃れ、本当の人生を生きて欲しい。
命がある限り、生き直すことが出来ると信じたい。
それが、私自身を救う唯一の方法だから。


私が知りたいのは、真実だ。
嘘と虚構ばかりに囲まれて生きてきた。
もう、うんざりだ。
真実しか、いらない。
家庭内に巣食う虐待
自分自身の正体
人間という生き物の本質
理性と欲望
愛情と執着
希望と絶望
全てが混ざり合って真実ならば、
私は、その真実を全て受け入れたいだけだ。


私にとっての真実は、イコールで性と結びついている。
性的なものなしに、人を信用できないと感じている。
逆に言えば、性的なもののみの繋がりであっても、
私にとっては、それで十分ということになる。

今の私を作ったのは、今までの私の人生だ。
虐待、いじめ、同居、宗教、不倫、裁判、
婚約破棄、SM、解離性障害。
マイノリティな体験が、メジャーな体験を上回っている。
メジャーを目指さなければと思いながら、
私にはメジャーな生き方なんて、どんなものかは想像できない。
普通に結婚して、出産して、子育てして・・・・位しか思いつかない。
憧れているかときかれれば、本当は何の魅力も感じていない。
そんなふうに自分が生きることを想像できないし、
今ある自分の延長線上に、そんな異物が偶然転がっているなんて、
到底信じられないからだ。


先生は、言った。
あなたは、マイノリティにいなければとか、
逆に真っ当に生きなければとか、
とても極端に考えている。
マイノリティな部分を持ちながら真っ当な生き方もできる、
それが、自分らしく生きることだ、
あなたは生きながら死にたくないし、
死にながら生きているのも嫌だと思っている、
ただ、自分らしく生きたいだけじゃないの? と言った。
反駁するように私は、Tちゃんの話をした。
彼女は、普通に考えればマイノリティな生き方をしている。
単身渡米してダンサーになりたいなんて、
それを言葉通り実行できる人間なんて、そうはいない。
頷いて、先生は、言った。
彼女は行動はマイノリティかもしれない、
でも、自分の夢を叶えたい、自分を信じようという行動の、
どこがマイノリティなんだ、
それ以上の真っ当な生き方なんてないじゃないか、と言った。


その通りだった。
熱が籠もった先生の言葉に、涙が溢れた。

私は、自分らしく生きることを恐れている。
今まで一度もやったことがないから、
自分らしく生きることは死ぬよりも恐いと思っている。
私が私らしく生きるなら、
親が望んでいるような人生を私は送ることはないだろう。
自分らしく生きることができて初めて、
私は本当の意味で、この世に生まれる。
自分自身に起こった真実を受け入れ、
私は、ただ自分の人生を自分らしく生きたい。
誰に笑われても罵られても、
間違っていると言われてもいいから、
ただただ、
自分自身に胸を張れる生き方をしたい。


psy2007.11.9_diary.jpg




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美鳥さん、こんばんわ。
過去の記事にもコメントOKをいただいたのでコメント送らせてもらってます。
他の人の人生の方がしっかりして見えること
私もよくあります。
私のしたいことは本当は何だっただろう?
いやー、病気になったのは予定外だったとか(笑)

美鳥さんのおばあちゃまのように
最期までお洒落だったと言われる人生も
その人らしさなのかもしれませんね。
ヴィトンを見ると思い出してくれるお孫さんがいるんだものv
「私の生き方はこうです」と生きているうちに言葉にできる人はとても素敵です^^
私も見つけたいな。

虐待の残酷さを私にストレートに伝えてくださったのは美鳥さんが初めてです。
今自分のお腹に赤ちゃんがいるせいでしょうか、
なんだか胸につきささる思いで読んでいます。
虐待をされても、子どもは家族を守ろうとするのですね・・・その健気さに涙がでました。

2008/01/25 22:46 | 梨子 [ 編集 ]


>>梨子さんへ 

梨子さん こんにちは。
コメントタイトルと、ブログURL入力の位置をお間違えかと思います。そんな梨子さんから、ますます天然ないじられキャラの雰囲気を感じて、同じ大阪人としては、嬉しい限りです(笑)
過去記事へのコメント、本当に大歓迎なんです。
ありがとうございます。梨子さんから頂いたコメントきっかけで、この記事を読みましたが、これが僅か3ヶ月前に自分が書いたものとは思えない感じです。とても勉強になります。ありがとうございます。コメント頂けるのは、本当にもう書き手冥利に尽きることですので、遠慮なくどうぞ。

なかなか思うように、まっすぐ歩けないのが人みたいですね。いつまでも、歩き始めたばかりの子供というか。病気、予定外だったんですね。私も、自覚はありませんでしたが、自分では予定外でした。振り返ってみれば既に病気だったんですが。

祖母は、やくざ相手にも動じず啖呵を切るような女で、同時に女性であることを死ぬ瞬間まで忘れなかった人です。恋愛の仕方が、私と祖母は似ているようです。他にも、祖母と私は好みがよく似ていて、家族で香水を好むのは、私と祖母だけでした。服の趣味も祖母とは合って、地味なものを嫌う点で一致していて、ショッピングに行くのに互いに良い連れでした。
癌の治療は、今さまざまな方法が提示されます。抗がん剤を投与するか、レーザーを受けるか、入院か、在宅か、本当に数限りない選択しが提示されます。家族全員、悩みました。命がかかっているので。しかし、最終的に決めたのは祖母でした。そして、決めたらどれだけ苦痛でも、泣き言を一切言いませんでした。
そのとき思ったのは、ああ、これまで祖母がそうして生きてきたから、死に方にも生き方が出るのだ、ということでした。生きてきたようにしか人は死ねない。これは、命を考える上で、私に大きな実りを与えてくれました。
祖母の話は、また書きたいと常々思っていることが、たくさんあります。梨子さんがくださったコメントを拝見して、久しぶりに祖母を思い出しました。ありがとうございます。

虐待について考えることは、子供の心、人の心を考えることに直結していると感じます。
でも、多少どぎつい表現も時折散見されるかもしれません。胎教に影響しなければ、と願います。
私は、ブログで虐待について、また虐待経験が私にどう作用したのか、まだうまく説明できなくて、実は悔しい思いをしています。
なにぶん記憶が定着せず、精一杯でこんな感じです。そんな私の記事を「ストレートに虐待の残酷さを伝えている」と評してくだって、私の記事でもお伝えできているのこがあるのだ、と安堵しました。

虐待される子供は、生き残ることだけ考えています。例えば・・・・喉の渇きで死に掛けているときは、泥水でも喜んで啜る、そんな感じでしょうか。自分が生き残るため、健康を損ねる泥水を啜ることを習性とし、また泥水だけがこの世で一番美味しいものなのだと、自分の味覚まで変えてしまいます。
この「味覚」が、私のマゾヒスティックな感受性とリンクしています。


もし興味をお持ちでしたら、http://homepage1.nifty.com/eggs/topics/topics-index.html
↑は、おすすめです。

URLは、赤ちゃんと母親の関係の中で成長していく、心の過程が綴られています。ご参考になりましたら幸いです。

これから、この世に誕生しようとしている命は、本当に愛おしいです。お腹の赤ちゃん、梨子さんのお体、大事に大事になさってください。
新しい命が持つ無限の選択肢と可能性を見るだけで、自分自身も原点に帰れる気がします。
のんびり、ゆったり、赤ちゃんとの日々を楽しまれてください。
コメント、ありがとうございます。
また、お気軽にどうぞよろしく。

2008/01/27 14:40 | 美鳥 [ 編集 ]


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プロフィール

美鳥(みとり)

Author:美鳥(みとり)
被虐待サバイバー。解離性同一性障害、うつ病、対人恐怖症ほか色々闘病中。境界性パーソナリティ障害寛解しました。毎日の光と影を綴ります。生育歴・来歴・病歴・活動はこちらをご覧下さい⇒<はじめに Profile>

講演活動・ユーストリーム放送しています。
講演のご依頼ご相談は、当ブログメールフォームからお願い致します。

診断名の有無に関わらず、生き辛さを抱える方々と温かい繋がりを目指しています。ご感想ご意見など、お気軽にどうぞ。お待ちしています。

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