--/--/-- (--) スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告 |


2008/05/05 (Mon) 仙豆ハイチュウ

昼間に36度台に熱が下がったので、
すっぴんに帽子を目深にかぶり、今のうち、と買い物に出かけた。
外に出たら、寒かった。
嫌な予感がするから、買ってすぐに帰ることにする。
数日ほとんどベッドの上で過ごしていたから、外の空気が新鮮だった。

スーパーに入ると、久しぶりの買い物だからなのか、
鬱憤がたまっていたのか、家の食料が尽きていたからなのか、
心赴くままにカゴに商品を入れていく。

喉が渇く。
とにかく喉が渇くし、冷たいものを食道に通したい感じ。
ツルツルと、ひんやりと、ジューシーに。

ちまきが売っていたから、何だ何だと思ったら、今日は子供の日だった。
大好物な米粉のちまき。
いつもなら迷わず買うのに、今日は一旦カゴに入れたものの、
胃が受け付けない気がして、棚に戻した。
ちまきは、ツルツルでも、ひんやりでも、ジューシーでもない。

そういえば、バターが切れそうだった。
売り場に行ったら、「バター」は、なくなっていた。
ニュースでバターがないとは聞いていたけれど、侮っていた。
全国どこになくても、うまい、やすい、何でもある大阪で、
バターが切れることはないと信じていた。
成城石井でいつもポンドバターを買うのが楽しみだったけれど、
成城石井からは、そういえば消えていたっけ。
バター大好きな私は、パン1に対しバター1つけて食べる。
どちらかというと、バターを食べるためにパンを食べている。
だから、バターが市場から消えてしまうと、私のささやかな食の愉しみが
奪われたも同然なのだった。
泣く泣く、「バター風味マーガリン」にした。

バターという楽しみを奪われた私は、魂を奪われた屍同然だ。
微熱で落ちていた思考力に、大打撃を受け、判断力停止。
「ツルツル」「ひんやり」「ジューシー」だけが、頭に残った。
スーパーを彷徨い、本能が赴くままにカゴに商品を放り込んだ。

結果、レジのお姉さんに、若干ぎょっとされた。
ゼリー、ゼリー、レジを幾ら通しても続く、ゼリータワー。
私も、ぎょっとした。
どんだけゼリー食べたいねん、自分!
120080505.jpg

↑こんだけ。写真に撮ると、こんなものか。


他には、ポカリや、なぜか巻き寿司、なぜかちくわ、必需品食パン、
牛乳、文鳥も食べられるオレンジ、文鳥用野菜を買った。
アイスクリームも買えた。
熱があると、冷たいものが格別美味しい。


昨夜は、熱が一番高くて38度を越えたから、さすがに朦朧としていた。
昨夜までは、寝てばっかりで殆ど食べられないのもあったけれど、
とにかく甘いものが食べたくてたまらなかった。
今こそ!
これを食べるべきとき!

220080505.jpg

かの有名な夕張限定<夕張メロンハイチュウ>

まだ記事に出来ていないのだが、3月30日に、
ブログで長らくお付き合いさせて頂いてるブログ友達
「玄米茶(ほっと」のりさん
大阪で会ったときに、「夕張限定」「メロン」の文字が目に映った瞬間、
大人気なく「くれ!」と無理やり奪った頂いた夕張限定ハイチュウ!

感動しすぎて、いまだに記事に出来ていないのだけれど、
3月30日の思い出と共に、このハイチュウは
仙豆(出典:ドラゴンボール)の如き位置づけになっていたのだった。

夜中に、ついに食べてみた。
しんどさMAX。だるさMAX。甘いもの食べたさMAX。
のりさんから奪った頂いたハイチュウの食べ時が来たのだ。

美味い!
ハイチュウ、美味い!
しかも、私の好物メロン味というのが、たまらん。
一気に半分くらい、夜に夢中でハイチュウばっかり食べ続けた。
疲れた体の隅々まで、糖分が広がっていくのが分かって、
満足感と共に就寝。


私信ですが、のりさんへ
今朝、熱が下がっていたのは、
のりさん、あなたがくれたハイチュウ(仙豆)のお陰です!
記事でお礼を言うのは、初めて。
感動体験に遅筆な私で、ごめんなさい。
のりさんは、背が高くてスレンダーな瞳美しい駿馬のような少年でした。
美人スレンダーキューティーお母様にも、どうぞ宜しくお伝え下さい。
のりさんとも、お母様とも、また喋りまくりたいものです。
楽しすぎて、あっという間の時間だったなー。
また遊ぼうね!



熱は、37.0度をうろうろしていて、なかなか下がりきらない。
そうこうしている間に気になるのは、インコだ。
先日出会ったインコ。
しかし、私自身がこんな状態では様子を見にも行けないし、
迎えに行っても、万が一私の風邪がうつってもいけないし。

こんなことを考えられるようになったのも、回復の兆しかもしれない。
あと数日、養生しよう。
皆さんも、季節の変わり目、どうぞ風邪にご注意を。

寝込んでいる間、本を3冊読んだので、レビューをアップしようと思う。
中でも、24歳で自殺した漫画家 山田花子の手記を紹介したい。



心の病気、
虐待・暴力の残酷さへの理解を広げたく、ランキングに参加しています。
応援よろしくお願いします。
         
a_04.gif にほんブログ村 メンタルヘルスブログへ


スポンサーサイト

ペイフォワード | comment(12) |


2008/04/14 (Mon) 涙は枯れないものだな

励ましの電話を貰った。
ペイフォワードのプレゼントを受け取った。
応援のコメントを、幾つも頂いた。
自身の過去と対峙した。
友達の苦しみを、聞いた。
友達に、彼女へ貰った手紙を読んで聞かせた。
励ましあった。
近親者の自殺体験を聞いた。
自身の希志念慮を思い出した。
別れ際のドアの残響音が耳に残った。
ブログの友人から頂いた、手作りのうさぎが笑っている。


その度に、泣いた。
涙が後から後から溢れてくる私の全てを見ていた友人が一言。
「涙は、枯れないものなんだなぁ」
と、呟いた。
それから、もう一度、言った。

涙は、枯れないものなんだな。
そのことを、今日知ったよ。


悲しい涙、嬉しい涙、苦しい涙、互いを奮い立たせる決意の涙。
数限りなくある感情。
感情が溢れる。
溢れ出したもの全て、私を温めてくれる。
決して枯れないものが、この皮膚一枚下で生きている。



心の病気、
虐待・暴力の残酷さへの理解を広げたく、ランキングに参加しています。
応援よろしくお願いします。
         
a_04.gif にほんブログ村 メンタルヘルスブログへ


ペイフォワード | comment(6) |


2008/03/12 (Wed) へこんだ林檎

境界例の発作に襲われると自分が止められなくなる。
抑えられなくなる。
抑えられないから、「障害」になっている。
子供の頃から、「キチガイ」と言われて育った。
その頃をまるで再現するかのような体験を、何度も繰り返す。
私がキチガイかどうかじゃなく、私を一人でもいいから、
「狂ってなんかないよ。そのままでいいんだよ。悲しいだけなんだよ」
と分かってくれる人がいたら。
あのとき、子供のとき、誰か一人でも味方がいてくれたら。
恐れて、責められ、からかわれ、怖がられ、
そうしたら、私はますます悲しくて不安で怒りでいっぱいになって、
あっという間に本当のバケモノみたいになっていく。


怖がらないで。
そんな目で見ないで。
本当は違う。
本当の人格は違う。
これは本当の私じゃない。
バケモノみたいな私の言葉や態度の下で、
出られずにもがいている人間の私を見て。

そんなふうに本当は泣き叫びたいのに、でも口を開けば獣の咆哮、
卑屈になったかと思うと、恐怖で威嚇して、牙と爪ですべて破壊しようとする。
その繰り返し。

人格に障害を持っていたら、健常な人格を持っている人には、
どこまでが障害で、どこまでが本来の性格なのか分からず、
不気味に見えるらしい。
でも、健常者だって、人格障害者だって、誰だって嫌われたくない。
バケモノって、思われたくない。
わけの分からないこと言ってるから、相手するな、は
子供の頃から両親たちに、よく言われた。
いじめられて泣いて抗議していても、また始まった、と相手にされなかった。
まともに会話してもらえないことは、悲しい。


ある夜に電話してくれた、まだ会ったことのない方は、
色んなことを乗り越えてきた方だった。
私と同じ症状、境界性人格障害を患い乗り越えた人だった。
私に、言った。

「バケモノかどうかは、あなたが決めるんじゃない。
まわりが決めるの」


頭を打ち抜かれたようなショックを受けた。
そうか、そうなんだ、私がどんなに我を失っても、
そんな私を怖がる人と、怖がらない人がいる。
疎ましく思う人、理解できない、関わりたくない、と思う人がいっぱいいても、
一人でも二人でも、あなたは人間だよ、病気が今はそうさせてるだけだよ、
と、見てくれる人がいる。
私が決めるんじゃない。
他の誰かが決めるのだ。
頭の中が、急に鮮明になった。
色んなものが、ちゃんと見えてきた。
何が本当に優しくて、何がきれいごとで、
何が私の問題で、どこからどう今に至ったのか。
単純なことから、複雑なものまで、見えてきた。

かかったままの呪いが、急に解けた。
自分では、解きたくても解けない苦しみも。


会ったことのない友人と、
リアルの友人のお陰で、うちの冷蔵庫が、いっぱいになった。
大家族用なのに、いっぱいになった。
冷蔵庫に食べ物を並べるのは、すごく嬉しい。
色んなデザインのパッケージ、色んな形、色んな味を、
きちんと綺麗に並べる。
飲みたかった、そうけんび茶がいっぱいになった。
送ってくれた方と持ってきてくれた友達のと。
日本一美味しいそうけんび茶だった。
そうけんび茶が、ずらりと並んだ。
食べたかったサラダもヨーグルトも、
昨日まで何もなかったことが不思議なくらい、
ずらりと並んだ。

ある人から貰った材料を見て、カレーを作ろうということだな、
と思っていたら、ご飯がなかった。
そうしたら、友達から偶然、白ごはんを貰った。
足して、カレーが食べられる。

全部、助けてくれた人のお陰。

いただきます。
口に出して言うと、食べ物のエネルギーや命を貰っている気がした。
美味しいのか美味しくないのかもよく分からない位、
胸が感動で一杯で、文鳥と一緒に食べながら、「美味しいね」と言い合った。
文鳥は、無言でむしゃむしゃと、久しぶりの青菜を夢中で食べていた。


私、何度助けられてきただろう。
食べられないとき、何度助けられてきたか。
私、何度も受け取っている。
どうしようもない状態のとき、いつも助けてくれるのは人だ。
夕飯に、友達が作ってくれた炊き込みご飯を食べた。
どちらの人からも、手紙がついていた。
泣きながら読んだ。
全然知らない人同士、同じことが書いてあった。
その日の朝一番に電話をくれた人も、同じことを言っていた。
夜に電話してくれて、4時間も話して励ましてくれた人も同じことを。

「そのままでいいんだよ。今からが成長のときだよ」

病気の症状の向こう側にいる、本当の私を見てくれていた。
私の心がバケモノみたいになっても、
バケモノじゃないと言ってくれた人達がいた。
それでも好きだよ、応援してるよ、そのままでいいんだよ、
言ってくれる人達がいた。


バケモノだった私が、バケモノじゃなくなった。
人の温かさに触れて、私は急に呪いが解けたみたいに人間に戻った。

食べ物が、こんなに有難いと何年ぶりに思っただろう。
朝一で届いたダンボール二つ。
送ってくれた方が、急いで箱に突っ込んだらしい林檎が、ボコボコになっていた。
私のことを心配して、慌てて入れてくれたのが分かった。
本当の優しさって、格好良くないんだな。
粗雑なほど、心に沁みるな、と思った。
林檎のそのへこみが愛しくて愛しくて、林檎を抱いて泣いた。


バケモノだと思った私に、あなたはちゃんと人間だよ、と語りかけてくれる林檎。
見知らぬ人の、私への親身な心が確かに詰った林檎。
そのへこんだ林檎が愛しくて、食べられない。
その歪なへこみが愛しくて、へこみを指でなぞる度に、
涙が後から後から溢れてきて、
ああ、生きててよかった、
と林檎を抱き締めて世界中に感謝する。


世界で唯一のこんなへこんだ林檎を、
私もいつか誰かに届けられる人に必ずなろう。

歪な林檎を抱き締めた胸に誓う。




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ある方から教えて頂いた詩。
大声で泣きながら読んだ。
心の病気は、人に頼ること、うまく人の力を借りれないことが多い。
私と同じことで苦しんでいたり、不器用だったりする大切な友人たちへも、
贈りたい詩。
素晴らしいものは、大切な誰かへと受け継がれていきますように。
前へ。前へ。ペイフォワード。


「生きてゆくということ」

生きていることは 誰かに借を作ること
生きてゆくということは その借を返してゆくこと
誰かにそうしてもらったように
誰かにそうしてあげよう
生きてゆくということは 誰かと手をつなぐこと
つないだ手のぬくもりを忘れないでいること
めぐりあい 愛しあい
やがて別れの日 その時に悔やまないように
今日そして明日を生きよう
人は一人では生きてゆけない
人は一人では歩いてゆけない

                永六輔




心の病気、
虐待・暴力の残酷さへの理解を広げたく、ランキングに参加しています。
応援よろしくお願いします。
         
 a_04.gif にほんブログ村 メンタルヘルスブログへ


ペイフォワード | comment(30) |


2008/03/09 (Sun) ずらっとそうけんびちゃ

プライベートで忙しく、更新できませんでした。
3件の嬉しい電話と、友達が来たり、
そうけんび茶を大量に並べたり、
冷蔵庫に食べ物を並べたりしてました。
今年一番の感動の一日でしたが、少しだけ後日書いてみます。
お陰さまで、めっさ元気です。
ご心配おかけしては、とまずは、今日の報告です。
数日間書いた境界例の発作については、半分境界例ではありませんでした。
私は信じやすい性質です。
多少とち狂っているときは見えていても記憶に残らないものがあります。
だからといって、その間に見たことは覚えていますから、
後で充分処理し、正しく判断できます。
弱っているときでも、人は両目をよく開いて見ているものです。
前回、ここに載せた謝罪文は、撤回しました。
私は、気分では撤回しません。
撤回する確固たる理由、事実があったと、ご理解ください。


さて。
明日は、美容院に行ってから、友達同伴で初対面Nさんと会います。
美容院が、楽しみです。
なぜなら、担当の店長とは長い付き合いで、
彼は、元ホスト、そして美容師のなのに色盲です。
面白い来歴です。
色盲のため、カラーリングもできないし、メイクもできません。
練習するものの、濃さが分からないのだとか。
店内の装飾も、色が分からないからたまに変な色の組み合わせの物を置いて、
従業員から文句言われています。
色盲の感覚など、何の抵抗もなく話してくれるので、興味深いです。
色が見えるとは、一体何だろう、と考えさせてくれます。
世界観が少し変わります。
まあ、ほとんど下ネタとか、遊びネタとかそんな話です。
ボーリングにはまりすぎて、はさみダコはないのに、ボーリングダコがあります。
そして、仕事あがりに毎日ボーリングに行くべく、今まで着なかったくせに、
オシャレポロシャツを着るようになりました。
そんな元ホスト敏腕美容師。
3時間ばかり、喋りっぱなし、笑いっぱなしで多少疲れます。
楽しみに、行ってきます。

Nさんとは、多少緊張しています。
人格障害者にとって、周囲にとっての希望についてお話してきます。
頓服があれば、大丈夫さ、私。
友達もついて来てくれます。
ただし、多動の子供と一緒です。
かなりの多動児らしく、子供が好きなので私は遊べるのが楽しみです。
同時に、母親の苦労を目の当たりにしそうだー。
方向音痴だから、待ち合わせ場所まで友達に頼ってみたら、
友達もそういえば、極度の方向音痴でした。
Nさん、待ち合わせ場所に私たちが辿り着けたら、褒めてやってください。

今から寝ます。
明日は、朝一番で美容院に乗り込みです。
寝坊したら、どうしよう。




心の病気、
虐待・暴力の残酷さへの理解を広げたく、ランキングに参加しています。
応援よろしくお願いします。
         
 a_04.gif にほんブログ村 メンタルヘルスブログへ


ペイフォワード | comment(8) |


| TOP |

プロフィール

美鳥(みとり)

Author:美鳥(みとり)
被虐待サバイバー。解離性同一性障害、うつ病、対人恐怖症ほか色々闘病中。境界性パーソナリティ障害寛解しました。毎日の光と影を綴ります。生育歴・来歴・病歴・活動はこちらをご覧下さい⇒<はじめに Profile>

講演活動・ユーストリーム放送しています。
講演のご依頼ご相談は、当ブログメールフォームからお願い致します。

診断名の有無に関わらず、生き辛さを抱える方々と温かい繋がりを目指しています。ご感想ご意見など、お気軽にどうぞ。お待ちしています。

最近の記事

最近のコメント

カテゴリー

月別アーカイブ

QRコード

QR

ブログ内検索

リンク

このブログをリンクに追加する

RSSフィード

メールフォーム 

お気軽にメールください。返信までお時間頂く場合があります。

名前:
メール:
件名:
本文:


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。