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2010/04/04 (Sun) 魚雷にならなくてもいい

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講演会で必ずお話したいことの一つに、「診断名って誰のもの?」という私が長年経験しながら考えてきたことがあるのですが、2時間くらい前からブログの下書きを書き続けて、現在も全く纏まりません。

考えが纏まらないんじゃないんです。
考えはとっくにあって、経験の裏づけもあって、どうあっても当事者の方にお伝えしたいと思っている位なんですが、文章にできないんです。文体が硬い。どうやっても硬くなってしまって、この気取った小賢しい女め!と自分が憎憎しくなってきたので中断しました。


多分、何か気負ってるんですわー。

講演会やるんだ!みたいな。
1ヵ月後目指して、何か立派な人間にならなくちゃならないんだみたいな。
そういう気持ち悪い自意識みたいな、いやらしい感じが今日は強くなってるようなんです。


ちらしのイラスト、レイアウトまで作ってくれたのは、鬱病で仕事今ハードで、他にも色々大変で、特に最近また鬱の波にのまれてるらしい友達です。殆ど文章作成の私と、レイアウトやデザインイラスト担当者の2人で作ったので、友達がどんだけのハードスケジュールで、どんだけ精力心血注いで作ったのか知ってるわけです。
全身全霊かけて作ってくれたちらしを手にした時、こりゃ私は絶対に本番でコケらんねーぞというプレッシャーが、あらためてドーンと来ました。

ちらし作成担当のみならず、ほんまに数年前は虫けらみたいに生きてた私がエールを頂いて、実務面でも何人もの方に支援して頂いてます。精神的にも支えてもらってます。
あまつさえ、既に申し込んでくださる方々がいらっしゃり、ご自身のブログで講演会の案内をしていいですよと申し出て下さる方がいらっしゃり、わけわからん気分になってきました。

とにかく、私は「もう誰も信じない!」「もう恋なんてしない!」などという手垢付きすぎたセリフを心底から叫んできた女なので、今のこの事態は、正直私にとっては、かなりガクブルなハードル高い状況なのです。


AC気質の名残だなと思うのですが、私は人を頼るのが大変苦手です。
私は、対人関係でダメージを負ったり、人生のここぞというピンチに遭遇すると、頭の中で、「私は魚雷だ。魚雷なんだ」と声が始まります。自己暗示なのだと思います。
それから、ツルッとした銀色の弾丸みたいな魚雷が頭の中に浮かんで、それが青暗い海の中を白い気泡を掻き分けて進んでいくのが何日も続けて脳裏に映し出され続けるのです。


そんな話をスタッフにしたら、「魚雷は最後は砕けちゃうよねー砕けちゃだめよ」と数人から言われました。なるほど私は到達点のことは考えず、単独特攻で突き進むのみしか頭になかったので、魚雷は砕けるのかよ!案外つかえないモードかもしれないとはたと気づきました。
「人間でいいんだよ」と言われ、その言葉には私は泣きました。人間でいいのか私。でも人間でいるのは怖いよ。魚雷だったらピカピカしていて取り付く島もなくツルッとしていて、前に進むためだけのフォルムでまっすぐ進むじゃないか。人間は、皮膚は柔らかいし、血はすぐに出るし、骨は折れるし、息できないと死ぬし、怖いじゃないか。

そんなかつてない不安と同時に、私も人間でいていいのかという不思議な安心感で混乱した日もあります。


しかし、とにかく人間の私が講演やらなきゃ意味がないわけで、魚雷モードの私は事務仕事には向いてるのですが、コミュニケーションには向いていません。私の過度な頑張りが、周囲の人を疲れさせてしまうのです。

バランスをどう取るのか。
私はブログで硬い文で書いてみたり、急に下らない話書いたり、わたなべさんちのガレージについて書いたりして、うまくバランスを取ろうと人間としての自分の試運転をしているのかもしれません。


似たようなことが私のファッションセンスで、いまだに私は何を着てもコスプレしているような気分になります。
解離性障害のせいだと思うんですが、自分がどんな顔をしていたか、その顔はどんな雰囲気を周囲に与えているのかをすぐに忘れてしまうのです。全く自覚がもてない。

だから、私はもう自分が何を着たら似合うのかが全く分かりません。
その時の気分で、何となく着ているだけです。
一つだけこだわりがあって、それは「着ていてテンションが上がるか」です。この「テンションが上がるか」が危険らしいです。大阪では私は地味なほうだと思いますが、関東の友達には軒並み「どこで買ったのそれ!」「どこで売ってるのそれ!」「どうしてよりによってそれを買ったの!?」と驚嘆されます。(どうしてって好きだからに決まってるだろう)
この間、東京で着まくっていたワンピースを見ると、皆さんそんな反応でした。構わず着ました。そしたら、友達全員から「とにかく上に何か羽織っておけ。羽織ったら絶対脱ぐな。脱がなければまだ大丈夫だから。悪いようにはしないから、俺達私達の言葉を信じろ」と言われました。

そんな話題の服が、こちらです☆
20100404.jpg

ワンピースそのものをアップすると、こんなもん着てるの今のところ私しか見ないので、プライバシー保護のため、全員一致で似てる似てると太鼓判押されてる看板をかわりにアップしました。
我ながら思うけど、ほんまに似てる・・・!


ちなみに、大阪に帰ってきて、またも意地でこれを着こなして出かけたところ、大阪生まれ大阪育ちの友達は特に何も言わず、「これ派手やろ・・?」とカマかけてみても「え?なにが?普通に可愛いやん」だけでした。
大阪では無問題。むしろ地味なようです。それか、普通。


いつもこんな看板みたいなワンピースを着ているわけじゃありません。
あまりに関東の友達が私の格好がもたらすであろう良くない風評を心配するので、アドバイスに従って常に上にパーカーとか何かをかぶっています。


なんでこんな記事を書いたかというと、立派なこと書かなくちゃとか、ちゃんとした文章で書かなくちゃとか考えて、無駄に下書きでダラダラ小難しい言葉並べて記事書いてる自分が嫌になったからです。

こういうの曝露療法って言うんでしたっけ。
工事現場の看板みたいなワンピース着ることもある女だぜと宣言したら、何でも肩の力抜いて書けますわー。
何か偉そうなことちょっと書いちゃっても、「え?あの看板女の言うことだろ?」て甘く見てもらえそうで、後ろ向きな気持ちのときは魚雷モードのかわりに看板モードで乗り切れるかもしれませんからね。


バカボンドの有名なセリフで

「やらかくなるのは自信
固くなるのは気負い 」

とありますが、気負わず、やわらかく、楽しんで、しめるところはしめて書きたいことを書きたいように書いていきます。


最後に付け足しておきますが、交通安全看板ワンピは「美鳥のキャラじゃないと到底着れない。そしてどうして意外にも似合っちゃうの?」という嬉しいんだか哀しいんだか分からない感嘆の声も貰っています。


力まず好きなものを着ればいいのさ。
魚雷にもならなくてもいいのさ。人間だもの。



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とにかく格好付けないこと 

「魚雷みとり」で講演された日には、聴講者は皆怖くて逃げ出しちゃいたくなるよね(笑)
「人間みとり」を伝えるためには、出来るだけ生活臭のある話をされるといいんじゃないかと思います。
自分の一日を把握してますか?
どんな風に食べ、眠り、洗濯をし、生活全般を管理しているのか。
凄く地味なことだけど、そこら辺を洗いだしてみると自分の現実の問題点が見えて来るんじゃないかと思います。
抽象論なら医師やカウンセラーがうんざりするほど書いていらっしゃるものね。
その生活が完璧じゃなくていいんです。
だらしなくてもいい。
むしろその弱さの中でどうやって生きてくか、ということをベースに見ると気負わない等身大の自分が見えてくるんじゃないかな~。
難しい言葉、専門用語は厳禁ね!
応援してますよ~。
私で出来ることがあればいつでも言ってください^^

2010/04/04 04:40 | moko [ 編集 ]


お疲れ様です 

こんにちは、お久しぶりです。
講演会の準備に忙しく魚雷モードになってると聞きましたが大丈夫ですか?私は自分の心配は全く出来ないのに、誰かが大変そうな様子だと共依存体質でオロオロしてしまいます(・・;)
お節介だとアチコチから言われそうですが。助けて貰う・助けるのバランス取りたいですね。美鳥さんんも無理し過ぎないよう心と体を大事にして下さいね。

魚雷と泡と聞いて人魚姫を思い出しました。人魚姫はたしか泡になってしまいそうになるけど最終的には脚が生えて人間になって幸せになったような話だった気がします。

後、私の方も労働問題で今日連絡があり会社が斡旋の場に出席する事を拒否したとの事で地裁の労働審判へ行く事になってしまいました。(・・;)
少し前からどんな過酷な状況にも耐えうるようにと戦闘モードに入っていて、緊張感を持って生活しています。体調が悪いからといって寝転んでなんていられない状況です。小さな事でも常識と呼ばれる経験を積んで少しでも社会人らしく見せないとまた舐められてしまうと思っていて中身は追いついていませんが社会人武装してます。穏やかな社労士の方は結果を楽しむ位で気楽にと言ってくれていて安心を貰っています。誰か付いていてくれるって心強いですね。

今の美鳥さんの緊張感が解るような気がします。私もバランスをとる為にブログでも真面目になったり砕けたりテーマも絞れていなくて何か不安になっていました。カテを変えたり微調整してします。

美鳥さんは魚雷というイメージを持っているんですね。私はけむり玉のようでともするとけむりになって消えてしまいそうな感じがしています。
地に足がついた人間になりたいですね。

お互い頑張りましょう(^^)

2010/04/05 21:23 | なちりあ [ 編集 ]


>>mokoさんへ 

「魚雷みとり」て、まるで苗字のようだなと今ふと思いました(笑)

私がよく陥りがちなモードです。実際、頭に魚雷の映像が浮かぶのだからへんだよね。これも解離性障害の夢見心地な特性の一つなのか?

> 「人間みとり」を伝えるためには、出来るだけ生活臭のある話をされるといいんじゃないかと思います。

お任せあれ。どーん。資料にちょっと提示しようと思っているものは、私の生活の全記録をおさめた、黒々と書かれた手帳です。生活臭漂いすぎて、その日に何食ったかまで分かっちゃうから行き過ぎてる感もある。

生活を点検して、生活から始まり生活に終わる。
これって回復していく上で大切だね。mokoさんから教えられて去年から特に、また生活を中心とする意識を強く持って治療にも臨んでいます。

> 抽象論なら医師やカウンセラーがうんざりするほど書いていらっしゃるものね。

そうそう!
抽象論とか、第三者の話とか、セロトニンがどうとか、うつは脳の病気なのか心なのかとか、もうほんまにそんなんどうでもいいんですわ。どうでもいい。本当にどうでもいい。
むしろ埋もれてしまっている「未患者」の意識を啓発したり、診断名に縛られている当事者の意識を解放したりに重点を置いて考えてます。


> その生活が完璧じゃなくていいんです。
> だらしなくてもいい。
> むしろその弱さの中でどうやって生きてくか、ということをベースに見ると気負わない等身大の自分が見えてくるんじゃないかな~。
> 難しい言葉、専門用語は厳禁ね!
> 応援してますよ~。
> 私で出来ることがあればいつでも言ってください^^

ありがとう!
今日は、またもゴゥゴゥと泣く出来事があったけど、それでも「失恋したって腹は減る!」と、ちゃんとご飯も食べました。
泥臭い、赤裸々なくらいありのまま、オープン、それが意識しようがすまいが私の色かなと思うから、もうこれで行きます!

迷いを吹っ切ってくれて、ありがとう。
mokoさんもお仕事大変そうだけど、病気ならではの長所(?)を生かしつつ頑張って。私も当日まで頑張る!
でもまたポッキリ折れちゃいそうになったら、その時はまた相談乗ってねん。

2010/04/09 00:22 | 美鳥 [ 編集 ]


>>なちりあさんへ 

なちりあさん こんばんは。
こちらこそご無沙汰してました。

> 講演会の準備に忙しく魚雷モードになってると聞きましたが大丈夫ですか?

ご心配、ありがとうございます。
魚雷は砕けて散ってしまうと各方面の友人に言われ、私の十八番だったのですが、今回の講演会に向けては「魚雷モード封印」して臨むことにしました。
玉砕しちゃっては後がないのでw

>私は自分の心配は全く出来ないのに、誰かが大変そうな様子だと共依存体質でオロオロしてしまいます(・・;)
> お節介だとアチコチから言われそうですが。助けて貰う・助けるのバランス取りたいですね。美鳥さんんも無理し過ぎないよう心と体を大事にして下さいね。

自分の心配より他人が気になってしまう共依存。私も、もう死ぬほど経験してきました。あと、自分のために何かするときは力が出ないんだけど、誰かのためには途轍もないパワーが湧いてました。
そんな状態から、誰かを頼らねばできない講演会をやろうというのは、私個人にとって大きな試みです。
バランス、本当に難しいですが、頼り方を覚えて、頼られた時に自分が潰れない応え方を学んで成長していくのかもしれません。私も学んでいる途中です。


> 魚雷と泡と聞いて人魚姫を思い出しました。人魚姫はたしか泡になってしまいそうになるけど最終的には脚が生えて人間になって幸せになったような話だった気がします。

なちりあさんの物語の記憶ですね。
私にとっての「どろんこハリー」と同じ印象を受けました。
というのも、私が知っている人魚姫と、なちりあさんが仰る人魚姫のお話が違うようなのです。私は「どろんこハリー」のストーリーを、全く違う悲惨な悲しい物語として記憶してました。カウンセリングを受けて、私の中でなぜ従来と違うストーリー、結末として自分の中に根付いていたのか理解しました。
それか、人魚姫のエンディングって色々あるんでしょうか。シンデレラはハッピーエンドだけど、実は違うドロドロなんだみたいな本、以前はやりましたよね。


> 後、私の方も労働問題で今日連絡があり会社が斡旋の場に出席する事を拒否したとの事で地裁の労働審判へ行く事になってしまいました。(・・;)

進捗、ブログから拝見しています。
斡旋には、まず殆どの企業が強気で出てこないですね。というのも舐めているのです労働者を。やはり生活を盾に取られているので、本裁判に持ち込むだけの気力と経済力を持っていなくては訴える人が少ないんですね。日本は、労働者が権利を知らないばかりに弱気で、法が成立しても利用するかどうかで躊躇する背景があると思います。

私は、いきなり本裁判をしたので斡旋は経験がないのですが、散々足を運んで相談したのを覚えています。その時やはり感じたのは、斡旋とは「両者の間を取って丸くおさめる」ためのものなので、相談員の言葉遣い一つ一つにかなり残念な印象を受けたものでした。
ですから、なちりあさんの衝撃は、経験者として推し量ることができました。
ただひたすらに、負けるな負けるなと応援しています。
あの葛藤や孤独や苦悩や、脂汗が出るような圧迫感は、いまだちょっとなかなか人に伝えることもできません。

> 小さな事でも常識と呼ばれる経験を積んで少しでも社会人らしく見せないとまた舐められてしまうと思っていて中身は追いついていませんが社会人武装してます。

あーもう本当によく分かります!
私が一番魚雷モードだったのは、裁判中でした。約2年間魚雷モードやってたら、突発性難聴が毎日でした。しかし、休むわけにはいかず、とにかく舐められるわけにはいかず。社会人武装も随分とやりました。書類ひとつ書くにも、陳情書書くにも、証人を頼むにも、何するにも「目」を感じていました。あの戦場に、今いらっしゃるのだと思うと胸が痛みます。しかし、私はやって良かったです。血反吐吐くかと思う経験でしたが、やって良かったです。それまで全然自信がなかった根本的な自分のあり方にも自信がもてるきっかけになりました。
斡旋にかけられただけでも、ものすごい勇気が要ることを知っています。
お体、大事にされてください。


> 美鳥さんは魚雷というイメージを持っているんですね。私はけむり玉のようでともするとけむりになって消えてしまいそうな感じがしています。
> 地に足がついた人間になりたいですね。
>
> お互い頑張りましょう(^^)

頑張りましょう!
私に出来ることがありそうだと思われたら、迷わずご連絡下さい。
斡旋にかけられたこと、怒りを社会で表明されたこと、既に地に足がついてらっしゃると思います。
引き際も考えられると思います。
とにかく、くれぐれもお体お大事に。

2010/04/10 23:33 | 美鳥 [ 編集 ]


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美鳥(みとり)

Author:美鳥(みとり)
被虐待サバイバー。解離性同一性障害、うつ病、対人恐怖症ほか色々闘病中。境界性パーソナリティ障害寛解しました。毎日の光と影を綴ります。生育歴・来歴・病歴・活動はこちらをご覧下さい⇒<はじめに Profile>

講演活動・ユーストリーム放送しています。
講演のご依頼ご相談は、当ブログメールフォームからお願い致します。

診断名の有無に関わらず、生き辛さを抱える方々と温かい繋がりを目指しています。ご感想ご意見など、お気軽にどうぞ。お待ちしています。

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