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2008/01/16 (Wed) 美しい言の葉

以下は、どなた宛かは、書きません。
ご本人の心には、届くあての殆どない言葉ですから、記事にしました。
コメントも普段どおり受け付けています。

多少、皮肉が混じっているかもしれません。
怒ってますからね。
見苦しい記事ではないだろうとの判断で、アップいたします。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


正直、あなたには呆れます。
ご自身の経験、苦しみ、信仰が世界の全てだと思われているのですか。
率直に申し上げて、視野が大変狭いです。

いきなり私のブログにこられて、
唐突にご自身の信仰されている本を押し付けられたかと思えば、
年明けて今度は、
「無理やりにでも美しい思い出を、
それを思い出すために、詩を書いてください!」
ですか。

その上、
「言葉の意味に病んでいたら、
それより美しい言葉で貴方の心を飾れないでしょうか?
過去のイメージに捕らわれているなら、
空や雲の美しさを書き留められないでしょうか・・・
貴方には美しい言葉が合っている・・・
誠実さが悲鳴をあげている。」

に至っては、何が仰りたいのか、
表現が難解で読み解くのに苦労しました。
結果、あなたの意図するところは推察できましたが、
私という対象を逸脱したあなたの、
想像、妄想に満ちているばかりの文章だと理解せざるを得ません。
「美しい言葉」「誠実さ」など、
あなたの独り善がりに狭窄された美しさの定義にも、呆れました。


私にとって美とは、もっと寛容で果てがなく、
数え切れない繊細な襞を持ち、
光と影で織り成された人間の情熱を指します。
あなたがおっしゃる「空・雲、花」などの美しさを賛美する機会を
私が持たないからといって、
なぜあなたにそこまで知ったようなことを言われねばならないのか、
理解できません。


また、自然を讃える「美しい言葉」を詩に書くことで、
「忘れ去る」とは、どういうことでしょう。
あなたが仰ることは、言葉面こそ綺麗ですが、
自然に対する傲慢さを感じます。
虐待とは、そうして忘れ去ることで連鎖していくのです。
人の中で生きるということは、自分が担わないものは
周囲の誰かが担ってくれているということなのです。
そのことを忘れ、自然の美しさ、美しい言葉などで
自分を引き止めていても、何も変わらないのです。


心を病んでいるものにとって、
過去は、あなたが仰ったような
「イメージ」などという生易しいものではありません。
体の中に生きる悪魔です。
あなたは、何もご存知なく、言葉に酔うばかりで
現実の世界をご覧になろうとしませんね。
私が、この記事で書いたことは、ただのイメージではなく、
実際私の身に起こった、抽象的でも何でもない出来事、事件です。
こんな生も、あるのです。


忘れること、気を紛らせること、それは、もしかしたら
一生病気と付き合わねばならない精神病患者にとっては最善でしょう。
私の祖母は、重度の精神障害患者であり、
統合失調症で苦しみ続けましたから、よく分かります。


しかし、心の病は、全く質の違うものです。
あなたは、精神病と神経症をきちんと区別して、
正しく理解されていますか? 
精神病への有効な治療法と、
鬱などの心の病は異なるのですが、お分かりですか?
心の病気を持った人間にアドバイスめいたことを書くのであれば、
その程度の知識を持って発言するのは
最低限のマナーだと心得ますが、いかがでしょうか。


ブログで綴る私の言葉は、全て産声です。
生きるために自身が生きていることを精一杯世界に訴える、
最初の産声です。
それを、あなたはご不快に思われますか。
でしたら、二度とこちらには足をお運びにならないことです。
ネットの世界の自由は、そのように活用すべきです。


あなたの「アドバイスにもならないかもしれない」と前置きされたコメント、
まったく私に役立たないどころか、
多くの神経症患者の苦しみに対しても無神経な言です。
「心の病への無理解の典型」です。


あなたのコメントを拝見していると「スポ根」という古い言葉を思い出しました。
苦しくても悲しくても、とにかくあの夕日を見て走るんだ、というあれです。
夕日を目に映すこともできず、
一切の「美しい思い出」を持ちたくても持てずに生きている人たちがいることを、
あなたは全く理解されようとなさらない。

鬱や虐待で芯から病んでいる人の過去は、過去ではないのです。
現在も自身の尊厳を奪われ続けているのです。
その傍らに一輪の美しい花が咲いていたとして、
そんなものは目の端にも映らない、
映ったとしても美しく感じられない、無機質に感じてしまう、
それが心の病の本当の残酷さ、悲惨さなのです。

詩で救われたあなたは、何度自殺未遂をしようとも、
心は完全に死んでいなかったのです。
本当に心が先に死んでしまったら、
詩なんて読んでも頭に入ってきません。
一切の情動を失ってしまうのです。
想像できませんか。

鬱病患者の多くは、そのような世界で七転八倒しながら生きています。
少し浮上しても、また沈んでしまう、繰り返しです。
私は、彼らの言葉が、醜かろうが怒りで燃えていようが、
自己嫌悪で自分を罵っていようが、
悲しんで泣き叫んでいようが、全て産声だと信じています。
讃えます。
生きていることを、精一杯讃えます。

美しい言葉が、美しいのではありません。
自然が美しいのではありません。
懸命に生きている人間の魂が美しいのです。


自然も世界も、万能ではありません。
それを目に映す人間の心が病めば、
世界も自然もおのずから色あせるのです。
心を病んだものが知り得る、世界の真の正体です。


私は、自然よりも何よりも真っ先に、懸命に生きる人間を賛美します。
私にとって「美しい言葉」とは、大切な誰かへ向ける賛美です。
励ましです。
人の中で、共に生きることです。
このブログは、私も、苦しみながらも確かに生きている、
という記録です。
誰かと苦しみを同じくしたいという願いです。メッセージです。
私の原点となった、あるホームページを運営されているお友達は、
私などの100倍、200倍の苦しみ、痛みに耐え、生き抜き、
回復までの記録を、血を吐くような言葉で綴っています。
私にとって、彼女の存在は勇気です。希望です。
戦友です。
彼女の言葉もまた、どんな形をしていようとも、
私にとっては、美しく尊い産声なのです。
心の病に目を伏せてしまっては前進はありません。
正体を知らなければ、打つ手を考えることはできません。


二度に渡り、私に「アドバイス」なるものをしてくださったあなたですから、
私も一言、忠言させていただきます。
あなたは、あなたのお好きな「美しい言葉」が見当たらない、
中途半端な私のブログになど出入りしていないで、
本当の地獄の中で生きていらっしゃった方たちの体験談など、
お読みになって、見聞を広げられては如何ですか。
真の美しい言葉を口にしようと思うのならば、
真に残酷で悲惨な闇とはどんなものかを、お知りになるべきです。
人に優しさをもって寄り添おうとするのならば、
人を苦しめるものの正体を知るべきです。

人間が自然の美しさに応え、自然を賛美するのは、
言葉をもってしても叶いません。
所詮、言葉は言葉であり、
変革し続けるエネルギーに満ち溢れた命には叶わないのです。
命には、命で応えなければ、叶わないのです。
空は、雲は、花は、雨は、大地は、必死に生きている私たちを、賛美します。
素晴らしく美しい自然に応えるためには、
人間は、自分を見つめ、自分の人生に真摯に立ち向かい、
死が訪れるその瞬間まで、精一杯笑って生きていくだけです。
今は笑えなくとも、いつの日か笑うために、
今悲しいことがあるのなら、泣いていいじゃないですか。
抑えられない怒りは、吐き出せばいいじゃないですか。
そうして、今はうつむいたまま、いつか笑ってやるのだ、と
胸の中で決意を燃やしていても、いいではないですか。
その無言の姿が、私にとっての自然への賛美、「美しい言葉」です。


あなたの詩、言葉が、なぜ私や他者へ向かったときに、
その艶やかさ、しなやかさを発揮しないのか、
私は、それが残念でなりません。
どんなに美しい言葉、素晴らしい文学を持っていたとしても、
他者へ寄り添い、他者を尊重する優しさとして発揮されなければ、
言葉が存在する意味がないと思うのは、私だけでしょうか。



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同感 

美鳥さんに1票!

2008/01/17 06:24 | monokuro [ 編集 ]


>>monokuroさん 

ありがとう。

2008/01/17 11:01 | 美鳥 [ 編集 ]


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プロフィール

美鳥(みとり)

Author:美鳥(みとり)
被虐待サバイバー。解離性同一性障害、うつ病、対人恐怖症ほか色々闘病中。境界性パーソナリティ障害寛解しました。毎日の光と影を綴ります。生育歴・来歴・病歴・活動はこちらをご覧下さい⇒<はじめに Profile>

講演活動・ユーストリーム放送しています。
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診断名の有無に関わらず、生き辛さを抱える方々と温かい繋がりを目指しています。ご感想ご意見など、お気軽にどうぞ。お待ちしています。

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