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2007/12/30 (Sun) 脱「片づけられない女」

私は、かなり重度の片づけられない女でした。

どれくらい片付けられなかったかというと、
大学時代、猫を飼っていて、部屋にいるときに写真を撮りました。
後日、現像があがってきて、写真を見ましたが、
一向に猫が見つからず、ウォーリーを探せ状態でした。
真冬なのに、扇風機があり、その手前には掃除機が転がり、
天井からは洗濯物が下がり(2週間ほど干しっぱなし)、
7、8千冊ほどあった本、漫画が散らばり、
その隙間に常に遊びに来ている友達が数人埋まっていて、
床には、ゴミだか小物だか分からないものが散在。
白黒ぶちだった飼い猫は、数分後に辛うじて発見されました。

最近になって親友に「部屋、怖かったもん」と言われました。


私自身は、片づけるという観念が全くありませんでした。
どれも必要なもので、いつもなぜか部屋から物が溢れてしまう。
隅へ寄せたり詰め込んだりはするものの、それ以外の方法が思いつかない。
片づけなければ、と思うと苛々する。
しょっちゅう、物を探して時間を浪費する。
だから、極力動かないようにする。
自動的に、怠惰な生活になる。
自分に嫌気が差す。
片づけることを諦める。
でも、いつも苛々する。
雑誌のおしゃれな部屋に憧れて眺めはするものの、やっぱり諦める。
自分の部屋に帰ってみると、これはこれでいいような気がする。
でも、なにか苛々する。
その繰り返しでした。


あらゆる試行錯誤、努力の末、
「片付けられる女」になった今は、昔の自分が信じられないくらい、
普段から、まめに洗濯し、毎日掃除機をかけ、拭き掃除をし、
引き出しからクローゼット、どこに何が幾つ入っているか把握できるようになり、
余分なものは買わず、好きなもの大事なものだけを置けるようになりました。
できて当然のことかもしれませんが、以前がひどかっただけに、
かなり「出来る女」になったような錯覚です。
著しい誤認ではありますが、
鬱体質にも関わらず自信を付けたという点で、良い傾向です。

書類関係は、裁判経験で何とか多少改善されました。
支払い用紙関係が、いまだ欠点です。
電気とか電話とか、しょっちゅうとめられたりとめられそうになったり、
今だ克服すべき問題は山積ですが。



部屋は、心を反映すると実感します。
逆に、片付け方を学ぶと、心が安定したり成長したりします。
元「片付けられない女」代表(独断自認)の私が、断言します。
現「片付けられない女」の皆さん、絶対に治せます。
諦めるには、惜しいです。


綺麗な部屋で、好きなものだけに囲まれて、
余分な物や苛々に煩わされずに済む、
お茶を飲んでいても、本を読んでいても、昼寝していても快適な部屋。
片付けることは、自分を愛することの第一歩になります。
私の場合、対人恐怖と人間不信で七転八倒していましたが、
そんな人間関係も以前と比べて格段に楽になりました。
物を取捨選択するということは、生き方を自身で決めるということです。
前と比べて、
日々の小さな幸せを大切に、豊かにゆったり暮らせるようになりました。
人生が、変わりました。


意識変革には、カウンセリング、
片付けられない私のそばで、辛抱強くかわりに片付けてくれた恋人、
そして数冊の本が、私を助けてくれました。


数冊の中で、私が愛読した本を、参考までに以下に。
片づけられない原因は、心理的要因と、脳の機能的障害に大分されます。
私の場合、両方に跨った形での症状でしたので、
以下では、並列して関連本を紹介しています。
私なりの感想を、少し添えました。
リンクは全て、別窓で開きます。

片付けられない方、脱出したいと戦ってらっしゃる方へ、
蔭ながらエールをお送りしています。


・・・・・・・・・・・・・・・

○「家まるごと2日でスッキリ!!辰巳渚の「捨てる!」生活」
重症の私には、さすがに2日は無理でした。でも、片付けようと思う度に事前にこの本を必ず読みました。最低百回は読んだと思います。写真付きというところが秀逸です。なぜなら、片付けるという苦痛の作業の前に、説教たらしい活字を読むのは、片付けられない女にとって、苦痛過ぎて不可能だからです。

「捨てる!技術」で有名になった方ですが、
最近の著者の活動にも、私は関心を持っています。
生活哲学家・消費行動研究家です。
<辰巳渚オフィシャルサイト>


○「どうして私、片づけられないの?―毎日が気持ちいい!「ADHDハッピーマニュアル」 (単行本) 」
私の場合、ADHDのような行動が多く見られます。
例えば、食器を洗っている途中で、急に靴が気になり、気がつくと水を出しっぱなしで、靴の整理をしているだとか。
目的地に急がなければ、と走っている途中で、動物を見ると、途端に時間を忘れてカメラで満足するまで写真を撮っている、など。
原因には、離人症もあると思いますが、社会生活に支障を来し、
自分のことながら、長年困ってきました。
過去のトラウマも大きいですが、私が腕時計を嫌うのも特徴の一つかと思います。
私よりも重度の弟MTから勧められた本で、とても役に立ちました。
いまだ、腕時計は嫌いですが。


○「片づけられない女たち」
具体例は、多少オーバーです。
えらいこっちゃ、と読んでいて思いましたが、自分の周囲を考えてみれば、
少なからず似たような状態でした。
著者が実際カウンリングした実例ですので、説得力があります。
片づけられないことが、人生全体に及ぼす影響の大きさを実感させられる本です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

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元片付けられない女 | comment(12) |


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ご挨拶 

美鳥さん、こんばんは。
ボクは病気になる前は片付けれる男でした。それぞれの物が決められたところにないと気がすまないタイプでした。でも病気になって、片付けれない男になりました。これはいい意味で、少々のことが気にならなくなったのです。いいやって思えるようになったんですね。
今年も残すところあと二日。
いつも訪問やコメントをくださりありがとうございました。来年も是非とも宜しくお願いいたします。
よいお年を!!

2007/12/30 20:35 | Kei [ 編集 ]


そうですね 

僕も実家を出るまではそうでした。

家を出たときから変わりました。

何だったのでしょうねw

今はまた少し散らかってます。

でも

以前の僕とはやはりえらい違いだと思います。


そういえば・・・

精神科に努めていたとき、やはり片付けられないPTというのがいました。(重度というか・・・極度w)

その部屋(個室)を見たとき

”箱庭だ”(箱庭療法ってありますよねw)
と思いました。

部屋の中というのはやはり、そういうものなんでしょうね

2007/12/30 21:26 | OS2男 [ 編集 ]


>>Keiさん 

Keiさん こんばんは。
ご丁寧に、ありがとうございます。

本当ですね。納得です。
そんなパターンもありますね。
病の一つに強迫性障害を持っていますので、決められたところに物がないと気がすまない、とかちょっと分かる気がします。
病的に片づけられなかったので、片づけられるようになった今、別のところを緩める術を、病気から学んだところがあります。

こちらこそ、いつもブログでKeiさんの、ほっとするようなお人柄に触れ、いつも和ませていただいています。
来てくださって、ありがとうございます。
道中、お気をつけて、お帰りください。
来年も、よろしくお願いします。
よいお年を~!

2007/12/30 22:27 | 美鳥 [ 編集 ]


>>OS2男さん 

OS2男さん こんばんは。
来てくださって、ありがとうございます。

「箱庭」て言葉、ぴったりですね!
本当、一言で言うと、そうなんですよね~!
人に伝えるとき、散らかりまくってた部屋と自分の精神状態の関わりをどう表現したものかと考えてきました。
「箱庭」や~!(笑)
胸が、すっとしました。
ありがとうございます。

こちら関西は、悪天候です。
年が明ける頃には、快晴になるといいですね。
お体お大事に、良い年をお迎えください。
コメント、ありがとうございました。
来年も、よろしくお願いします。

2007/12/30 22:34 | 美鳥 [ 編集 ]


 

以前よりは片付けられる女になりつつありますが、ここ読んでやる気が出ました(笑)
片付けられるようになると心も安定してくるというのはまさにその通りだと思いました。
うん。がんばって片付けします!

2007/12/31 05:14 | monokuro [ 編集 ]


>>monokuroさん 

お忙しい時期、遊びに来てくださって、ありがとう!
私のある意味、駄目ぶり全開な記事を読んで、やる気が出た、と言ってくださって嬉しいです。
実際、物凄かったので、その光景をお見せできれば、更にやる気あがること間違いなしなんですが、お見せできなくて残念です(笑)

コメントくださったOS2男さんの言葉通り、「部屋は箱庭」だと思います。

あと数時間で、年が明けますね。
お正月が来たら、お正月くらいゴロゴロだら~と過ごしたいですね~

2007/12/31 12:07 | 美鳥 [ 編集 ]


 

僕も結構片付けられず今や部屋は工場と化しました。
ガンダムとかロボットとかもひどいありさまですhttp://blog120.fc2.com/image/icon/i/F998.gif" alt="" width="12" height="12">

2007/12/31 14:22 | のり [ 編集 ]


 

片付けられない気持ちは分かります。
僕は「きっと使う!!」で捨てない人です。
で、散らかっていきます。
片付けられるようにならないといけないんですが・・・。

2007/12/31 17:49 | まかない [ 編集 ]


>>のりさん 

のりさん こんばんは。
コメント、ありがとうございます。

私の過去の部屋は、間違いなく掃き溜めでした。
「工場」とは、生産的な響き。
さしづめ工場長と思えば、なんだか羨ましい部屋にも思えてきます。
錯覚でしょうか(笑)

2007/12/31 22:20 | 美鳥 [ 編集 ]


>>まかないさん 

まかないさん こんばんは。
遊びに来てくださって、ありがとう!

「きっと使う!」と思って捨てられなかったので、気持ちが大変分かります。分かりすぎる位。
部屋を片付け始めた当初、そんな感じで「きっと使う」と思ったまま使わなかった約40コのバッグとか、5コの爪切りとか、買い溜めた小麦粉4キロ、100本近いペン、なんかが出てきて、
ようやく「こんなに使えねーや」と思いました。
重度だと、客観視する機会さえあれば、割と目が覚めやすいかもしれません。分かりやすい酷さですから。

今年最後の夢オチ、ありがとうございました。
来年、心新たに、まかないさんのブログには、気をつけて通います。夢オチ中毒にならないために。
コメント、ありがとうございました。
よいお年を~!

2007/12/31 22:27 | 美鳥 [ 編集 ]


 

美鳥さん、こんばんわ。
この記事、うんうん・・とうなずきながら読んでしまいました。片付けられない女からの脱出、すごいことですね。私はまだ過去形にできない、やっぱり片付けられない女なんです(汗)。かなりましにはなってきているんですが…。
辰巳渚さんの「捨てる!技術」は私も読んだことあるのですが、”聖域を作らない”っていうのがいいな~と思いました。それまで手紙や写真なんか捨てるなんてとんでもない!って思っていたのが、考えが変わりましたね。スナフキンの名言、「ぼくなんであろうと、見るだけにしている。立ち去る時には、全部、この頭にしまっているんだ」・・っていうのに納得したりして。”部屋を片付ける”ってささいなことのようだけど、とても大事なことなんですねえ。私も、がんばります~。
ではでは、また♪

2008/01/09 18:59 | hima(ひまわり) [ 編集 ]


>>hima(ひまわり)さん 

himaちゃん こんばんは。
過去記事に、コメントありがとうございます。
うれしいです。

himaちゃんは、読書家なんですね。ブログで拝見する記事も、本のお話がたくさん散りばめられていて、楽しく読ませて頂いています。つーか、マンガの話ばっかりしてますよね~うちら(笑)

スナフキン、いいこと言いますね。
うんうん、と読みました。
片づけられるようになって一番変わったことは、大好きだ、と確信したものしか買わなくなった、ということです。目を肥やすことを意識し始めたことが、一番の実りでした。
私の部屋は、一時期満杯だったんですが、更にそこに着物コレクションが加わり、一時期帯が100本、着物は数十枚、と、一生かかっても着れないような異常な収集ぶりでした。
本当に大事なものを、ここぞというときに使えたらいい。
自分の気持ちの使い方にも、応用できる気がします。
辰巳さんの本は、生活を通した人生哲学が感じられて、本当に考えが変わりますよね。”聖域”には、私も同じことを感じました。手紙やら写真やらも捨てていいなんて、そうそう言えることじゃないですね~。

2008/01/09 22:26 | 美鳥 [ 編集 ]


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プロフィール

美鳥(みとり)

Author:美鳥(みとり)
被虐待サバイバー。解離性同一性障害、うつ病、対人恐怖症ほか色々闘病中。境界性パーソナリティ障害寛解しました。毎日の光と影を綴ります。生育歴・来歴・病歴・活動はこちらをご覧下さい⇒<はじめに Profile>

講演活動・ユーストリーム放送しています。
講演のご依頼ご相談は、当ブログメールフォームからお願い致します。

診断名の有無に関わらず、生き辛さを抱える方々と温かい繋がりを目指しています。ご感想ご意見など、お気軽にどうぞ。お待ちしています。

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