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2012/12/31 (Mon) 星に願い



ダウンしなくなったわけじゃない。傷つかなくなったわけじゃない。
苦痛が去ることが幸せなのではないのだと思う。
誇りと信念が芯に育つことが幸せなのだ


一年前の12月28日年の瀬、自分が書いた文章を読み返した。
◇私の両手は自由で温かくあれ -境界性パーソナリティ障害・ボーダー・対人恐怖 -

1年経っても、変わらない。ダウンしたり傷ついたり、傷つけては傷ついたり。以前の苦痛はいまも苦痛。それでも去年の私が言うように、今年の私も同じように思っている。「苦痛が去ることが幸せではない」

私が本当に本当に苦しいことって、何だろう。
目の前の苦しみだろうか、忘れ得ぬ過去の苦しみだろうか、それとも精神障害か、それとも過去の延長でしかない暗がりの未来か。
今年の私は、そればかり考えた。


私は、痛いことには痛くないふり。ふりをすればたちまち痛みは霧散し、傷ついた足を引きずるのもほんの一瞬、歩くべき場所まで私は私を運ぶ。
何のために?を、私はすぐに放棄する。目的のために自分を棄てたつもり、到底棄てられない自分を引きずり廻して痛めつける。心は化物だ。私は、私の心が怖い。ずっとずっと怖い。どんな他者より、どんな不運より、どんな暴力よりも怖い。


心は、痛いことを痛いと言う。口を塞げば私の手に噛み付き、明瞭に痛いと言う。口を縫い合わせれば、暴れまわり手当たり次第に壊し傷つけ、ズタズタの傷跡で憎しみの絵を描く。薬で眠らせれば悪夢でこの脳の隅々を汚染する。こちらを見つめる両目を潰せば、何気なく覗き込んだ鏡の中から潰れた目でこっちをじっと見ている。殺しても殺しても死なないから、私は私の心が怖い。
痛みと傷で達磨のように腫れ上がった心が怖い。柔らかく傷つきやすいからこそ醜く腫れ上がり腐臭を放つ心を持って、常人の顔をしてどうやって往来で生きていけよう。

死んでくれ、お願いだから死んでくれ。
私は度々泣きながら怒りながら、ありったけの罵詈雑言、持てるだけの凶器で自らの心の殺害を謀る。
今年も何度もそうやった。

現実と裏腹の能天気さを必要とされた日。追いかけて来る真っ暗な過去に背を向けて遮二無二前だけ見て歩いた日。未熟な自分をズタズタに切り裂いて遺棄しようとした幾夜。孤独に共鳴できるからこそ繋がりたい人と、孤独であるが故に指先すら触れ合わない無数の日々。掴んでも掴んでも指の間から刷り抜ける自己像。
苦しいこと、痛いこと、寂しいこと、泣きたいこと、怖いこと、不安なこと、全部全部、心さえなければ私は無事に私のふりをしたまま、安穏にひとと繋がり生きていける。


どれだけ殺しても塞いでも沈めても切り刻んでも、心は死なない。死なないなぁと途方に暮れる。
「痛い。苦しい。悲しい。怖い。」
心は、いつも純粋で鋭利で何の色も持たず、生まれもったままに透徹で残酷で容赦がない。
ありのままの心の前では、私の解離性障害は、きっと浅はかな小手先の苦肉の策に過ぎない。私は何をもってしても、「私」が生きている苦痛、「私」が生きている不安から逃れられない。


けれどこの心は、これしかない。この手の中の、これたったひとつが私だ。


きっと生きることは昨日も今日も明日も苦しい。慣れたふりをしても、私の心は、ひとの心は、きっと誰の心も、痛いことに痛いままでいたいのだ。どれだけ傷ついても、傷つけられたまま醜く変形し、そのままの姿で決して死なない。
それが心といういきものの本望なのだ。
心の本望を遂げるためだけに生きてみようか。

自虐の甘い吐寫物と痛みを掻き混ぜた陶酔を餌に、心を飼い殺すのはやめよう。
声も出ないまで濁った苦しみを喉の奥に詰め込んで詰め込んで窒息して生きるのはやめよう。
決して死なない私の心、持主から踏み躙られ切り刻まれ憎まれても決して死ぬことができない心、この不遇の化物にいっそ愛をくれてやろう。
甘く痛い陶酔で長く嬲るくらいなら、一瞬で首を刎ねられるがいい。
次の瞬間には死ぬ気で、この瞬間を惜しむ暇なんてない。体中の細胞一つ残らず、心が言うまま心のままに幸福、悦び、不安、恐怖、痛み、悲しみ全てに殉じよう。
日々を暮らし、百遍失敗して、百遍殉じる。
そのままで笑ったり泣いたり、幸せに歌い踊り、奈落の底でも歌って踊って生き抜きたい。

買物依存で呼吸を塞がれた。
天井まで積みあがった服の山の中に、どれひとつとして私を見つけられなかった。
相変わらず性的な攻撃に無自覚で、自分を守りきれなかった。
強いつもりでいたのに、くだらないことで転んだ。転んだくらいで全部が折れた。
一番欲しいものから逃げ回った。
なのに手に入らなくて泣いた。
行きたい場所へ行くために、自分の分身を平気で捨てた。全然違う自分が過去の自分を引き受けて平気な顔をして生きた。

今年は、そんなふうに生きていた。

それから、再び講演ができた。次の講演も決めた。
同じような病を抱える人たちが全国で力になってくださった。
再会した人がいて、新しく知り合った人がいた。
当事者の直筆で書かれた言葉たちが無数の色で私の人生を染めた。
生きれば生きるほど私の生に色が増える。
明日もそうでありますように。来週も来月も来年も、そうでありますように。
心が思うままに苦しい時は苦しい色に、幸福で安らかな時には幸福で安らかな色で私が染まりますように。


それから今年、私の人生に無縁だった色が加わった。
私の生まれてこれまで全てを掻き集めて誓うに価する人。唯一無二の人と出会った。
私と似て弱く、私と似て強い。私と似たところが傷だらけ。
私と限りなく似て、私とまるで真逆。
私が喋らない言葉を喋り、私が描けない絵を描いて、私が知らない温もりを私に注ぐ。
この記事を書き終えれば、彼と一緒に私の実家へ行って来る。
あと数時間で今年が終わる。


今年一年、殆ど更新されないこのブログに来てくださったあなたへ、ありがとうございました。
更新されないにも関わらず、その時の心のままにコメントを書き込んでくださった方々、ありがとうございました。
メールをくださった方々、Ustream放送を見に来てくださった方々、Twitterを読んでくださった方々、ありがとうございました。
深く深く感謝を。
次のブログ更新は、来年頭になります。
どうか良いお年をお迎えください。


      2012年12月31日  美鳥拝


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お久しぶりです。
ust参加できず残念。。。
久々にお声と関西トークが聞きたかったです。

美鳥さんの唯一無二の出会いをうれしく思っています。
私は今はひとり暮らしており、元オットは双極性で入院しています。
今でもお互いを必要としています。
相変わらず歪ではありますが、お互い少しでも先に進めるよう新しい年に祈るばかりです。

2012/12/31 17:39 | 浅葱 [ 編集 ]


同じような経験をしました 

途中で恐ろしくなり読めませんでした

自分が強すぎて怖いです

屍になろうが乗り越え生きる


痛いのに

2014/03/19 10:19 | ありがとう [ 編集 ]


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美鳥(みとり)

Author:美鳥(みとり)
被虐待サバイバー。解離性同一性障害、うつ病、対人恐怖症ほか色々闘病中。境界性パーソナリティ障害寛解しました。毎日の光と影を綴ります。生育歴・来歴・病歴・活動はこちらをご覧下さい⇒<はじめに Profile>

講演活動・ユーストリーム放送しています。
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診断名の有無に関わらず、生き辛さを抱える方々と温かい繋がりを目指しています。ご感想ご意見など、お気軽にどうぞ。お待ちしています。

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