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2011/12/27 (Tue) ここにいていい

20111227.jpg

2ヶ月近く更新してなかった。
あまりにたくさんのことがあった。
連続して謀ったように同じパターン同じ構造を持った出来事に打ちのめされた。
1日1日を過ごすだけで精一杯、碌に意識がない日もあり、とある事件で幻覚を見るようになり、それを知った医者やカウンセラーから統合失調症を疑われたり、訪問看護士を入れる話が出たり、3日前にはテントを持って樹海へ出かけてそのまま失踪する予定を密かに立てた。

感情的でもなく悲劇的でもなく、思考や想像の飛躍も一切なく、冷静に客観的に死と死に至るまでの方法を、死ぬ理由に照らし合わせて計画立てた。決行日までのカウントダウンもおよそやった。普段、数字や時間の計算が苦手な私が、あらゆる条件を足したり引いたり掛けたり割ったりして算出した。たまに自分が目的に向かって進み果てるだけの鉄の魚雷のように感じることがある。不良品を間引くように事務的な手つきで不良品を選出し、私が決して受け入れることができない醜いものを私自身でくるみとり、私ごと丸めて捨てることができるならと思った。

最近の私は、心がとことん苦しくなると口を閉ざす。連絡も断つ。にも関わらず私が今回本気で決行するつもりでいることが何故分かったのか、気付いて迷わず手を差し伸べてくれた友人たちを不思議に思う。ありがとうと言うべきなのかもしれないけれど、空想の樹海で一度死んだ自分がまだこの体の中まで戻ってこれないのか、何だかぼーっとしている。
僅か3日後の今、こうしてブログを書いているのは3日前の死のうと決めた気持ちが軽かったわけでもなく、3日の間に劇的に私が変身したのでもなく、ただいつもの自分に戻ることができたそれだけ。

微々たる進度でも私は少しずつタフになってきている。打たれ慣れたのでもない、打たれ強くなったんでもない。私は多分この種のダメージには生まれて今日までずっと弱い。もっと鈍感になれたらいいね、スルーできるといいねとアドバイスされる。心配してくれる色んな人に言われる。
だけど、私は私が醜悪で残酷だと感じるものに対して鈍感になるつもりはない。私は、このままで生きていく。このままでしか生きていけない。決まっている。あらゆる理由で私はこのままでいい。このままでいいんだ。

タフになってきたのは、私の心の皮膚が分厚くなって鈍くなってきたからじゃない。
どんな形のどんな重量のどんな性質のどんな凶器が、どの角度からどんな手段で自分の生命の心臓に突き刺さるのか、きちんと目を開いて見ることができるようになったからだ。

凶器を握った手がどんな手かも見える。凶暴な手はすぐ分かるから、すぐ退けられる。怖いのは、一見優しい手。きれいな手、礼儀正しく常識的な手。見栄えのいい正義や愛情を美しい絹の手袋を纏うように装っている手は、凶器よりも恐ろしい。

善良に見える手ほど、残酷に凶器を駆使する。そうして私の苦痛と血で汚れたままの手で日常へ帰ってしまう。私は置き去りのまま。私の血も苦痛も絶叫も涙も、何もかもなかったことになってしまう。もしくは実際よりも何倍も軽んじられる。同意しなければ私は狭量で神経質な人間として烙印を押され、全ての出来事に曖昧な始末がつけられる。

純粋な悪意から生まれた純粋な害意は、私にとって殆ど無罪だ。
分かりやすいものの何が怖い?何が痛い? 苦い毒は、親切だ。甘い毒は、飲み干して息の根が止まるまで舌に優しく甘いのだ。

私自身のこの手も、知らず凶器を握り誰かへ刃を向けていないかいつも考える。にこにこしながら誰かを殴りつけてないか、心配顔で踏みつけてないか考える。こうして考える癖は多分一生消えないだろう。やめる気もない。私は自分が被害者なのか加害者なのか考えたいんじゃない。自分や他人をジャッジするために考えたいんじゃない。

私は多分、子供の頃の私自身を目の前にしてずっと生きている。
私は私自身に向かってこの日記を書いている。幼く、悪に無知な子が無防備に傷つき続け、守る術もなくさらされ続け、魂を蝕む甘い毒を泣きながら飲み続けていた子供。無言で喉を掻き毟って一人で泣いていた子供。あの子に、もうこれ以上同じ毒を飲ませるわけにはいかない。もう沢山だ。
他人が飲むのを見るのも嫌だ。ましてこの手で飲ませるのも嫌だ。


2ヶ月の間に味わった痛みは、場所も関わる人も全部違うのに謀ったように質も深さも同じ痛み。繰り返し繰り返し、同じ場所同じシーンで自分を守れず絶望する繰り返し。
たまに戦闘ゲームのような夢を見る。何度も何度も同じシーンをやり直しさせられる。殺されても殺されてもまた挑戦させられる。相手を倒すまで夢は私を自由にしてくれない。あの夢とそっくり同じ。

こんな場面ではいつも、私に与えられた道は2つしかない。負けを認めて絶望に絡め取られて死ぬ。もしくは、突然自分の明瞭な声を聞く。
一声で絶望が霞んで色を失くす。

絶望をまた一つ捨てた。
きっと私はどこへも行かなくていいのだと思う。
なのにここに踏みとどまる勇気がなくて、臆病にかられて闇雲に歩きだす。
ここまで来れた。この場所は私の心でちゃんと見てちゃんと聞いてちゃんと確かめて見つけた場所だ。
私はどこへも行かなくていい。


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Author:美鳥(みとり)
被虐待サバイバー。解離性同一性障害、うつ病、対人恐怖症ほか色々闘病中。境界性パーソナリティ障害寛解しました。毎日の光と影を綴ります。生育歴・来歴・病歴・活動はこちらをご覧下さい⇒<はじめに Profile>

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