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2008/02/10 (Sun) 変わらぬ温度

明日か、数時間後には忘れてしまうから書く。

頂いたコメントを読んで、子供みたいに泣いてしまった。
それから、過呼吸になって、それから、吐いた。
何が受け入れられないのか、
人から理解してもらうということか。
誰かに分かってもらえたという実感を、拒否したいのかもしれない。
誰も信じられない、信じたくない、
まだ、今の私もそんなふうに頭のどこかで考えているのか。


昨日から、片耳が難聴。
聴こえるようになったかと思うと、聴こえなくなる。
ストレスがかかったときに、よくなる症状。
今日さっき気づいた。
それから、胃が痛い。
それから、自分の何もかも破壊して作りかえたい衝動。
指先は、自傷。
書いていないと忘れる。
自覚できない。
まだあるのかもしれない。
ないのかもしれない。
正直なところ、今はどうでもいい。
後で役に立つだけ。


それから、焦り。

伝えたいという焦り。
もっと、もっと私の奥にある、肝心な記憶。
肝心な体験。
誰かに伝えられる、具体的な体験の記憶。


書きたい、伝えたい、戦いたい、虐待の連鎖を止めたい。
記憶が蘇れば蘇るほど、駆り立てられる。
負けたくない、私の大切な人、ものを苦しめる悪意には、
もうこれから先一度も負けたくない。
勝ってやる。
死ぬまで、虐待の残酷さを、人間の持つ卑劣さ、醜さを、
この私というバラバラな人格を作った過去が、
まだ生きて私を殺そうとしていることを、
誰かに、一人でも多く誰かに伝えたい。


大義だとか何だとかで、そう思っているのだろうか、と考えた。
悲劇のヒロインのように、
不幸という看板を背負って胸を張りたいだけなのだろうか、と。


けれど、どれだけの過去があろうと、私が、特別不幸だとは思わない。
私より壮絶な虐待を受けた人たちがたくさんいて、
その人たちは、私より今苦しんでいて、声をあげたくてもあげられない。
私みたいな中途半端に苦しんでいる人間だから、声をあげられる。
だったら、私はやりたい。
戦いたい。
死ぬまで戦うという生き方を、選択した限り。


人の美しさや優しさばかりを人は語りたがる。
綺麗で、口にしているだけで安らげるから。
それは、とても大切なことだろう。

でも、私は死ぬまで美しいだけの言葉や
綺麗なだけのものに共感することはないと思う。


本当に美しいのは、醜さを克服したものだけだ。
本当に優しい人は、悪と戦って勝てる人だけだ。
そう信じているから。


虐待は、精神の殺人。
私の心は、死んでバラバラになった。
死んだままで生きてきた。
私の本当の生がやっと始まったばかりだ。
私は、まだ勝ってない。
この体の中、脳に刻まれた卑屈な習性、愛に飢えた心、
自傷欲求、破壊欲求が、
精神を殺されたままの私という人格に、
まだまだ未練たらしくへばりついて、ときどき私の呼吸を塞ぐ。



実家から電話があって、預けている文鳥が体調を崩し、
死にかけていると、数日前に聞いた。
状態を聞く限り、かなり悪いが死ぬほどではないと感じる。
しかし、両親はペットの病気に慣れていないので動揺している。
日に何度かきりの容態を聞き、私が指示する以上に面倒を見てくれている。
特に父が、ようやく動物への愛情に目覚めたらしく、
かなりの情の移りようで、看病してくれている。

私は、ここでやらなければならないと思うことがあって、
大阪で暮らしている。
いざとなったら、すぐに実家に帰るつもりで。

生き物も人も私も、いつか必ず死ぬ。
自身が長い長い希死念慮を越えたときから、
生と同時に死を見るようになった。

ずっと変わらない感覚だ。
きっと、きりは大丈夫だという気持ちと、
死ぬかもしれない、死は必ず訪れるものだから、という気持ち。
どちらも、きっちり半分ずつ私の中に存在している。
そして、預けた以上、実家の人たちの心を信じた以上、
きりに何があっても私は、決して何を考える資格もない。
冷酷さと冷静さは、心の温度が似ていて、私には区別がつかない。
私から何かが欠落したのか、それとも補強されたのか。


命は、平等だと思う。
きりが闘病している今、私も私の生を全うしなければならない。
どんな迷いがあろうと、優先順位をつけなければならない。
どうしよう、と現実に迷って泣きべそかいている間に、
ひとつでも出来ることがある。
まるで走り続けているみたいに、数日前から心臓の鼓動が早くて、
息が切れる。
難聴の耳は、苛々する。
眩暈がする。吐き気がする。
それでも、これが生きるということだと信じる。
今書けることがあるなら、書く。
私は、すぐに私を見失うから、見えているうちに書く。
書けなくなったときに、そこで休もう。
それまでは、書こう。
きり頑張れ、と祈る。



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Author:美鳥(みとり)
被虐待サバイバー。解離性同一性障害、うつ病、対人恐怖症ほか色々闘病中。境界性パーソナリティ障害寛解しました。毎日の光と影を綴ります。生育歴・来歴・病歴・活動はこちらをご覧下さい⇒<はじめに Profile>

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