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2008/02/15 (Fri) 悲しめない魔法

思い出したときに書かなければ、また忘れる。
きりが死んだこと、今の私はもう何も感じなくなっている。
悲しくないわけじゃない。
死ぬほど悲しくて泣くけれど、誰が泣いているのか、
自分が泣いているのか分からないのだ。
何が悲しいんだろうか、と頭で考えている自分がいる。
完全解離状態なのだろう、と思うような、これが私のような。
そういえば、何があっても表情が変わらない、泣かないからといって、
よく周囲に変人扱いされたり、怒られたり、
冷酷な人間と言われていたような。
この状態から覚めたときが、怖い。
昨日は、パニックが酷く、泣き喚いて止まらないので、
いつもの倍睡眠薬を飲んで、無理やり眠った。


今朝起きると酷い顔だったが、顔とか、もうどうでもよかった。
いじめについて書かなければ、虐待について書かなければ、
まだ書いていない、大学時代や、その後の同居生活の地獄、
お金がないことの惨めさ、そのことで学んだこと、
とにかく、私には書くことしか出来ないから。
誰かが死ぬ、誰かと別れる、そんなことがあると、
私はとにかく前へ進まなければ、進まなければと思う。
今自分が出来ることをやらなければ、死が追いかけてくる。


私は、一体何に追いたてられているのだろう。
いつからだろう。

あやが死んだときからだ。
きっと、そうだ。
私は、止まることがない。止まらない。
とにかく、走り続けるのだ。
目的に向かって、着実に。


これは多分、解離だ。
もしくは、誰の死を前にしても、何があろうとも、
私は、いつも悲しみそびれる。
全て消えていくから、今この瞬間の意志だけが私。
その意志の連続も、片っ端から消えていく。
私は、いつも私が分からない。
人格の椅子は、いまだに空っぽ。


今週ここで終わらせるべき用事を一つでも済ませようと思った。
絶対嫌がられる、と思いながら、Nさんに電話した。
もし、明日か明後日か来週かに連絡が来ても、
実家にいる私は、全然別の私だと思うから、何も答えられないから。
私は、いつでも瞬間に変わっていく。記憶が消えていく。
今しか伝えられないことだと思った。


山ほど不安を抱えていて、一つでも解消したかったのだと思う。
今何をすべきなのか、優先順位が付けられないのが嫌だった。
何十分だったのか、何時間だったのか。
Nさんに、これからのことを聞いた。
結果は、私が恐れている可能性と、半々。
「私はどんな使われ方しても構いません」と言ったら、
「まあ、そうやけっぱちにならずに」と笑われた。
そうか、やけっぱちに見えるのか、と思った。
私は、ただ必死なだけなのだが、余裕のなさは、
確かにやけっぱちかもしれない。
人格障害についての知識を広げられるのなら、何でもいいのだ。
自分のプライベートだって、何だって。
私は、既に何度も死んだも同然だから。


なんだか、Nさんには悪い気がした。
Nさんが聞きたいことというより、
ほとんど私が聞きたいことで終始した。
聞きたいことを120パーセント聞けたから、安心した。
不安な部分もあるが、それは解消不可能な、必要な不安だ。
そして、それはそのままでいい。


それから、自分が対人恐怖症を持っていることも
忘れてはならないと思った。
実際、会ったら分からない。
対面は、苦手だ。油断していたら、パニックが出る。
全然平気な気がしていて、手が震えたり、倒れたり、吐いたり、
パニック発作に襲われたり。


人格障害を、どう表現するんですかと聞くと、
難しいとNさんが言ったから、私はちょっと感動した。
すごく安心した。
私が知っている、ダンサーの子や、弟や、刺繍作家の人と同じだと思った。
作品を通して感じた通りの人柄らしく、
しかし先週の印象とは、だいぶ違った。
昆虫採集じゃなくて、
サバンナで食料を調達しようとしているハンターみたいだった。
やや獰猛。


私の印象も、かなり違ったらしい。
先週と違い沈んでいるというから、そうなんだろうか、と思った。
日によって、違うのだろうか。

目指すは最終的に希望を持たせるもの、とNさんが言った。
希望。


弁証法的行動療法(DBT)を聞いたので、調べてみた。
丸々、今受けているカウンセリング療法と同じで驚いた。
仮面鬱病の友人が受けているカウンセリングは、
指示やアドバイスを含むカウンセリング療法だが、
私が受けているものは、このDBTに酷似している。

私のカウンセラーが、私の人格障害を踏まえたうえで、
敢えてこの方針を取っているのか、
それとも私と対峙する上で、自然と今の形になったのか。


パーソナリティ障害全般に有効とされている療法らしいが、
とても長い時間を要することに、変わりはないと感じた。
グループセラピーになれば、人間関係が複雑に絡まって混乱するし、
リストカットやODも境界例では伝染しやすいだろう。
病院での治療は、私も興味を持った。
医者に聞いてみようかと思ったが、私の医者はやや誤診中。
思うに、「境界性人格障害」と診断を下すには、
「スキゾイド」だとか「解離性人格障害」だとかの診断を下すよりも、
遥かに難しい気がする。
診断を下した後も、実際は医者は内心常に書き換えている気がする。

完治まで、あと何年かかるのだろう。
それとも、一生付き合っていくしかないのか。


会話に、えらく時間をとっていただいて、申し訳なかった。
でも、いくつもの不安が解消されて、有難かった。
だから余計に申し訳なく思った。
アトスのことを、山ほど聞きたかったけれど我慢した。
私が所属していた(書類上だけまだ在籍中)の宗教の話もした。
キリスト教の話もした。
なるほど、と思った。
一時期、十字軍マニアになってイスラム寄りの本ばかり調べたせいか、
キリスト教に対して、やや批判的になっていた。
それに加え、以前私に「死ね」と罵り嫌がらせの電話をかけ続けてきた
キリスト教の信者がいた。
その人との関係がトラウマになっているのかもしれない。
宗教に縛られることと、うまく救われること。
難しい。
でも、Nさんが言ったキリスト教の優れた点は、納得した。


「境界例」のこと、カウンセリング、解離、金銭問題、自傷、
きりの死、明日から実家に戻ること、
そこで下手を踏めば暴力を受けるだろうこと、
区役所と病院に行かねばならないこと、入金しないといけないこと、
山ほど問題や用事があって、一つでも解消したかった。
実家に帰ったら、多分私は一切、泣けない。
泣くと、弟に殺されかねない。
電話口で、既に、かなり不穏な空気だった。
MT、私が殺されたら、あとは頼むよ。


とにかくすみやかにきりを葬って、感情的にどうこうなる前に、
切り上げて大阪に戻って来る。
それを、目標にする。
しかし、カウンセリングにさえ体が動かなかったのに、
きりの遺体と、
殺されるかもしれない可能性が待つ実家に私は戻れるのだろうか。
でも、とにかく行って帰ってこなければ。
薬も切れるし、インターネットも今のままだと止められるし、
区役所に行かなければならないし、美容院にも行かなければならない。
そして、食べなきゃ。
生きなきゃ。


カテゴリーを全部、整理しなおすことにした。
私は、殆ど自分のトラウマをここに書いていない。
何割だろう。
多分、8割残っている。
曖昧だけど。
とにかく、思い出して書くことが私が今できることの全て。


医者に外出禁止令が解けるかどうか聞いて、
以前のように外出を増やしてみようかとも思った。
ケガしなさそうなところで、解離しなさそうな場所。
鉄塔がないところ。
人が多くないところ。
動物がいっぱいいるところ。

考えていたら、天保山に行きたくなった。
あの公園には、
オッドアイのハスキー犬と、
犬と仲良しないっぱいの猫を養っている、おっちゃんがいる。
前に風邪ひいて咳ばかりしていたチビというトラ猫は、元気だろうか。


Nさんは、フラッシュバックに注意しながら、と言ったが
またも私は「フラッシュバックとか、どうでもいいんです」
と答えてしまった。
私は、やはりやけっぱちなのだろうか。
鬱、パニック、フラッシュバック、錯乱、自傷、破壊衝動、
もうずっと、ずっと、10年以上付き合っていたら
いい加減どうでもよくなる。
何やってもいいから、自分の中から洗いざらい引き出したくなる。
だって、こんな苦しくて怖いもの、後生大事に持っていて何になる。


でも、何を引きずり出していいのか、しっぽも掴めない。
あったかと思ったら、消えている。
解離性人格障害の成せる技、お得意の消失マジックだ。





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2008/02/16 13:23 | [ 編集 ]


気をつけて 

実家にお帰りになられるかもしれないとのこと、お気をつけて。

色々やらなくちゃいけないことが、あるんですね。
食べて…眠って…手続きもして…
生きるって大変。
ひとつずつやって、生きていきましょう。

2008/02/17 16:18 | hima [ 編集 ]


コメントありがとうございます 

** 鍵コメMさんへ **


Mさん こんばんは。
夢のお話、ありがとうございました。
タイミングといい、モニターの向こう側で私の身に起きたことを、Mさんが感じ取ってくださり、ご自身の思い出が夢になったのでしょうか。
とてもありがたいコメントでした。
私も、関わりが少なかった血縁者の死を、悲しみたい、悲しむべきだと思いながら悲しめなかったことがありました。
ああいう時の、何か死者に対して申し訳ないような、いたたまれないような気持ち。なんと表現したらいいのでしょうか。
Mさんが書いてくださったお気持ち、私は分かる気がしました。
私の今の体験、そしてきりの死、Mさんの過去の体験、全てがどこかで重なっているのを感じて、不思議な気持ちです。
コメント、ありがとうございました。
気恥ずかしい、て隠れないでくださいね。大丈夫ですから(笑)

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::


** himaさんへ **


himaちゃん こんばんは。
帰りは、まともに電車も乗れず大変でしたが、お陰さまで無事、きりを埋葬できました。

食べたり眠ったり、当然のことが、なかなか難しいです。
himaちゃんのこのコメントをあらためて読んで、「あ!区役所行ってない!」と、また思い出しました。忘れてました・・・。

区役所行かなきゃ、と何回言うねん、て感じですね(笑)本当に、なんだか大変です。
お互い、ひとつずつですね。
最新記事が、また興味深くて色々考えさせられました。調子が上がったら、また遊びに行きます。
コメント、いつもありがとう。

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

2008/02/19 21:31 | 美鳥 [ 編集 ]


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プロフィール

美鳥(みとり)

Author:美鳥(みとり)
被虐待サバイバー。解離性同一性障害、うつ病、対人恐怖症ほか色々闘病中。境界性パーソナリティ障害寛解しました。毎日の光と影を綴ります。生育歴・来歴・病歴・活動はこちらをご覧下さい⇒<はじめに Profile>

講演活動・ユーストリーム放送しています。
講演のご依頼ご相談は、当ブログメールフォームからお願い致します。

診断名の有無に関わらず、生き辛さを抱える方々と温かい繋がりを目指しています。ご感想ご意見など、お気軽にどうぞ。お待ちしています。

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